マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年9月24日 アカムツ釣り  悲劇的な釣り

2011年09月24日 | アカムツ釣り
遠州灘は福田大寿丸まであかべーさん、マルッチPPさんとアカムツ釣りに行ってきました。

<本日>

船中 0~3 
ゼロはひとりだけ。

        2(あかべーさん) 1(私)    2(マルッチPPさん)
  ミヨシ
        3(常連客1)   3(常連客2) 0(常連客3)





<天気よし!>



<凪よし!>




<アタリよし!>




<ミヨシの人も>



<トモの人も>




<土産ばっちり>




ちなみに冒頭の数字はロストした天秤の数です。

<本日の釣果>

ドンコ 20cm 1本
生シラス 12000尾
天秤 2本 (マルッチさん、常連客2さんの)

<船中>
ドンコ 0~3 全部で5本
生シラス 船中72000尾

以上

マルッチPPさん、あかべーさん、お疲れ様でした。マルッチさん運転ありがとうございました。

<追記>
何が怖いって、いつ道糸が切られるかわかなないという恐怖です。
船長曰く、中層に回遊しているタチモドキという魚が道糸を切るらしいです。
まず、常連のお客さんが一流し目に切られ、ついで、あかべーさん、マルッチさんと切られ、次は自分の番かと思っているとやはりプツン。
常連客のお一人は3回切られて天秤3個とリール2つ分の道糸をロスト、船長にリールを借りてやっていました。
船長は誘わないと食わないよと盛んに煽ってくれますが、誘いなんか入れるとタチモドキを呼びそうで、とても怖くて誘えません。
「道糸切られそうで怖くてさそえないよ」というと、
「切られないように注意して誘って」って言われる始末。
そんな誘いあるのか?
実際、置竿でも切れれました。

しまいには、全員の道糸がなくなって早あがりかという最悪の悲劇を想像しましたが、日が昇るとタチモドキはいなくなりました。
ここで釣りをするなら最低でも5組の天秤とオモリ、予備の道糸1000mを用意した方がいいです。




カツオの洋風たたき

2011年09月14日 | 料理
青物は年や群れによって脂の乗りがちがいます。
2~3年前に相模湾に回ったカツオはもう大トロ状態で刺身でもマグロにまけないほどでした。
今年のカツオの脂ののりはどうだったでしょうか?

<カツオの刺身>


脂の乗りは正直トロというほどではありませんでした。
さっぱりしていておいしいですが、たくさんは食べられないですね。

<土佐造り>



カツオっていえば、これでしょう。
薬味は冥加、大羽、生姜、嫁が接客業なので生のニンニクは使えません。ゆずぽんずでいただきました。
やはり定番だけあっておいしいですね。この方がたくさん食べられます。

<からあげ>


生食ではたくさんは食べられないので、一品はあげものにしました。そばつゆにおろし生姜をいれて、3時間ほどつけこみ小麦粉をまぶしてあげたものです。
手軽ですが、それなりに食べられます。


2日目はちょっと志向を凝らし、洋風のたたきを作ってみました

<カツオの洋風たたき、バーニャカウダソース>


バーニャカウダは生クリームにアンチョビペースト、おろしニンニク、バターを適量入れて火にかけ、一煮たちさせたものです。簡単です。
カツオの柵に塩とあらびきコショウをたっぷりふり、フライパンで焼き色をつけます。このとき、中まで火を通さず、中は生だけど、ほんのりあたたかい程度に焼きます。これがけっこうむつかしいんですが。

あとはソースを引いた皿に盛り付ければできあがり。
うーん、うまい。ワインのお供にいいですね。ワラサなんかでもうまいかも。今回の中では一番うまかったです。

2011年9月10日 カツオ釣り 相模湾の青い奴

2011年09月11日 | マグロ・カツオ釣り
かなり久々の更新になってしまいました。
7月末にそもそも計画していない節電休業で1週間も会社が麻痺した反動に加え、8月は円高対策で仕事が忙しくなり、さらに自治会のバーベキュー大会の幹事とかいろいろあって釣りに行けませんでした。ブログ巡回もさぼってしまい申し訳ありませんでした。

それも一段落付し、9月の声を聴くと、東京湾にワラサ、相模湾にカツオと秋のお魚の情報が続々と入ってきて今年は活況の模様。これは行くしかありません。
先週はホームグランドの久里浜沖にワラサが入り、頭20本とかの爆釣。これもたいへん魅力的だったのですが、週の半ばに大釣りがあった週末のワラサがいかに厳しい釣りになるかは、容易に想像がつくというものです。横須賀、横浜の船に加えて湾奥、松輪の調子が悪ければ湾口の船、更に平日は出てこない大小の仕立船が加わりものすごいことになるのは必須です。

なので、ここは冷静に相模湾のカツオと決め、葉山あぶずる港の穴場の宿、清兵衛丸にしました。ここの宿も比較的すいているんです。

<清兵衛丸>


そうは言ってもカツオマニアも多いので、混むかなと思い早めにいったのですが、一番乗り、右舷艫に入れました。最終的に集まった釣り人は7名。右舷には5名、左舷2名です。他船も思ったほどではなく、ワラサに行った人が多かったんでしょうか。

人気の宿はこの通り。

<結構混んでいる船も>


6時に出船し、南沖へと向かいます。去年は西の方にしか群れが出ず、三浦の船は相模湾横断で苦労したんですが、今年は東よりに出ているようで、ラッキーです。約40分走り城ヶ島西沖、パヤオよりやや北よりの場所で、船団ができていました。すでにタモが出ている船もあります。

<カツオ船団>


これは期待できそう、と思いながらビシを入れます。
一流し、2~3分。3流し目に反対絃の人と情報交換をしていると、竿がびりびりと振るえ、次の瞬間、海面に突き刺さりました。

これ、これ、これだよ。このアタリだよ。

竿をとって有無をいわせず電動で巻きます。
カツオは時に食い上げ、時に左右にと暴れまわりますが、とにかく魚の頭をこちらに向けて泳がせないようにしないとバラシの原因になります。それでも締め切ったドラグをものともせず、ギューンと糸を出して行く暴力的な引きは快感です。

釣り人が少ないので祭りもせず、あがったのは3キロ級。2年ぶりのご対面です。

<初鰹>


その後も、群れの機嫌は悪くないようで、一流しで1~2名にアタリが出るという感じです。
でも、なれていない人はカツオに走られてしまい、祭りの末、バラシとかもかなりあります。

結局この群れで3本確保しましたが、9時過ぎには群れを見失い、船団をといて各個に探索。そのあとパヤオの西から最期は沖の瀬のすぐそばまで探りましたが、機嫌のいい群れにはあたらず、納竿となりました。

<本日の釣果>
カツオ 3~3.5キロ 3本 バラシなし

<カツオ>


船中
 カツオ 3~5.5キロ 0~3
 キメジ 6~8キロ 2本

1名様意外は顔を見れました。なかなかの釣りでした。

道具立て
  竿 2.5m 80号負荷 ワラサ竿
  リール レオブリッツブル500MM 8号200m
  ビシ サニーL80号
  ハリス 16号 3m
  ハリ  ヒラマサ 15号
  付け餌 イカの切り身 、オキアミ イカで1本 オキアミで2本 あんまり変わりないかも。

  葉山ではオキアミの支給は3キロ1枚と付け餌用にブロック1個です。これだけではこの日ぐらい群れがいると1日もちません。群れの機嫌が悪いときはコマセなしでビシをいれるかFLを持っていった方がいいかも。

 2年ぶりのカツオ堪能しました。