マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

タイ五目 思わぬゲストが

2018年11月04日 | イシダイ五目
某月某日 悪い大人で行ってきました。
せっかくの悪い大人なので週末は混みそうな釣り物を選択。青物はもう十分なのでタイ系がいいなと思いましたが久里浜の状況が全く良くないのとアマダイも釣りたかったので葉山の秀吉丸にしました。
ここは人気店で週末はいつも満船なのですが、悪い大人ならなんとかなるかなと出船2時間前にいったらすでに10人ぐらい、最終的には16人だったかな?

この時点で半ばあきらめモード。
右の前から4番め。片側8人の胴の間でタイを釣るのは相当に厳しい・・・


こんな感じです。


<道具立て>
竿  シマノライトゲームBB H190
ダイワ レオブリッツ300 道糸PE3号400m
ビシFL80号。真鯛 ハリス4号 6m 1本針。イシダイ ハリス4号6m 2本。下針の50cm上にカミツブシをつける。
アマダイ オモリ80号 ハリス3号2m 2本針。


道具をセッティングしていると船長が細かく釣り方を教えてくれました。真鯛は落とし込みという釣法で釣るらしいです。

6時半に出船し、マダイ~イシダイ~アマダイの順に探っていきます。

まずは亀城根の40mダチでマダイ釣り。道具が着底したら3m巻いてコマセながら棚を10mまで上げてそこであたりを待ち、徐々に道糸を出して餌を落とし込むとあたりが来る・・・らしいのですが、当たりません。っていうかこの釣り方は久里浜で散々やって1枚も釣ったことがないのですが・・・
それでも四隅に陣取った常連さんはキロ弱ぐらいのマダイやイシダイを何枚かゲット。
通ってコツをつまないと無理ですね。

2時間ほど40mラインを何箇所か回ってマダイを狙った後イシダイポイントへ。
マダイ仕掛けに枝針を1本足して、更に船長が「ガン玉持ってたら下針の50cm上につけてみて」という指示があったのでアマダイ用に用意していたカミツブシを付けてみました。

最初のイシダイポイントは亀城根の27mダチ。イシダイやいろいろな根魚が釣れるところです。カンパチやシマアジなんかも過去に実績があります。
釣り方は底付近でコマセを撒いて仕掛け分だけ上げて待つという普通のコマセ釣り。

竿入れから船中誰かにあたりがあり、隣の人は大物かけてハリス切れ。
自分の道具にも初めて力強くガツンと当たり。
合わせを入れるとグングンと力強く引き込んで糸が出ていきます。船長が気がついて出てきて、「絶対ばらさないでよ。ばらすと散るから」と。こちらもばらしたくないのでゆっくりやり取り。イシダイならかなりでかいだろと期待してたぐると反対側を交えてひどくお祭り。でも船長が「魚ついてる人優先だから」と他の人に伸ばしてもらいなんとか浮上させました。

上がった魚は予想に反して黄色っぽいお魚
<フエフキダイ>


1.4kgありました。船長曰く、寝かせて食べると刺身で美味しいらしいです。
しかし、昔は全く相模湾で目にしなかったので最近の高水温で回って来た魚なんでしょうね。

とりあえず、土産は取ったのでもういいかなと思っていると、1ビシおいてまたも強烈なあたりが。
さっきのフエフキより更に突っ込みます。カンパチかなと思いましたが引きの感じはタイ系のもの。
ハリス飛ばされそうなので糸を出しながら慎重にやり取り。この瞬間がたまりませんね。
最後はまつりましたが、これまた船長の的確な指示でなんとかタモ入れできました。

上がった魚は本命のイシダイ。


しかも、でかいです。
船長が船の秤で2kgと。そこまではないだろと思い、帰って測ったらそれでも1.8kgありました。

10時半を回った頃からアマダイ釣りへ。亀城根の西の端100mラインです。この流れで大アマでも当たらないかなとスケベ心満々でしたが、そう甘くはないですね。



2枚潮でお祭り多く、結果は20cmぐらいのアマダイにレンコダイとトラギス類だけ。
船中では45cmぐらいのが1枚でましたね。

ということで
<本日の釣果>
イシダイ 42cm 1.8kg
フエフキダイ 42cm 1.4kg
アマダイ 20cmぐらい 1枚
トラギス、レンコダイ、トラギス類など。お隣のご婦人に差し上げました。



大満足でした。ここの船長は熱いし丁寧でお祭りの処理も的確です。一見客にも釣らせてくれます。
人気店だけのことはありますね。機会があったらまた行きたいです。落とし込み釣りで1枚釣ってみたいなぁ。

<船中釣果>
マダイ・イシダイ 0.3~1.8kg 0~3尾
アマダイ 20~46cm 0~3尾
フエフキダイ 1~1.4kg 数枚
イナダ、ホウキハタ、レンコダイ多数他まじる。


魚は寝かせてあります。お刺身が楽しみです。