マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2015年6月13日 シロギス釣り 裏切られることもある・・・シロギス

2015年06月14日 | シロギス釣り
最近、仕事が早潮、シケ、水温低下の状態で帰りが遅く遠征は無理な状態。でも週末は釣りに行きたいので自宅から最短の本牧長崎屋さんのシロギス船に乗ってきました。何よりアタリと土産に裏切られることがないっていうのこの釣りのいいところだったはずなんですが・・・

<今回からクルマが変わりました>


燃費のいいクルマに変えた途端、遠くへ行く時間がなくなる・・・人生そんなもんです。

今日の相棒はニノっち。キス釣り大好きなんです。



イスラム女性仕様です。

毎晩、頭が冴えて不眠気味なんですが、金曜遅くに帰ってもやはり3時過ぎに目が覚めてしまい、仕方ないので港に行くと既に両トモに竿が・・・シロギス船でもこういうことがあるのか。ミヨシに竿を立てました。

土曜だし、混むかと思ったけれど、意外にも10人ぐらいでした。



朝、船長に聞くと、頻繁に場所を帰る攻めの釣りとのことなので2本竿は止めときました。

<道具立て>
手持ち竿)リール:シマノ バイオマスターC3000 PE0.8号190m 先糸フロロ 2.5号 5m キス竿1.8m オモリ15号 胴付2本/天秤2本ハリ仕掛け

中の瀬に行くかと思ったら磯子辺の岸壁周りから開始・・・胴付仕掛けで投げて探るけど、アタリが遠い。船の真下に落としているおじいさんたちはいい型のキスを連釣りしている・・
キスの付き場がピンポイントらしいですが、なかなかいつもの釣り方が抜けずに数を稼げず。

その後、富岡沖へ移動。ここでようやく長い流しの釣りになりましたが、トモ流しでミヨシまでアタリが来ない・・仕方なく大遠投して、広く探る釣りでアタリを出します。

<たまにはこんなのも>


25.5㎝のジャンボギス。釣りを始めたころはもっと大きいのも結構いましたけど、最近はあまり見なくなりましたね。

遠投しているので遠くで食わせて巻き取り時間かかり、手返しが悪い

<桶も寂しい>


結局、入れ食いタイムもなく、拾い釣りでなんとか土産をまとめました。

<ニノっち良型>



<本日の釣果>



シロギス 10~25.5㎝ 43尾
ヒイラギ 10㎝前後 5尾

カサゴ等少々 リリース

<船中釣果>
シロギス 14~26㎝ 4~94尾
ヒイラギ、マコガレイなど混じる。

なかなか、厳しい釣りでしたが、今日の収穫は前アタリが取れたこと。一本竿で集中して釣ってたのでブルブル来る前のクッという吸い込むアタリで即合わせするとしっかり唇に針がかりしてバレも少なかったです。

シロギス釣りは奥が深いです。場所に合わせた引き出しが少なかったですね。もっと研究せねば。

ちなみに外道のヒイラギは煮付けでたべると脂が乗って小味で激ウマですよ。



2015年5月9日 シロギス釣り 電動シロギス釣り

2015年05月10日 | シロギス釣り
5月連休明けの土曜日、釣友ニノっちとシロギス釣りに行ってきました。乗っ込みマダイもそれらし模様もなく空振りに終わり、この時期食べておきたい魚と言えばシロギスです。船宿は自宅から一番近い本牧漁港長崎屋さんです。

<長崎屋さん>



出船の3時間前に港に着くと誰もいないので、シロギス船の左右トモに竿を立てます。
その後、ポツポツと釣り人が集まってきました。

後からニノっちと合流して8時出船。

片舷7人づつの14人ですね。


<道具立て>
前回イシモチ釣りで子供の世話をしながらということで電動リールで釣ったらとても便利だったので今回もちと恥ずかしいけど置き竿は電動リールをつかってみました。トーナメンターの人が聞いたら怒るかもしれませんね・・・

(手持ち竿)リール:シマノ バイオマスターC3000 PE0.8号190m 先糸フロロ 2.5号 5m キス竿1.8m オモリ15号 天秤 2本ハリ仕掛け
(置竿)リール:シマノフォースマスター400 PE1号400m 先糸フロロ号 2m キス竿1.9m オモリ15号 天秤 2本ハリ仕掛け



最初の場所は航程2分の本牧漁港前 12mダチ。投げて探るといきなりのアタリ、置き竿にもアタリがでて、最初の流しで6匹ゲット。幸先いいです。



キスは15~17cmぐらいの中羽が多いですね。
置き竿にかかるとウインチ電動巻き。ウィーンという電動の音がシロギス船には合わないかも・・・

二流しほどやってそれから本命場所の中の瀬へ。
この場所で外れたことはありません。置竿は船下へ落とし、持ち竿は遠投して探ります。
大流しなのと釣り人も多いので遠投した方が有利です。

時に20㎝オーバーの大羽のキスも混じりながらほぼ空振りなしでアタリがあり、桶も埋まります。


最初、胴付仕掛けで調子の出なかったニノっちも天秤に変えたらアタリが出だして、順調に数を伸ばしてましたよ。


<貨物船のトモから置き竿が>


何を狙っているのか・・・



最後は潮止まりでアタリが遠くなってしまいましが、今回も期待を裏切ることなく無事に土産確保できました。

<本日の釣果>


シロギス 14~22㎝ 88匹
サメ2、メゴチ少々 すべてリリース。

<船中釣果>
シロギス 14~24㎝ 15~88匹
マコガレイ、ムシガレイ、アジ、など少々混じる

帰りにニノっちに少しおすそ分けして帰路に付きました。

帰っても3時半一眠りして風呂入って冷凍ヤリイカとキスの天ぷらでビール。
生きててよかった・・・


よい一日でした。

2014年6月21日 シロギス釣り 天ぷらねた捕獲指令

2014年06月22日 | シロギス釣り
近所の方々とたまに持ち寄りの宴会をやっているのですが、その肴に何か釣ってこいという指令が出まして、いろいろ思案した結果、決して裏切らない魚ということでシロギスにしました。

一人でいくのも寂しいので、きよりんさんに声をかけると同行していただけるとのこと。
船宿は金沢漁港鴨下丸のショート船です。

<きよりんさんご夫妻>



<道具立て>
キス竿1.8m スピニングリール PE0.8号、先糸フロロ3号2m 片天2本針/胴付2本 市販仕掛け
2本竿



乗船者は全部で8名でした。


最初のポイントは八景沖の水深15m。この場所ではアタリが遠いですが当たると大きいのが入ります。

いきなりきよりんさんのご主人が大型ゲット。
<ジャンボキス>


自分の道具にも20cm級が一荷で釣れました。

しかし船長はこの場所に見切りを付け、第二海堡の近くまで移動。

水深8mでアタリは多いですが、ワカサギみたいな小型が多いです。
それとパックンチョ(イトヒキハゼ)が入れ食いに。

<小型のサメ>

サメは種類が多く同定不能・・・

その後、潮止まりで中の瀬に移動。

ようやく、中羽サイズのキスが釣れ始めました。



ここで数を稼ぎ、なんとか晩の肴は確保できました。

<謎の大物>



旦那さんが端物仕掛けにかかった大物とファイト中。

<本日の釣果>

シロギス 10~21cm 86
ヒイラギ、イトヒキハゼ多数、サメ多数、メゴチ小型多数、イワシ 全部リリース



<船中釣果>
シロギス 10~25cm 18~103
他、外道多数。

シロギスさんは今日も期待に応えてくれました。
おかげ様で晩の宴会は盛り上がりました。


<酢締め>


<天ぷら>



<おいしい!>



釣りたてキスの天ぷらにみなさん大満足。

86尾があっという間になくなってしまいました。

きよりんさん、旦那さん、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。


2014年4月19日 シロギス釣り テンヤがダメならシロギスがあるさ

2014年04月20日 | シロギス釣り
この日はふかのう姉妹と飯岡からテンヤマダイを計画していたのですが、犬吠埼で北風14mの予報に大荒れの外房いやーってことで急遽東京湾の
シロギスに変更。(飯岡の船は出たらしい)

女子割があって午前午後のキス船を出している船を探したら金沢漁港の忠彦丸がヒットしました。

<忠彦丸>


中~大型船を7~8杯は持っている巨大船宿です。東京湾でも有数でしょう。
こういう巨大船宿は日頃乗らないのですが、受付から待合まシステムが整っているし、船頭、スタッフも愛想がよくなかなか快適です。
マニアックな釣り物はともかく、女子連れにはいいかもしれません。



ニノっちのうちで車を入れ替え、大トモを取るべく5時過ぎ到着すると先着者ゼロ。その後も4人きただけでした。
おしゃれな待合でニノっちとくっちゃべっているとあっという間に時間も過ぎて電車のピカ姐も到着し、出船。

<ふかのう姉妹>



<道具立て>
キス竿1.8m スピニングリール PE0.8号、先糸フロロ3号2m 片天2本針 市販仕掛け


八景沖の15mから開始。
いつも通り天秤仕掛けで遠投して探りますが、最初の5投でアタリなし。
これほどアタリのないキス釣りもめずらしいぐらいの渋さ。

胴付仕掛けの人が型を見ているのでニノっちが同付きに変えてみると、アタリ出しました。
<ニノっち>


絶好調のニノっち。

こちらも胴付に変えるとポツポツと中~小型があたり始めました。
仕掛けの違いで差が出るんですね・・・

<ムシガレイ>


こんなゲストも来ましたよ。浅いところにもいるんですね。

<午前>


11時半頃一旦帰港、待合でビール飲みながら昼食。午後船へ。

船長に前週ニノっちがいい思いした中の瀬へは行かないのと聞いたところ、風が強くてダメとの話でちょっと残念。

午後は最初から胴付で狙います。
一投目からキスらしいアタリがあり、大型も多少混じってアタリが途切れません。

<シロギス>


<ピカ姐>

アタシ、船酔いしたぁ~と言いつつ、カマスみたいなキスを釣ってます。
ピカ姐はよくデカい魚引き当てるよね、

竿先を叩くいい引きで尺ギスかと思いましたがこんな外道でした。
<マダイ様>


マダイ25cm。リリースサイズですが、潜れそうもないのでピカ姐に進呈しました。


<本日の釣果>



午前午後 シロギス 10~22cm 62尾(午後43尾)
     マダイ 25cm 1枚
     ムシガレイ 25cm前後 2枚
     
<船中>
     みなさんたくさん釣ってました。


中の瀬に行けなかったのが残念でしたが、土産は十分。たのしい釣りでした。

そろそろ東京湾のコマセマダイも行かないとなぁ。


シロギス料理もろもろ

2013年06月25日 | シロギス釣り
年に1回のシロギス釣りなので、あんまり凝らずに毎年作る料理で手堅く味わってみました。

シロギスは皮が硬いので、小ぶりのものは皮付きの生食、中型のものは刺身、天ぷら、大型は塩焼きなどがよいと思われます。

<刺身>

糸作りにしました。脂はそれほどありませんが、甘みがあっておいしいです。



<塩焼き>

でかい方から3匹塩焼きにしました。
身離れがよくて蛋白な味わい。


<酢締め>


小型(15cm以下ぐらい)のものを3枚に卸して塩を振り、少し置いてから酢でしめます。今回はワインビネガーで締めてます。ちょっとやさしい味になります。日本酒によくあいました。

<半干し>

小型のもの(12cm程度のピンギスがベスト)を海水程度の食塩に約1時間つけてから天日で6時間干したもの。表面の水分が飛んで、身が透明になったら完成です。これを生で食べます。食感が生ハムによく似ていて魚の旨味もあり、日本酒が進みます。

<てんぷら>


今回はうまく出来ました。衣さくさく、身はホクホク。大ぶりのキスを豪華に使ったせいか食感が最高で10匹ぐらい揚げましたが、あっという間になくなりました。

<塩炊きキス飯>

味付けは塩だけです。生姜も、酒も、お醤油もなし。新鮮な魚にはこれで十分です。

もう一回いこうかな?

2013年 6月22日 シロギス釣り 期待を裏切らない魚

2013年06月23日 | シロギス釣り
ここ半年、アタリが少ない釣りばかり。ギリギリ坊主は免れていてもたまにはアタリの多い釣りものやらないとストレスが溜まるばかりなので東京湾のシロギス釣りに行った来ました。
この週末は台風の予報でしたが、大きく東にそれたので影響もそれほどないのではと思っていましたが、港に着くと吹き返しの北風もなく、ベタ凪で天気も上々の釣り日和です。

船宿は金沢漁港の進丸さんです。

<進丸>



開店と同時に行って右トモをゲット。

出船まで、船長や他の釣客と談笑。楽しい時間を過ごします。
進丸さんはタオルやブーツが借りられるし船の設備、船長や女将さん、仲乗りさんも親切でとてもいい宿でした。人気店だけのことはあります。


この日は台風の予報で15人のキャンセルが出たそうで、船はガラガラ。午前船は全部で6人と釣り易かったです。

<道具立て>
キス竿1.8m スピニングリール PE1号、先糸フロロ3号2m 片天2本針 市販仕掛け



場所は小柴沖の18mダチ。
午前はほぼここから動きませんでした。

一投目からビンビンあたりがあり、いきなり22cm。
<良型キスがお出迎え>


その後、キス名人の仲乗りさんが絶妙の誘いで次々にアタリを出すものの、なかなかアタリがでず焦りますが、潮が動き出すとアタリが出始め、順調に釣れました。

<良型の一荷も>

このサイズが2つ着くと何がかかったのかってぐらいよく引きますね。

<桶も賑やか>





午前船は11時納竿で帰港。

午後からはニノさんも合流。
<ニノさん>


いきなり”マゴチやっていいっすか?”でびっくりしましたが、船長に聞くとマゴチもいるとのことでマゴチ竿を出しました。

キス釣りは2回めと言うことで、はじめのうちはアタリが出せず、食わせても針が外れたりで苦戦していましたが、最後の方は入れ食いで釣ってましたよ。
マゴチは・・・・


<良型でニッコリ>


午後は午前より渋めで船長は北へ南へと探ってくれ、最後の場所では両型が入れ食いになりました。
25cmぐらいになるとガンガンと竿を叩き面白いですね。

<本日の釣果>
シロギス 10~25cm 60尾
午前 33尾
午後 27尾

ハゼ類、メゴチ類、トラギス類多数 すべてリリース。


<船中釣果>
午前 シロギス 22~33尾
午後      12~38尾

イシモチ、アジなど少し交る。

キス釣りはもう十数年前も前に一度はまってふた夏ぐらい通いました。最近は年1回ぐらいですが、仕掛けも胴付きが主流になったみたいで、名人(大会で何度も優勝しているそうです)の仲乗りさんに聞くと潮の向きや船の流れで釣り方が微妙に変わってくるようです。改めて奥深さを認識しましたね。

沖あがり後にお店でニノさんと小一時間釣り談義。
楽しい一日でした。
ニノさんありがとうございました。





2012年6月16日 シロギス釣り 雨の中の瀬は入れ食い

2012年06月17日 | シロギス釣り
元々はtwitterであかべーさんから誘いを受けた南伊豆オニカサゴ遠征に行く予定だったのですが、前日19時の確認電話で「潮が悪いし、雨みたいだから止めとけば」ということで、中止になりました。どんな予報でも「とにかく来て見てよ。」っていう船宿が多い中、実に良心的な船宿さんですね。いずれ模様のいいときにお邪魔しますよ。

さて、リカバリープランは各者各様。こういうときに元の釣りものにこだわるとろくなことがありません。
で考えたのが、定宿から出る剣崎イサキかシロギス。しかして今期の剣崎イサキはしゃくりの常連含めていい話がなく、絶対釣れそうもないと確信して天ぷらネタ確保にシロギスにと決めます。
次に悩んだのは相模湾か東京湾かというところです。相模湾の模様もこのところいいみたいですが、サイズがちょっと小ぶりなので東京湾にしました。一日船もよかったのだけど、釣りすぎると後がたいへんなので13時あがりのショート船を選びました。

金沢漁港鴨下丸さんのショートキス船に行ってきました。


この日は左舷に5人組のグループ。右舷は私一人だけです。雨の日にキス釣りにくる客は少ないのです。

<石粉>


シロギス釣りには必須アイテムです。

<胴突き仕掛け>


テンビン仕掛けに慣れているんですが、ためしに使ってみました。

<スピニング>


最近は年に1度しか出番なし。

八景沖水深13mからはじめます。
竿は2本で、一本は置き竿、一本は投げて探ります。
一投目から投げの竿にあたりあり20cm級のいいキスがあがります。

重量感のある引きであがったのは28cmのマコガレイ。東京湾にもまだまだいるんだ。
<マコガレイ>


この場所でアタリが止まると少し走って中の瀬へ。

中の瀬では入れ食いです。ピンギスもまじりますが、ほとんどが18~20cmぐらいの大羽のキス。ジャンボは出ませんでしたが、平均に型がいいです。手応え充分

<ホウボウ>

撮影後、リリースしました。

このほかマダコやイワシ、アジなども混じり、空であがってくることはほとんどありませんでした。



<本日の釣果>
シロギス 12~23cm 81尾(ピンギスは混じる程度)
マコガレイ 28cm 1枚

マダコ 300gぐらい リリース
ホウボウ 25cmぐらい リリース

イワシ、アジ、ハゼ類多数 すべてリリース

<いい釣りでした>



<船中>
シロギス 12~24cm 23~81

一日船に乗っていたら束超えだったろうけど、そんなにはいらないので満足です。
最期の方はリールを巻く腕が痛くなりました。電動スピニングがほしい。

<追記>
船のシロギス釣りのノウハウです。シロギスは一年中こればかりやっているマニアがいるような奥の深いつりなので、えらそうなことはいえないのですが、天ぷらネタを釣るぐらいの参考になればと思います。

(1)船宿:空いていそうな船宿を選ぶのがポイントです。4隅が圧倒的に有利です。2本出せるし、1本でも探れる範囲が広くなります。早起きしていい場所を取りましょう。
(2)仕掛け:標準は片天二本針です。針は流線7号がいいでしょう、ハリスは0.8~1号80~90cmです。市販の仕掛けで十分です。ただシロギスは意外に仕掛けの消耗が多いので竿1本につき10組ぐらいはあったほうが安心です。
(3)道具:この手の釣りは道具に依存します。竿先がやわらかい専用竿がいいです。リールはスピニングで道糸1号巻いておきます。
(4)釣方:この時期は10~20mぐらいの浅場を狙うので投げて探る方が釣れます。
(5)投げ方:下手投げで投げますが、天秤にハリスが絡むという人がいます。着水時に道糸を張ればよいという話を聞きますが、この説は誤解です。ハリスが天秤に絡むのは糸を離した瞬間に竿先がぶれることによります。投げるとき手首をこねると竿先がぶれて絡みやすくなります。これはひじと手首を一体化して力まずに投げればある程度、防ぐことができます。ちなみに昨日は5時間やって絡みは2回ぐらいでした。
(6)コツ:キス釣りのコツはえさのつけ方と棚取りと思っています。キスは口が細長くエサを吸い込んで捕食するので針の軸にまっすぐつけてたらしは3cm。石粉(イソメの友という品名もある)をたっぷりまぶしておくとえさ付けがしやすく、手返しが早くなります。棚はべた底で錘を引きずるぐらいでちょうどいいです。船の真下を狙うときは特に錘が浮かないようにしないといけません。
(7)アタリ:この時期、キスのアタリは力強く明確にでます。ぶるぶると小刻みに竿先にでるのははぜ類がえさをひきっぱっているアタリ。キスは力強く、がんがん竿を揺さぶります。なので、ぶるぶるくるアタリはとりあえず無視して、大き目のアタリをまった方が効率がいいです。本来、キス釣りはがんがん来るアタリの前にフッというような前あたりがあり、ここであわせて釣るのが名人の釣り方らしいなのですが、残念ながらわたし含めて普通の人はわからないので大きなアタリが2回出たら軽くあわせてリールを巻きます。
(8)エサ交換:食っているときはエサが落ちるまでなんどでも釣れます。一尾釣るたびに交換する必要はないです。
(9)おい食い:投げて釣るとき、遠くで食わせたら1分ぐらいおい食いを待ってみます。効率が上がります。


あとは通ってコツをつかむことかな。




2011年7月3日 シロギス釣り やっと釣りにいけた・・・

2011年07月04日 | シロギス釣り
どうもご無沙汰しております。

仕事、しけ、病気でこのところ出漁さえできず・・・先週はやってはいけない仕立てドタキャンで、まるかつさん、たー坊さん、すずきんさんに迷惑をかけてしまいました。

事の顛末はというと、
そいつはいきなりきたんです。先々週金曜日の午後、普通に仕事をしていると、突然右のわき腹が痛くなってきました。
5分もたたないうちと椅子にすわっていることもできなくなり、会社に常駐している勤務医のところにいきました。
すると、どうも結石らしいから、医者で痛み止めをもらってくださいということに。
それで会社の近く(といっても15分ぐらいあるいたところ)を紹介してもらい、早退をつげて会社を出たのですが、痛みはどんどん激しくなるばかりで歩くのもつらくなり、休み休みなんとか医者までたどりつきました。
しかしてどういった手違いか、専門の読影医はおらず、レントゲンも超音波もできないので問診だけで結石と診断され、痛み止めと石を溶かす薬を処方してくれただけ。「痛み止めを入れれば、すぐに収まるから、2~3日しても症状が治まらなければまたきてね」
といわれてほうりだされました。薬局で薬をもらい、トイレで座薬をいれて、これで大丈夫かとおもったのですが、これからが地獄。
薬局から少し歩いたところで、痛みが強くなりしかたなく、公園のベンチでよこになりますが、七転八倒の痛み。もとの病院に戻ろうかとも思ったけどそこまで歩く気力もなく、すぐ近くにあった整体院に助けを求めて入りました。そこはたまたま昼の休憩中で客がいなかったのとあまりの苦悶の表情に同情してくれたのか、ベッドを貸してくれて、ここでしばらく休ませていただきました。30分ほど休むと薬が効いてきたのか痛みがやわらいできたので、とりあえず礼を言って整体院を出てなんとか自宅まで帰着しました。
その夜も薬が切れるとたちまちすさまじい痛みに襲われる状態でしたが、この時点では何とか日曜の釣りにはいけるかもと思っておりました。
薬が切れたら「たー坊さん、座薬おねがい」とかたのめばいいかと楽観していたのですが・・・

翌土曜の朝も痛みはひかず、これはひょっとして重症かもと思い始め、(重症の場合は石を超音波で破砕するか、外科手術で抜くらしいですが)まさに断腸の思いでみなさんに断りのメールを打ちました。
いままでかかったこともない病気によりによって仕立ての前々日に襲われるとは、よほど運が悪かったとしかいいようがありません。
その後は日曜夜にはだいぶ落ち着いてきて、痛み止めなしでも大丈夫なようになり、火曜日に専門医のところへ行って超音波で見てもらうと、腎臓に若干ハレがあるけど、石はなさそうとのことで、木曜には完全回復しました。

ということで、みなさん、ごめんなさいでした。これに懲りずまたよろしくお願いします。

さて、長くなりましたが、久しぶりに釣りに行ってきました。
先週金曜は深夜まで仕事だったので、土曜の釣りは断念して日曜に行ってきました。
釣りものは、スズキかキスかで悩んだのですが、マダイ4連ボ中、ハナダイ1枚はさんでアナゴもボ。こんな不調のときにスズキの顔を見るのは奇跡に等しいとみて、シロギスにしました。嫁もシロギスの天ぷらが食べたみたいだし。

東京湾か相模湾か迷いましたが、東京湾の方がキスがでかそうなので、金沢漁港の鴨下丸から出船しました。

<5年ぶりの鴨下丸>


宿に着くとすでに釣り客が大勢着ています。これは混むかなと思ったのですが、ほとんどはスルメのお客で、シロギス船は誰もおらず、右艫に入れました。結局出船までに4人の家族連れ含めて、8名。余裕の釣りです。

場所は最初八景の間沖、富岡沖水深20mぐらいの場所。

仕掛けは天秤仕掛けの2本針90cm。船長からは途中同突もすすめられましたが、天秤で通しました。
餌はアオイソメ。いつもジャリメなので餌付けが結構たいへん。
石粉をまぶしてすべらないようにしておきます。

2本竿で、1本は船の下に入れ、もう一本は投げて誘います。
すると一投げ目からガンガンと激しいあたりがあり、15cmと24cmの一荷。置き竿にもあたって最初の2分ぐらいで5尾釣れました。
潮がいっていて船が動くので置き竿にも、投げた竿にも万遍なく当たりがでます。この状態なら投げない方が効率よく釣れるのですが、やはり投げて誘う方が面白いのです。

<丸々したシロギス>


その後もアタリはぽつぽつと出ますが、船長は「ちょっと走ります」と告げて中の瀬に。

<中の瀬の看板>


中の瀬でもアタリは続き、ピンギスから大羽のキスまで混じりで釣れます。
ここで、小さいキスのアタリがあり、おい食いを待っていると、いきなり引き込みがあり、ドラグがすべります。
激しく頭を振る引きで、慎重にやり取りして、もう少しで姿がみれるというところまで巻いたのですが、スッポ抜けました。
流線7号なので懐が狭く、ちゃんと針がかりしなかったのでしょうが、惜しいことをしました。
同船のお客がマダイの500gぐらいのを釣っていたのでこれかもしれません。

本日の釣果

シロギス 12~24cm 72尾



他、ハゼ類、ベラ類、小型メゴチ、子サバ多数 すべてリリース
正体不明の大物 ばらし

船中 シロギス 12~86尾

大羽のキスが多数混じりました。
<20cm以上のキス>


まあ、食いはよかったので、うまい人なら一束ぐらい釣ったかもしれませんね。
鴨下丸の船長はとても丁寧で釣らせる心意気が感じられました。

<キス天>


<キス天丼>


堪能しました。

これで心置きなく次回からは坊主覚悟の釣りができるってものです。








6月26日 シロギス釣り 怒涛の入れ食い 平塚沖

2010年06月26日 | シロギス釣り
今回は釣り友哲ちゃんと平塚豊漁丸からシロギス釣りに行ってまいりました。
嫁さんからシロギスの天ぷらが食べたいとのリクエストがあり、親しくしている
ご近所さんとも久々に宴会がやりたいということで、シロギス釣りに行きたかったのですが、
最近週末は南風の予報が多く、見送っていたのです。
前日の予報では南西風5~8mで、春先なら時化になる風速ですが、北に低気圧も
おらず、梅雨前線に吹きこんでくる風なので、それほどは吹かないと読んで
「明日はシロギスにいく」と嫁さんにいうと、すかさず件のご近所さんに
日曜にキスの天ぷらで宴会しましょうとお誘いのメールを・・・

事前に釣果を期待されての釣りはプレッシャーがかかります。
なんつっても魚にその気がないとハリにはかからないわけでして。

皮算用では天ぷら用5人で20尾、その他酢締めやら刺身やら、なんやらで20尾、
計40尾くらいはほしいなぁ、凪ならなんとか釣れるかなぁ
と考えながら宿にいきました。

釣り人は哲ちゃんと私だけ。2人で貸し切りです。
キス用に2本、泳がせに1本、3本竿で臨みます。
海は、南風そよそよで波がちゃぷちゃぷしてちょっとやりずらい。

<ポイントは平塚観測塔の内側。相模川河口から花水川河口まで約2キロの大流し>




船の真下に1本落とし、もう1本を投げて探ります。するといきなりのアタリ。
プルプルと気持ちよく竿先を震わせて17㎝位のキスが釣れました。
次の投入をして底を取っていると、置き竿にアタリ。またしても中型キス。
それからは怒涛の入れ食い、投げる竿にあたるかと思えば、置き竿にも
アタリ。取り込み、アタリ、投入をひたすら繰り返すキス釣りマシーンと化しました。
もうあとの始末も、弁当食うのも忘れて釣りまくり、11時ごろ若干食いがおちたものの、
12時過ぎにはまたも食い出し結局94尾という怒涛の食いでした。(船宿には70ぐらいと
過小申告しときました)

泳がせ竿には一回ぐいぐいとアタリがありましたが、残念、食いこまず。
餌のキスは頭だけが残され、船長曰く、イカのいたずららしい。
あ~ スッテをつけとけば取れたかも。
他に置き竿がいきなりドラグをすべらせ一瞬でハリス切れというのが1回。
水深10mぐらいでしたが、海はなにがいるかわかりませんね。
入れ食い堪能したけど、こういう釣りはそうたびたびは行かなくても
いいですね。

<94尾のシロギス。これを全部卸すかと思うと頭くらくら。測ってないけど
3キロは軽くあります。>



釣果 
シロギス 12~22.5㎝ 94尾
外道 ワカシ 2尾(リリース)、メゴチ4尾、ヒイラギ1尾

<上平均サイズ17㎝ 下最大22.5㎝。平均して型揃いだけどジャンボは減ったような気がします>



豊漁丸さんは昔マダイ釣りに通った船宿さんで、あまり混雑せず釣りやすい
です。これを読んでいただいた皆様、ぜひ利用してみてください。