マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

シロギス料理もろもろ

2013年06月25日 | シロギス釣り
年に1回のシロギス釣りなので、あんまり凝らずに毎年作る料理で手堅く味わってみました。

シロギスは皮が硬いので、小ぶりのものは皮付きの生食、中型のものは刺身、天ぷら、大型は塩焼きなどがよいと思われます。

<刺身>

糸作りにしました。脂はそれほどありませんが、甘みがあっておいしいです。



<塩焼き>

でかい方から3匹塩焼きにしました。
身離れがよくて蛋白な味わい。


<酢締め>


小型(15cm以下ぐらい)のものを3枚に卸して塩を振り、少し置いてから酢でしめます。今回はワインビネガーで締めてます。ちょっとやさしい味になります。日本酒によくあいました。

<半干し>

小型のもの(12cm程度のピンギスがベスト)を海水程度の食塩に約1時間つけてから天日で6時間干したもの。表面の水分が飛んで、身が透明になったら完成です。これを生で食べます。食感が生ハムによく似ていて魚の旨味もあり、日本酒が進みます。

<てんぷら>


今回はうまく出来ました。衣さくさく、身はホクホク。大ぶりのキスを豪華に使ったせいか食感が最高で10匹ぐらい揚げましたが、あっという間になくなりました。

<塩炊きキス飯>

味付けは塩だけです。生姜も、酒も、お醤油もなし。新鮮な魚にはこれで十分です。

もう一回いこうかな?

2013年 6月22日 シロギス釣り 期待を裏切らない魚

2013年06月23日 | シロギス釣り
ここ半年、アタリが少ない釣りばかり。ギリギリ坊主は免れていてもたまにはアタリの多い釣りものやらないとストレスが溜まるばかりなので東京湾のシロギス釣りに行った来ました。
この週末は台風の予報でしたが、大きく東にそれたので影響もそれほどないのではと思っていましたが、港に着くと吹き返しの北風もなく、ベタ凪で天気も上々の釣り日和です。

船宿は金沢漁港の進丸さんです。

<進丸>



開店と同時に行って右トモをゲット。

出船まで、船長や他の釣客と談笑。楽しい時間を過ごします。
進丸さんはタオルやブーツが借りられるし船の設備、船長や女将さん、仲乗りさんも親切でとてもいい宿でした。人気店だけのことはあります。


この日は台風の予報で15人のキャンセルが出たそうで、船はガラガラ。午前船は全部で6人と釣り易かったです。

<道具立て>
キス竿1.8m スピニングリール PE1号、先糸フロロ3号2m 片天2本針 市販仕掛け



場所は小柴沖の18mダチ。
午前はほぼここから動きませんでした。

一投目からビンビンあたりがあり、いきなり22cm。
<良型キスがお出迎え>


その後、キス名人の仲乗りさんが絶妙の誘いで次々にアタリを出すものの、なかなかアタリがでず焦りますが、潮が動き出すとアタリが出始め、順調に釣れました。

<良型の一荷も>

このサイズが2つ着くと何がかかったのかってぐらいよく引きますね。

<桶も賑やか>





午前船は11時納竿で帰港。

午後からはニノさんも合流。
<ニノさん>


いきなり”マゴチやっていいっすか?”でびっくりしましたが、船長に聞くとマゴチもいるとのことでマゴチ竿を出しました。

キス釣りは2回めと言うことで、はじめのうちはアタリが出せず、食わせても針が外れたりで苦戦していましたが、最後の方は入れ食いで釣ってましたよ。
マゴチは・・・・


<良型でニッコリ>


午後は午前より渋めで船長は北へ南へと探ってくれ、最後の場所では両型が入れ食いになりました。
25cmぐらいになるとガンガンと竿を叩き面白いですね。

<本日の釣果>
シロギス 10~25cm 60尾
午前 33尾
午後 27尾

ハゼ類、メゴチ類、トラギス類多数 すべてリリース。


<船中釣果>
午前 シロギス 22~33尾
午後      12~38尾

イシモチ、アジなど少し交る。

キス釣りはもう十数年前も前に一度はまってふた夏ぐらい通いました。最近は年1回ぐらいですが、仕掛けも胴付きが主流になったみたいで、名人(大会で何度も優勝しているそうです)の仲乗りさんに聞くと潮の向きや船の流れで釣り方が微妙に変わってくるようです。改めて奥深さを認識しましたね。

沖あがり後にお店でニノさんと小一時間釣り談義。
楽しい一日でした。
ニノさんありがとうございました。





2013年6月15日 凪の沖の瀬に魚は沈黙

2013年06月16日 | 根魚五目
本当は2年前に乗る予定だった沖の瀬の深場五目釣り行って来ました。
長井のなんや丸という船宿です。

メンバーはまるかつさん、たー坊さん、すずきんさんと私の4名。

<なんや丸>


なかなか渋い船ですが、結構足は早く沖の瀬まで1時間ぐらい。

この日は沖の瀬の北の端を流しました。


<凪の海>


凪の沖の瀬には海鳥が多数。イワシとそれを追っかけるゴマサバのナブラが無数にありました。

<道具立て>
リール:ミヤマエコマンドX-4
竿:アルファタックル ディープクルーザー 300号
仕掛け:アカムツ 胴突 5本 幹ナイロン16号、ハリスナイロン12号 枝間一ヒロ、枝半ヒロ ステイト8号 1m 針ムツ18号 オモリ300号




最初の一投目でキンメが2尾。



その次はキンメとギンメダイが1尾かかっていましたが、キンメの方は船べりでぽちゃん。

その後、サバに捕まり釣りにくくなってしまい、東寄りの場所へ移動。ここは水深400mぐらいです。



全般にアタリ少なく、時々船中でメダイ、キンメ、クロシビカマスなどがあがり沖あがりとなりました。

船長の「こんなに食わない日は初めてだ」という嘆き節が。

<港できよりんさんご夫妻がお出迎え>





<本日の釣果>
キンメダイ 30cmぐらい 2尾
ギンメダイ 20cmぐらい 1尾

ゴマサバ 多数 5尾キープ

ユメカサゴ 15cm1尾 リリース

<船中>
キンメ 2~7尾
ゴマサバ 多数。
ギンメダイ、メダイ、クロシビカマスなど交じる。


シマガツオが本気でほしかったんですが、残念ながら群れが抜けたらしくそれらしいアタリが一回あっただけ(バラシ)でした。
アタリは寂しかったですが、気心知れた仲間と凪の海でリラックスできましたね。
また、そのうち行きましょう。