マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

11月22日 ワラサ釣り

2010年11月23日 | ワラサ釣り
今年はワラサ、カツオの大型青物に恵まれず、このまま来年待ちかと思っていたのですが、
ホームグラウンドの久里浜沖にワラサの群れが入ったとの情報で定宿五郎丸をたずねてみました。

今日は少し遅めに着いたので先客2名がいたのですが、お一人はトモにはいらなかったので、右トモに入りました。
潮変わりの11時ごろまではトモの潮です。
朝、船長と話すとワラサを中心にやるのでハリス5~6号でという指示がでます。そこで、ハリス6号6mにグレ10号を結びます。

開始早々、左トモの人にアタリがあり、長いやりとりでワラサゲット。他船でもぽつぽつやりとりしているので、のんびりかまえていると、よそ見をしているうちに竿が海中に突き刺さっていました。
6号ハリスはドラグをロックしさえしなければ、切れる心配はありません。船中4名なので、少し遊ばせても余裕のやりとりができます。祭りもなくあがったのは3キロ級。やはりワラサ釣りはアタリの豪快さと引きの強さが魅力です。

しばらくして小移動しますが、餌取りが多いので、ビシをFLに変え、2分インターバルでやっていると竿ががくがくと入り、タイ系の引き。あがったのは700グラムのイシダイ。これは裏本命なのでうれしい土産です。
それから潮が東向きの潮になり、反対舷の人にワラサがぽつぽつあたりますが、右舷には全くあたりがなくなってしまいます。先週とは逆のパターン。

<置き竿に念を込めるも潮には勝てず>


でも、これで釣り座を嘆いてもはじまりません。この場を打開すべく6mのハリスにさらに6m足して、餌取りを避けるため、うえからタナをとります。他人のコマセで釣りをする戦術です。水深50mで45mまでおろし、あまりこませをふらずに38mあたりでながめに待つようにします。もちろんビシはLです。4分のインターバルで5ビシ目ぐらいに竿が入りました。ハリスが長いので迷惑をかけると思い、強引に巻いてさっきより太めの3キロ強をゲット。潮上になったとき使える手ですが、サバやソーダがいるときや怖い船長の場合はやめた方がよいでしょう。とりあえず、これで気が済んだので仕掛けを元にもどしますが、アタリも止まってしまいました。

ただ、つり方を変えたから食ったのが、たまたまそこにワラサがいたから食ったのかは神のみぞ知るところです。あまり理屈で釣りをしない方がいいことが多いです。


<アタリが止まったら沖を行く大型船をながめてすごすのが久里浜沖のたしなみです>



上げ潮になり、元の場所に戻ると他船ではワラサが入れ食い状態になっています。
ワラサはコマセに付くので、大人数で餌をまく船が有利になることがあります。釣果としてはもう十分だったのですが、他船の入れ食いを黙ってみているわけには行かず、コマセをぎゅうぎゅうに詰めて、3分のインターバルでやっていると竿が海中に突き刺さりました。さっきよりいい引きで太ったワラサがあがりました。その後1本とっておしまい。
まじめに最後までやっていればもう1~2本ぐらいは取れたように思いますが、ワラサは飽きのくる魚なので、これでおしまい。

本日の釣果
ワラサ 3~3.4Kg 4本
イシダイ 0.7kg 1枚

バラシなし。 

船中4名でワラサ1~5本 計14本 イシダイ計3枚

これで赤いのがあれば、などと心の片隅にでも思うと、久里浜の女神さまにそっぽをむかれ、ながい坊主スパイラルに陥る危険があります。釣れた魚には満足しましょう。

<ワラサとイシダイ>


船長に1本進呈しました。

おまけ
さて帰り道、携帯がなりました。信号待ちで相手を確認すると船長からです。
クルマをとめてかけなおすとなんとクーラーを船宿に忘れたらしい。あわてて引き返しましたが、高速に乗っていたら気が付かなかったでしょう。あやうく魚を食えなくなるところでした。五郎丸さんありがとうございました。