マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

タチウオの蒸し物梅鰹添え

2012年07月26日 | 料理
本格懐石料理のあとに出すのもおこがましいのですが、あかべーさんと釣ったタチウオ料理です。

<タチウオの刺身>


皮を引いた方が断然うまいです。
きれいに引くのはたいへんですが、きたなくなっても皮ひいた方がいいです。

<タチウオの天ぷら>


75点ぐらいかな。天ぷらネタとしてはシロギスよりおいしいと思いました。

<タチウオの蒸し物梅鰹添え>


タチウオを巻いて塩をし、酒で蒸して梅鰹をそえたもの。
夏らしく、さっぱりした美味しさで最高でした。


タチウオは癖がなく、臭いもしないので何にしてもおいしいですね。

もうちょっとほしかったですね。



赤沢迎賓館へ行ってきました。

2012年07月22日 | 日記
今年はいろんな意味でアニバーサリーの年なんです。
なので、ちょっと奮発して海外か沖縄でも行きたかったのですが、長い休みが取れないので近場の東伊豆、赤沢温泉郷 DHC赤沢迎賓館へ一泊で行ってきました。



<こんなところです>


<露天風呂>

部屋毎についてます。

施設も部屋もモダン和風なデザインに統一され、気持ちがいいです。
行った日は海洋深層水のスパで半日リフレッシュ。
晩は期待の懐石料理です。

<旬采>

稚鮎をメインにしたサラダ風

<酒肴八寸>

前菜。フォアグラの炙りにぎりがうまい。

<椀物>

鱧(ハモ)の椀物。出汁はカツオ出汁ですが、酸味がほとんど感じらない、けれども、しっかりカツオの風味がするという絶妙のバランス。

<御造>

マグロの大トロに山芋、うにをあわせた一品。
うーん、贅沢。

<焼物>

マナガツオの焼き物。
これがうまい。マグロの大トロに負けない旨さでした。関東では獲れないらしいですね。姿はシマガツオに似ているけど味はだいぶ違うようです。

<口替わり>

ナスと万願寺の焼浸し。

<煮物>

すだち牛のサーロインのすき焼き風。
牛肉がとろけるよう。

<御飯>

鯛茶漬け。
自宅で作るような濃厚な出汁ではないけれど、うすめのカツオ出汁がなんとも上品。薄く切った鯛の身もうまかった。

<デザート>


旨し

<お酒>


初亀という静岡のお酒。辛口で和食によく会いました。

懐石料理というのは、お酒をちびちびやりながらちょっとづつ出てくる料理をつついているうちにおなかが一杯になっているという不思議な料理です。とても自作できるものではありませんが、年に1度ぐらいは贅沢に味わってみるのもいいと思いました。

ちなみに赤沢迎賓館は施設や料理ばかりでなく、仲居さんのおもてなし精神が随所に感じられ、コストを気にするような部分が微塵もなく、すばらしい宿でした。





2012年7月16日 タチウオ釣り 真夏の夜のタチ

2012年07月16日 | タチウオ釣り
この3連休は土日が野暮用でうまってしまい、つりにいけるのは月曜だけ。
日中船に乗ると翌週がきついなと思っているとTwtter上であかべーさんが清水港彌太丸の夜タチウオ船を予約したとの情報をキャッチ。便乗させてもらうことにしました。

清水発の夜タチウオ船は夜の1時半出航し、朝9時前に帰港の徹夜釣りです。これならかえって一休みし、釣った魚で一杯やってまたゆっくり翌日に備えて休むことができます。

ここのタチウオ釣りはちょっと変わっていて、こんな道具での釣りです。

<マダイみたいな道具>



<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ60号 3メートル(船宿からペナペナのマダイ竿がいいよ、との話でマダイ竿をもっていきました)
リール:ダイワ レオブリッツ500MT 
オモリ:100号
仕掛け:片テン 1本針 ハリス8号1ヒロ 針タチウオ1号

<夜の安倍川沖>


場所は清水港から航程45分の安倍川河口の東、棚は35-25mの指示。
この道具ではしゃくりはできないので、指示棚の中央 30mで置き竿で待ちます。
すると竿先に不穏に動きがでて、巻き上げると80cmのタチが着いていました。

その後もポツリ、ポツリとあたりがあり、指3.5本ぐらいのタチがあがってきます。

<あかべーさんもゲット>


しかし、日がのぼる頃からアタリが遠くなり、頻繁に場所変えしますが、えさもとられなくなりました。

<朝日の富士山>




最期の場所で一瞬時合いがあってバタバタと船中何本かあがり、しまいとなりました。

<本日の釣果>
タチウオ 60~80cm (75cmぐらいのがほとんど) 8本



<船中>
タチウオ 8~14本
サバ


余計にはつれませんでしたが、帰りは渋滞知らずで11時過ぎには自宅に帰着。
シャワー浴びて、ビール飲んで、昼寝。

それから料理作って、今度は日本酒で一杯やって、今これかいてます。

最高に贅沢な休日でした。

あかべーさんありがとうございました。

和食で食べるオニカサゴ

2012年07月05日 | 料理
総計3.9キロのオニカサゴ、今回は和食でじっくりといただきました。

<オニカサゴの刺身>

4日間寝かせたオニの刺身。
カサゴ類の刺身がこれほどうまいとは!
脂は薄いですが、身の旨みが豊で、歯応えしっとり。刺身にはうるさい嫁も箸がすすんでいました。
最強の部類に入りますね。


<オニカサゴとうにの蒸し物>


オニの身にうにをのせ、酒と塩を一振りして蒸しました。
うにの香りとオニのしっかりした身がとてもよく合う一品です。

<オニカサゴのしゃぶしゃぶ>


定番ですが、息子が好きなんです。

<塩炊きオニメシ>


オニのアラと昆布で取った出汁で炊き込みますが、味付けは塩だけです。
香り豊なオニの出汁をじかに味わうために、生姜も酒もいれていません。
これが大成功。うまかったです。

<オニの空揚げ>

ちょっと油が少なくてこれは失敗気味ですが、それでもうまかったです。

大原オニカサゴ堪能しました。

洋食で食べるオニカサゴ

2012年07月03日 | 料理
今回はたくさん釣れたのですが、釣った当日はユメカサゴだけでおなかいっぱい。
刺身は寝かせたほうがうまいとのことなので、日曜に洋食で食してみました。

<オニカサゴのグリル 肝と生クリームのソース>


オニの身とかぶとかまをグリルで15分ほど焼いたものです。
ソースは裏ごしした肝と生クリーム、バターをあわせて日と煮立ちして塩・コショウしたもの。
これは大当たりカワハギなんかでもいけそうですね。グリルはちょっと焼きすぎでしたけどうまかったです。

<洋風オニメシ>


作り方は割愛しますけど、味は最高3合分三人で完食しました。

<オニの肝と胃袋の白ワイン煮>



甘辛く煮るだけではつまらないので、マッシュルームと白ワインで煮てみました。
ワインによく合います。

<オニのサラダ>


ベビーリーフとオニの切り身をあわせたサラダ。


<ユメカサゴ3品>
釣った当日の料理ですが、刺身は甘みがあってうまかったです。


2012年6月30日 オニカサゴ釣り 坊主なし! 大原オニカサゴ仕立て

2012年07月01日 | オニカサゴ釣り
オニが釣りたいぞ・・・

とつねづね思っていたのですが、東京湾・相模湾のオニ乗合いはこの時期、顔を見るのも厳しい釣り。ならば房総、できれば大オニの実績高い大原まで出向いてみるか思い立ち、大将まるかつさんに相談してみたところ大原 勇盛丸が8人で貸切にしてくれるとのことで、早速メンバーを募るとあっという間に8名の参加者が集まりました。

参加メンバーはまるかつさん、かんこさん、たー坊さん、すずきんさん、汐留めの漁労長さん、汐留さんのお連れさん、そして久々登場のたかちゃん。

<釣り座>
すずきんさん、汐留めさんのお連れさん、わたし、たかちゃん
かんこさん、たー坊さん、汐留めさん、まるかつさん

あとで聞いたのですが、右のトモとトモ2番は前回の釣りでよくなかったとのこと。

当日は北風3~5mの予報で風はたいしたことはありませんでしたが、そこは外洋に面する大原、遠くの低気圧がもたらすうねりが高いです。

<大原沖は天気晴朗なれど波高し>


<出船前のたかちゃん>


元気におにぎり食べてますが、出船直後バケツ抱えたキャビの人となりました。

竿:ノンブランド ムーチングビシ 1.9m
リール:レオブリッツブル500MM PE5号400m
オモリ:150号 片天3本針 ハリス8号、針ムツ17号、全長2m、50cm、125cmの位置に三つ又サルカンで40cmの枝スを出す。
餌:サバ皮、アナゴの切り身(持ち込み)
※ 乗り合いでは最初に餌のサバ釣りをしてからオニの場所へいくとのことですが、サバ釣りの時間が惜しいのと、船上で餌を作るのは危ないので、持込ました。


場所は航程約1時間の大原真沖水深130~150m。
最初の場所が潮早く、しかも二枚・三枚の複雑な潮で棚を取り直すと道糸がどんどん出て行きます。
お祭りも多く、やりにくいです。


オニの食いはぽつぽつで、左舷ではかんこさん、たー坊さんが顔を見てくれます。

右舷はアタリ多いですが、ユメカサゴばかり。

<ユメカサゴ>


なかなかつれずに苦戦していると、まるかつさんが海悪い中、わざわざ反対舷から釣ったオニを見せに来てくれました。
<まるかつさんのオニ>

ありがとうございました。

その後、右のすずきんさんも良型確保、汐留めさん、お連れさんも顔をみて、この時点で坊主はわたしとたかちゃんだけ。
ひとり坊主が頭にちらつき始めましたが、潮もちょっと穏やかになり棚を低めにして狙っていると、クンクンとユメカサゴとは違ういいアタリがきました。

<初オニ>


0.7キロとここでは小型ですが、これはうれしかった。

アタリは続き、
<2オニ>

若干大きめの0.9キロ。

次のアタリは強めのアタリで
<3オニ>

1.3キロ、ここの平均サイズ。

これで坊主はキャビから出てきたたかちゃんだけ、なんとしても釣らせたいと思い、棚や餌のアドバイスをします。
”マルソータさん!”という叫びで振り返ると水面に大きなオニが浮上しています。、片手で竿、片手で網をもちすくったのが、これ。

<たかちゃんも良型ゲット>


大喜びです。

これでかたの違いこそあれ、全員顔が見れました。仕立て船は全員釣れるのがうれしいですね。

この後、1キロ級を追加して沖あがりとなりました。

<本日の釣果>
オニカサゴ 4尾 0.7、0.9、1.0、1.3キロ
ユメカサゴ 15~25cm 多数
サメ 1m リリース

<赤い魚たち>


<船中>
オニカサゴ 1~4 0.4~1.5キロ(目測)4尾2名 2~3がほとんど。 船中 8人で18尾
ユメカサゴ 多数
ウスメバル 30cm級 数尾
ほか

8人中6名が良型オニ(1.2キロオーバー)を確保、土産たっぷりでいい仕立てとなりました。

<勇盛丸>


船長は寡黙ですが、竿が曲がればすぐにタモ取りに駆けつけてくれたり、お祭りは丁寧に解いてくれるいい宿でした。
また行きたくなりますね。