マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

おタコ料理(和食編)

2014年07月30日 | 料理
釣ったおタコ様を和食と洋食で食してみました。

下処理は普通塩でもんでから水洗いとされていますが、以前、塩辛くしてしまったので、今回はきよりんさんからのアドバイスもあって片栗粉で揉んでみました。
結果は上々、生臭さ、ぬめり感なく、もちろん塩辛さ皆無でした。

まずは和食編です。

<刺身>


片栗粉もみしたキロ級のおタコ様の足を茹でる前に刺身にしてみました。
魚では味わえない食感に加え旨味豊富で刺身の中でもかなり美味しい方だと思います。

<おタコわさび>


居酒屋でよく出てくるタコわさびです。普通は茎わかめと合わせてあることが多いですが、なかったので、もずくと合わせてみました。
わさびと醤油、柚子胡椒をちょっといれて和えてみました。
日本酒の肴にぴッたりですね。

<おタコ飯>

写真がすこし変ですが、桜色のご飯が美味しいです。
おタコの身も柔らかくなっています。

<おタコの唐揚げ>

一度茹でたタコに片栗粉をまぶしてあげました。
コリコリの食感が最高。
居酒屋で出るそれとは別の食い物と言っていほど、旨味があります。

<茹でおタコ>

レアに茹でたタコをそぎ切りにして塩をし、ゴマをふってレモン汁で頂きます。
神田の大将の店ででたメニューの再現です。
これも最高です。


洋食はまた後ほど。。。


2014年7月25日 マダコ釣り 捨てるおタコ様あれば拾うおタコ様あり

2014年07月26日 | リレー船・その他の釣り物
金曜に急に休みが取れたので釣りに行ってきました。
釣り物は例によって悩んだ末・・・
鹿嶋のおフグ様?一人でいくのはキツイなぁ。東京湾のテンヤ真鯛?坊主臭いなぁ。コマセのイサキ?魅力的ではあるけど、ちっこいイサキたくさん捌くのは面倒だなぁ。
おタコ?あんまり腕の差が出ないっていうし、神田の大将の店で食べた釣りタコ美味しかった。これにしよ。
ということで金沢漁港鴨下丸さんからショートのおタコに行ってきました。
おタコ様は他の釣り物の外道で何杯か取ってるんですが、専門に狙うのはこれが初めてです。

<鴨下丸>



平日とあって、中型船に4名。全員右舷に寄っての横流しです。

<道具立て>


貸道具です。
餌のカニは最後まで使えました。

場所は、最初は横浜沖の岸壁すれすれを狙います。

こんなところです。


タコ釣りは実は初めてなんですが、東京湾のタコってこういう場所でやるんですね。

最初からアタリ活発。
トモよりからアタリが出始めて、小~中型がポンポン釣れます。
しかし、アタリなし。

コツコツと海底を小突いているとにゅ~という違和感が来て、合わせをくれると重量感ってイメージなんですが、違和感ありません。
私以外が全員2杯ぐらい釣っても違和感来ず、またこのパターン?

しか~し、諦めずに小突いているとズーンという感じで手が止まりました。すかさず合わせをくれて、たぐるとかなりの重量感。
水面近くに大きく腕をひらいたおタコ様が現れ、やったーと思いきや、おタコ様は海底へと消えていきました・・・・

ガーン。

さらに時はながれて9時近くになってまたもや違和感。このころ私以外全員、4杯は釣っていたと思います。
今度こそ、と思いたぐってくるとまたしても水面直下でさようなら。

これを見かねたマッチョな船長が出てきて
「お客さんの合わせは、こんな感じ。これじゃー乗らないよ。もっとタコを引きちぎるつもりで全身で合わせないと」
とアドバイス。

おタコ様が初心者にも釣れるっていったのは誰だよ・・・

このころすでに10時過ぎだったかな、
もうタコ坊主を覚悟していたんですが、なんとか小さいのが一杯釣れましたよ・・・

<おタコ様>


ありがたいおタコ様です。

その後11時を過ぎた頃、小柴沖へ移動。
さすがに小さいの一杯じゃ厳しいなっと思ってると、久しぶりににゅ~という違和感が。

しばらく小突いた後、思いっきる合わせると、乗った。今度はちょっと重量感がありそう。

手繰っている内に船長が出てきて、タモ取りしてくれたのは、やや大ぶりのおタコ様でした。
<おタコ様2号>


これでとりあえず、土産はまとまったと安心していると、小突く手が止まるようなズーンとくる重量感。
しばらく待ってから大合わせをくれると、根がかりしたかと思うような手応え。
でも、上がってくるのでたぐり続けると船長もまたしてもタモを用意してスタンバイ。

<大おタコ様>



2.8キロありました。

でかいです。

これでなんとか帳尻を合わせて帰港となりました。

<本日の釣果>


マダコ 3杯 0.4、1.1、2.8キロ。

<船中釣果>
マダコ 0.3~2.8キロ 3~7杯。3、6、6、7杯

またしても裾でした。
合わせのタイミングとか合わせ方とかはじめからわかっていればもう2~3杯は取れたかもしれないですね。
残念なことです。

まあ、初めてだからしかたないけど、船中最大を引き当てたので今回はよしとしましょう。
腕より運でからね、釣りそのものが。




2014年 7月19日 フグ釣り フグの釣り方教えてください

2014年07月20日 | フグ釣り
フグのガツンと白子の味が忘れられず、またまたフグ釣りに行ってきました。

今日のお供はピカ姐と和布さんご夫妻。和布さんはTwitterでは毎日の様につぶやきあっているんですが、リアルには初めてお会いしました。




船宿はお馴染みの清栄丸さんです。

船が大きくて女将さんも優しいので気に入っています。

<清栄丸>


19t大型船に10人と釣り易い人数です。こういう大型船は楽ですね。船を降りた後の疲れが全然違います。


<道具立て>

竿:シマノ幻波カワハギ→アルファタックル フグカットウ150
リール:シマノ 幻風301XT PE1号 先糸フロロ3号2ヒロ カットウ25号

最近買ったフグカットウの竿先がちと硬いので、大昔のカワハギ竿でやってみました。

場所は北へ一時間ちょっと走った大洗下20mダチです。

最初の流しでカットウ初めての和布さんのご主人が竿を曲げます。

<旦那さん>



和布さんもすぐに良型ゲット


ピカ姐も続き・・・・


そのうちくるだろうと思っていましたが・・・



全然来ない・・・・・


自分だけ・・・・・


<9時時点の桶>




何が悪いのか全くわからない・・・みなさんポツポツ釣れていて、いろいろ釣り方を聞いてトライしますが、全然ダメ。


よもやのフグ坊主かと思い始めたとき、やっと竿先がククッとはいって合わせたら乗った-。これが9時過ぎだったかな。

<ありがたいおフグ様>



その後、派手なアタリに合わせたら、すごい重量感でカレイが釣れました。

<ありがたいマコガレイ>


しかし、またしても沈黙が続いたので、気分転換に竿を変えてみました。

そしたら、ポツポツ当たるようになりましたよ・・・・・

<おフグ様>





<本日の釣果>
ショウサイフグ 25~35cm 6尾
マコガレイ 35cm 1枚
イシガレイ 35cm 1枚

白子率は高かったかな?


<船中釣果>
ショウサイフグ 25~40cm 4~10尾
マコガレイ、イシガレイ、ムシガレイ混じる

渋いことは渋かったんですが、それ以上に下手だった・・・
誰かフグの釣り方教えて下さいな。

和布さん渋い中ありがとうございました。またよろしくお願いします。


ショウサイフグのムニエル白子とアンチョビのソース

2014年07月09日 | 料理
前回白子フグを釣ってから、白子はソースにしたら絶品だろうなと思っていたので、今回は白子ソースのムニエルを作ってみました。

まず、中骨でスープを作ります。
中骨にセロリ、ニンジン、玉ねぎなどの香味野菜を入れて、水から煮出します。



ニンジンとセロリは付け合せにするので再利用します。
スープは他の料理にも使います。

<ショウサイフグのカルパッチョ>



ドレッシングはいろいろ考えましたが、たまたま、イタリア直輸入のオリーブオイルをもらったので塩・コショウとオリーブオイルだけにしました。もともと刺身でも十分美味しい魚なので、オリーブオイルの新鮮な香りと相まって美味しかったです。

<ショウサイフグのムニエル・白子とアンチョビのソース>


これですよ。作りたかったのは。
白子だけだとちょっと強すぎると思い、植物性の生クリームを1/3ぐらいいれて、アンチョビとコショウを少しずついれて味をみながらミキサーにかけます。直火で温めると白子が凝固するので、湯煎で60度ぐらいで加熱します。
塩気をつけるのにいろいろと思案して西京みそもいいかなと思ったのですが、ここは直球勝負でアンチョビにしました。
結果は大正解。アンチョビの香りと白子の濃厚さで最高のソースに仕上がりました。
これはうまいです。たぶん、どこの洋食屋さんでも出てこないのではないでしょうか。
淡白なフグの身に濃厚な白子ソースが絡んで絶妙のひと品になりました。

ソースはパンに付けても美味しいですよ。



家族全員、皿洗いが不要なほどパンで綺麗さっぱりソースを拭きとってくれましたよ。

<季節の野菜とフグのオリーブオイル炒め>



ズッキーニ、トマト、ブロッコリーとフグを炒めたもの。味付けは塩・コショウです。
ブロッコリーは茹でて置き、トマトは皮を湯剥きしてざく切りにします。
フグは下味をつけてソテーし、一度取り出しておきます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクのみじん切りを炒め、香りがでたらズッキーニを入れて、更にスープを少し入れてズッキーニに吸わせます。その後、トマトとブロッコリーを入れて味付けすれば出来上がり。
これもなかなか侮れない美味しさ。野菜がフグの出汁を吸っていい味に仕上がりました。

<オニオンとパプリカのスープ>


冒頭で作ったスープを濾して、玉ねぎとパプリカを入れ、仕上げに粗挽きコショウをかければ出来上がり。
癖がなく素直なお味のスープです。

ショウサイフグのコース料理堪能しました。
もう一回ぐらい食べたいですね。


2014年7月5日 フグ釣り 静かな白子祭り

2014年07月06日 | フグ釣り
2週連続で常磐方面のフグ釣りです。
まるかつさんの仕立にお誘いいただき、すかさずリアクションバイト。

今回は大洗のきよ丸さんです。

大洗はいかにも遠いので、たー坊さんの家でお初のみっちゃんさんと合流。車を乗り換えて3人で向かいます。

<メンバー>
右前から

汐留さん、ルビーさん、汐留jr君、ポン太さん、すずきんさん
仲乗りさん、マルソータ、うぞっさん、たー坊さん、まるかつさん、みっちゃんさん


(まるかつさんのブログから拝借しました)

場所は行程15分の北沖20mダチです。
シケの残りか、遠くの低気圧の影響かうねりがやや高いです。



<道具立て>


竿:アルファタックル カットウフグ150
リール:シマノ 幻風301XT PE1号 100m 先糸フロロ3号3m


この道具にもだいぶ慣れてきて、使い方がわかってきました。
今回はアタリを待つ時間を少なめにして、シャクリで空合わせと誘いを入れてみます。

最初の流しで空合わせにガツン!ときて、白子が出ているフグがあがります。

<おフグ様>


これはいい日にあたったかと喜んのですが、後が続かない・・・・

お隣のうぞっさんは手があっているらしく、ときどき釣っています。

朝方ポツポツと釣れていましたが途中の2時間ぐらい誰にも当たらない時間帯もあり、なかなか厳しい・・・・

その上、二枚潮気味で水深の割にはお祭りが多発。胴の間から後ろの人は苦労しておりました。


後半になってようやくアタリも出始め、フグらしく竿先にククッと出るアタリをとってガツン!が少し楽しめました。

<桶もそこそこに>


<ポン太さん絶好調>

(船宿ブログより)

白子も大量ゲット。

<本日の釣課>
ショウサイフグ 15cm~35cm 15尾 他2尾リリース 大型4尾混じる。





身も白子もまあまあってところしょうか、

<船中釣果>
ショウサイフグ 15cm~35cm 10~20ぐらい?
イシガレイ 40~50cm 船中6枚ぐらい

<きよ丸>



きよ丸さんのフグ剥きはすごく丁寧で、血合いやヒレもとってくれるし、白子もきれいに分けてくれます。
女将さんが明るく感じがよかったです。

期待があまりにも大きすぎたのか、ちょっと釣り足りない感がありましたが、土産はまとまりました。
まるかつさん、みなさんありがとうございました。たー坊さん長距離の運転お疲れ様でした。






フグ料理三昧の日々(中華と和食)

2014年07月03日 | 料理
鹿嶋のフグはスソグループとはいえ、たっぷりの土産をもたらしてくれるのが魅力です。

フグとイシガレイでいろいろ楽しんでみました。

<ショウサイフグのチリソース>


魚のチリソースあえはいろいろ作りましたね。真鯛、ハナダイ、メダイ、ギンメダイ、アジ、ワラサ、スズキ、覚えているだけで7魚種ぐらい?
チリソースも少しずつ進化しています。最新版のレシピを紹介します。

(1)フグ:食べやすい大きさに切り、塩、コショウ、紹興酒で下味をつける。
(2)フグの中骨で出しを取り、さらに長ネギとショウガ、ニンニクを入れ、一煮立ちさせて、味覇を入れスープを作っておく。このスープは一  連の料理に使います。
(3)鍋にごま油大サジ2杯を熱し、みじん切りのニンニクと長ネギを弱火で炒め、豆板醤小サジ1とケチャップ大サジ2、オイスターソース大サジ  1、砂糖小さじ1を加えてよく炒める。香りが出てきたら、スープを加え、強火で煮立てる。
(4)フグに片栗粉をつけ、油通しする。充分揚がったら、油を切って、(3)に入れ、ソースをからめてとろみが出るまで煮れば出来上がりです。

やや、甘口の仕上がりを狙いました。フグは臭みも癖もなくスズキとならんでチリソースには最高の食材ですね。

<イシガレイの水煮魚(シェイジェイユー)マイルド版)


最近水煮魚に凝ってます。
今回は日本人にも食べやすいマイルド番です。
本来のレシピではトウガラシと花椒をカップ2杯の油で煮立てて油ごとどんぶりに入れますが、油っぽくなるのでトウガラシと花椒だけ油で軽く炒めて入れました。
かなりあっさり目になります。イシガレイはちょっと癖がありますね。アイナメの方がおいしいです。

<ショウサイフグの白子の西京味噌グラチネ>


西京味噌とあわせると奥深い味になります。

<ショウサイフグの中華風潮汁>


残ったスープにフグの切り身を放り込み潮汁に仕立てました。意外とおいしい。

ここからは和風です。

<焙りたたき>


香ばしくておいしいです。

<昆布締め>

生食ならこちらの方が味がでます。
日本酒と相性が抜群。

<唐上げ>


小麦粉で上げてます。うまいですね。

<白子ポン酢>


クリーミーで極上。みんなはまるわけだ。

堪能したけど、もう少し食べたいので、また行きます。