マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2012年10月22日 カツオ釣り 4連ボか・・・

2012年10月23日 | マグロ・カツオ釣り
22日は月曜日なんですけど、職場のカレンダーでは休みなんですね。
なので、良い大人で平日のつりを楽しんできました。

釣り物は翌日仕事なので当然近場、東京湾のハナダイがいいかなと思っていたのですが、相模湾の戻りカツオが急によくなって来ているので急遽カツオの道具を積んで葉山あぶづり港からカツオ乗り合いで行ってきました。いつも乗る船宿がカツオ船を出していないので、初めてですが長三朗丸さんにお邪魔します。

さすがに月曜から釣りに行く人は少ないらしく、船はガラガラ、左3名、右4名の7人で左トモに道具を置きます。

<凪の海>


<道具立て>
竿:ダイワ ゴウインブルHH-220
リール:ダイワタナコンブル750 PE10号 300m

針:ヒラマサ16号 ハリス 20号3m



この道具で1本も魚釣ってません・・キミたち魚運ないんじゃない


最初の場所は平塚真沖、葉山の真西ぐらいの比較的近場です。探索して何回かながすと船中3名が同時にあたり、私にも当たったのですがこれは針かかりが浅いらしく、バラシ。

その後もうまく反応を捕まえると船中誰かに当たるという感じで良型のカツオがあがります・・・

が、私の竿にはあたりなく・・・

時間ばかりがどんどんすぎ、隣の人はすでに4本ぐらい上げていたかな?

船中坊主は2名、船長は時間延長して群れを追ってくれますが、あたりなく、すでに3時近く・・・
他船も仕舞い始め、「お疲れ様でした、またよろしくお願いします」という他船の船長からのあいさつが無線から聞こえてきます。

まさかの4連ボ・・・この釣りは比較的好きな釣りなのに何でだ????





とおもったら

竿が不気味にぶるぶる震え、ギューンと突っ込むかとはらはらしてみていると道糸がたるんできました。
ああ、なんだお祭りか・・・

しかし周囲をみても誰も祭っていません。
ひょっとしてカツオ得意の食い上げかと電動のレバーを入れると、竿が突っ込んだ。

レオブルのパワー全開でゴウインに巻くとすぐに魚があがってきました。
さすがに電動のパワーは強力で4キロ級のカツオが突っ込んでもリールが止まることはないですね。

<カツオ様>


よくぞ、自分の針に食ってくださいました。こういう一本はうれしいですね。

その後2ビシ入れて納竿。ぎりぎりのところで4連ボは回避しました。

<本日の釣果>
カツオ 4.0キロ 1本


<船中>
カツオ 2~5キロ 1~6本 キメジ小さいの 1

やれやれです。

カツオは大トロとまではいきませんでしがた、そこそこ脂がのっていて刺身でその日の内に食べてしまいました。

ナブラは多く、鳥山もそこかしこに見られてしばらくたのしめそうですね。

イナダのスパイシーみりん干しとイナダダイコン

2012年10月20日 | 料理
今日あたりいい凪でみんな沖でしょうね。
ちょっと故あって沖にはでれないのですが、朝目がさめてしまったので、前に釣ったイナダの料理をアップします。

<スパイシーミリン干しの唐揚げ>


醤油とミリンを合わせたたれに荒引きコショウとガーリックパウダーなどをいれて一晩漬けこみ、天日で1日干します。
水分がとんだら、軽くあぶるか、片栗粉をつけて揚げていただきます。
写真は揚げたものです。
狙った味とはちょっとちがってましたけど、干物にすると旨みが凝縮されますね。ビールのつまみには最高。
たれは一度煮込んで濃縮した方がうまいかも。


<イナダ大根>

毎年ワラサで作るのですが、今回はイナダです。

くわしい作り方はこちら。

8時間煮込みます。大根は別に下茹でしておき最後2時間だけ合わせてたきます。こうすると大根の雑味が魚にうつりません。
今年も大成功。骨までさくさく食べられます。

カンコなべ

2012年10月17日 | 料理
カンコは”あまり美味しくない”魚といわれていますが、果たしてその実態は??

<カンコの身>


オニカサゴよりよい点は魚がでかくて歩留まりがよいので白身がたっぷり取れることです。
ただし、身質は脂が少なく、硬いです。じっくり寝かせれば刺身でもいけそうですが、今回は寝かせる時間がないので火を通していただきました。

<カンコ鍋>



巨大な中骨でとった出汁で煮込みます。5尾300円のアルゼンチンアカエビを足して旨みを出します。
火が通れば上質な白身で、オニにくらべると若干旨みが少ないかなという程度です。出汁は淡白ですが、味はしっかりしていて、最後に雑炊で食べましたけど、うまかったです。家族には大好評でした。

<カンコの天ぷら>



これも身がしっかりしていておいしいです。合わせに摩り下ろしレンコンと干しエビの団子を天ぷらにしてみました。

いずれも大好評で、あっという間に平らげてしまいました。



2012年10月13日 オニカサゴ釣り 参りました

2012年10月14日 | オニカサゴ釣り
大原の勇盛丸からオニカサゴ仕立てに言ってきました。

メンバーはまるかつさん、たー坊さん、かんこさん、アッキーさん、汐留めの漁労長さん、汐留めJrさん

前日の予報では北の風3m、波1.5mで外房では珍しく凪に当たったかと喜んでいたのですが、現地に着くと風裏の港でもちょっと吹いている。沖はそうとう吹いていそうな感じです。沖に出ると案の定うねりがすごい。高いうねりで3mぐらいあったんじゃないでしょうか。

<大原名物の大うねり>


船を立てると風もすごく10mぐらいは吹いていそうです。

<道具立て>
竿:ディープクルーザー 150号-200cm
リール レオブリッツブル 500 PE5号400m
オモリ 150/200号 片テン ハリス6号 3本針全長2m 途中上から50cm 125cmのところに三つ又サルカンでエダス40cmを出す。

風とうねりならこのメンバーならものともしないのですが、問題はそれではなく・・・
道具を入れると120mダチで130mぐらいで着底。次にタナをとると140m、次は160m、その次はもういくらだしても底がわからない・・・
この状態で底物を釣るのは厳しい。何しろオモリが底近くにないわけですから・・・

どのくらい潮が速かったかというとテンビンが根がかりするとそれこそマグロが食ったみたいに糸がピューと出て行く、ドラグ締めても全然だめです。


それでもオモリが底に着いた一瞬の邂逅で釣る人は釣るものです。

<船中第1号>



かんこさんが良型のオニを釣りました。
その後、船長は徐々に灘よりの浅場に場所を移して流します。GPSで見ると3km以上の大流し。
場所を変えても潮が早いのには変わりなく、数回底立ちを取ったら回収、再投入というコマセ釣りみたいな釣りになります。

でも、ここは外房、道具さえ落ちれば、魚はいるらしく、程なく竿先を持っていくいい当たりがありました。
途中の引きも底魚らしくあがってくると赤い大きな魚影に一瞬大オニかと思いましたが、カンコ様でした。

<カンコ様>


その後、船中カンコ様がぽつぽつとあがりますが、次第にあたりが遠くなり、沖あがりとなりました。


<本日の釣果>
ウッカリカサゴ(カンコ) 1.8キロ 1尾

<船中>
オニカサゴ 1.2キロ(目見当) 1
ウッカリカサゴ 1.3~2.5キロ 0~2 計4
メダイ、サバ 少々

本命は船中1、坊主6、カンコ様を含めても、船中3名坊主というきびしい釣果となってしまいました。

問題は、9/21のオニカサゴ釣りからこの速潮はある程度予見できたということです。実は好調なヒラメに釣物変更しようかと悩んだのですが、オニで募集していることもあって決断できませんでした。仕立て幹事は状況を見て思い切った決断をするリーダーシップが必要ですね。度量が小さかったです。

マダイの出汁蒸し

2012年10月11日 | 料理
久々のマダイ様、そろそろ脂の乗るシーズンですが、今年の魚はどうだったでしょうか。

結論からいうと極上品です。去年の今頃釣ったマダイよりはるかに脂が乗っています。よい個体に当たったのかもしれませんが、これからも期待できそうです。

<マダイの刺身>


腹の中は脂肪の塊がぎっしり。全身トロ化していました。特に腹側の身は大トロといってよく、あっという間になくなりました。
旨みが濃く、甘みの強いマダイの刺身はオニやアカムツを食べたあとでさえ、うまいといわねばなりません。この時期の東京湾、キロ前後、よい個体が揃えば、やはりマダイは最高級魚の1つであることは確かです。

<マダイと横浜野菜の出汁蒸し>


たまたま、近所の農家直売所で横浜産のなす、にんじん、ねぎを手に入れたので、蒸し物を作ってみました。
蒸すときのお湯の中にパック出汁を一ついれて5分ほど強火で蒸します。

マダイのふんわりした身がたまりません。出汁のかおりがほのかにしておいしいです。

久里浜の秋の幸堪能しました。



カンコのフィッシュアンドチップス

2012年10月09日 | 料理
前々から一度、イギリスの名物料理フィッシュアンドチップスを作りたいと思っていたのですが、白身でなおかつ大きな切り身が取れないとできない料理なんですね。メダイでは身質が重過ぎるし、マダイはでかいのが釣れないし、スズキが合っていると思いますが、今年は釣りにいかなかったし。

今回3キロ近いカンコが釣れたので、これ幸いとやってみました。

<カンコのフィッシュアンドチップス>


例によって途中段階の写真はないんですが簡単にレシピを書いておきます。
カンコは3枚に卸し、さらに血合い骨のところで切り分け、皮を引き、大き目の切り身にする。
切り身に軽く塩をしておく。
小麦粉にスパイス(細引き黒コショウ、ガーリックパウダーなど)をまぜ、切り身によくまぶす。小麦粉を黒ビールでごく薄くとき、衣を作る。天ぷらよりゆるい感じ。
新品の揚げ油で揚げる。

タルタルソースかトマトケチャップ、またはワインビネガーなどをかけていただきます。これが、うまいです!!ビールが何倍でも飲めちゃいますね。カンコでやったのは大成功。衣はカリカリ、なかのカンコの身はジューシーで魚臭さもなくしっかりしているので歯応えも充分。最高ですね。

<こんな感じですね>


<カンコのブイヨンとレンズまめのスープ>

カンコのブイヨンはオニとはまたちがう淡白なお味です。レンズまめの風味とよくあいます。

<カンコのかまのグリル>


うまいことはうまいんですが、かなり大味です。

<カンコのマリネサラダ>


これもうまかったです。

<カンコのブイヨンで作るパエリア>


いうことなし。

<カンコのブイヨンで作るブイヤベース>


これもうまし

<いろいろと楽しめました>


2012年10月6日マダイ釣り ワラサまでもう少し

2012年10月07日 | コマセマダイ釣り
このところ、仕事がバタバタしていて疲れもあり、週末は釣りに行く計画もなかったのですが、前日比較的早く帰れたので、行くことにしました。
こういうときは定宿五郎丸に限ります。半年ぶりになります。
今日は中潮なので、釣り座はあまり関係ないだろうと踏んで、朝4時過ぎに着くとクーラーはすでに5個、みんな早いなあ。2人組みがトモから並んで入ったので右ミヨシに入れました。

出船まで小一時間さぶちゃん船長と釣り談義。こういう時間が好きですね。釣り客もほとんど顔見知り。乗り合いとは言え、仕立てみたいなものです。

<仁助丸>


イナダ・ワラサが回っているので、ハリスは太めの4号6m2本針でいきます。秋のマダイ釣りはハリス6mで充分だと思いますよ。
ちなみに前日は3キロのヒラソーダが釣れたとか、おいしいだろうと思いますよ。

<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ3m 40号
リール:レオブリッツ270MM 道糸PE3号300m(高切れで実質230m)
ビシ:L/FL80号
ハリス:4号6m1~2針 グレ(メジナ)10号/8号


最初の場所は真沖のブイの南水深45m前後、上げ潮が少し残っているのでミヨシが多少有利でしょうか。
すると3ビシ目に竿が激しく上下します。

何しろ久しぶりなので魚の引きもわからず、ひょっとして大ダイかなと期待しながらやり取りしますが、なかなかあがってきません。どうも青っぽいと途中から思い始め、時間をかけてあがったのはイナダでした。

<イナダ>


2.5キロ。もうちょっとなんですけどね。

その後、船中中型のマダイやイナダがぽつぽつとあがりますが、自分の竿にはあたりなしで、上げ潮が止まるとまったりタイムになりました。

他船でアタリもないので、アシカ島の脇、45mに移動。
この場所はいろいろ釣れるんです。昔はマダイ10枚、イシダイに大アジに大サバといい思いさせてもらいました。

何ビシか入れてコマセが効いてくると竿が鋭く突っ込みました。ゴンゴンと小気味いい引きは赤いのかなっと思ってタモに収まったのは1キロをちょっと切るぐらいのマダイ様

<マダイ様>


久しぶりだけど、やっぱり引きは上品でいいなぁ、底物もいいけど、マダイ釣りは止められそうもありません。

本日はこれで釣果充分、ミッション終了でもよかったのですが、魚が船についたようで、あたりは止まりません。
イナダのでかいのが船中、誰かしらにあたっているという感じで沖あがりとなりました。

あ、大ダイも出ましたよ、私じゃないけど。3.5キロでしたね。タモ取りしたけど、頭がでかくてタモに入らないかとあせりました。
同じ場所に居た他船はそれほどあたりなく五郎丸の一人勝ちでしたね。

<本日の釣果>
マダイ 0.9キロ 1枚
イナダ 2.2~2.7キロ 4本 バラシ1本

<マダイ・イナダ>


<船中釣果>
マダイ 0.7~3.5キロ 0~3枚1名 1枚 3名 坊主3名
イナダ 1.3~2.7キロ 1~10本 10本釣った人は小型が多かった。不思議です。
イラ 1枚

よい釣りでした。

追伸:巨大カンコはおいしくいただきました。時間が出来たら料理もアップします。