マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

ヒラメ御膳

2014年11月19日 | 料理
ヒラメは1枚だけでしかも1.7キロとそれほど大きくもなかったけど、意外と歩留まりが良くて食べ出がありました。

<ヒラメのお造り>


身は淡白でやわらか、縁側は脂が乗って歯ごたえ豊かで美味しいです。刺身は3日ぐらい熟成させた方がいいかも。

<ヒラメの昆布締め>


3時間ぐらいの浅締めです。身が締まって昆布の香りも豊かで美味しいです。

<ヒラメのワサビ和え>

ヒラメの切り身にみょうが、シソ、ネギを合わせ、そばつゆにワサビを溶いたタレで和えました。日本酒に合いますね。


<ヒラメとホタテの昆布蒸し>


昆布引いてヒラメの切り身とホタテの貝柱を乗せ、酒と塩をふって強火で蒸し上げます。
ホタテの食感とヒラメがよく合います。

<ヒラメの揚げ物>


あまりの身とヒレ、皮を唐揚げにしました。油を通すとひときわ美味しいですね。

<ヒラメのアラ、肝、胃袋と豆腐の煮物>


ちっと煮崩れちゃったけど、味はいいです。魚のアラの出汁をお豆腐に吸わせてお豆腐を食べる料理です。


<ヒラメの出汁で炊いた生姜飯>


締めはこれです。

中華料理まで食材が回らなかったので、またヒラメ取りに行きます。今度は釣れるかな。

2014年11月15日 ハタ・ヒラメ仕立 夢の釣り

2014年11月16日 | リレー船・その他の釣り物
今回はまるかつさん主催で、もとより釣果を期せず、坊主覚悟で希少魚の大型マハタをメインに大ヒラメも同時に狙うという仕立です。

次の瞬間に4キロ5キロの大マハタが竿先を海面に舞い込ませる・・・・・・・



かもしれないというワクワク感だけで一日を海で過ごす。なんともロマンあふれる釣りです。




船宿は大原勇盛丸さん



この仕立に集まったメンバーは
前から

ケンイチさん、まるかつさん、すずきんさん、汐留さん
ポン太さん、マルソータ、みっちゃん

みっちゃんを載せて一路大原へ。高速の出口を間違えて茂原あたりの山道を走っているとキョン(台湾鹿)の子供がいましたよ。

陸ではほとんど無風で珍しく凪かなと思いましたが、沖の方は北西風が吹いていて、海はデコボコ。

<大原に凪はなし>



<道具立て>
竿:シマノ ミヨシ3m 40号
リール:ダイワ スーパータナコン500W 道糸PE4号400m
メインで使っているレオブリッツブル500がメンテ中のため2000年購入の予備役のリールを出してみましたが、無事に使えました
オモリ:80号
ハリス10号 船長手作り仕掛け

水深98mから攻めます。

もとよりアタリ少ないだろうとの読みは外れ、意外にも最初の流しからトモよりは活況。2キロ前後のヒラメが上がってきます。

<みっちゃんにヒラメ>


いい型です。

<すずきんさん大判>


3.5キロの大型。
さすがすずきんさん。

<汐留さんには珍しい魚>


エビスダイ。真紅の綺麗な魚。もちろんヒラメも釣ってました。

しかして、我が竿には一度アタリがあったきりで食い込まずに食い逃げ。
なんか違っているかなと思い、ハタ狙いで2メートル切ってたタナを下げ、底トントンぐらいにしてみます。

すると

ガツガツときましたよ。
ガツガツがググーにかわり、さらに重みが乗ったところで大合わせ。
確かな重量感がかかり、ヒラメと確信。
100mから巻き上げると、まずまずサイズのヒラメが上がってきました。

<ヒラメさん>


しかし、その後アタリは止まり、灘よりの70mダチへ移動。

それからはひたすら竿先を眺める時間のみが流れ・・・

終了5分前にポン太さんがヒラメを釣って沖あがりとなりました。

<勝負強いポン太さん>


<本日の釣果>
ヒラメ 1.7キロ 1枚

<船中釣果>
ヒラメ 1.5~3.5キロ 0~3枚 船中10枚ぐらい
エビスダイ、マトウダイ、カサゴ混じる

夢をクーラー満たんに釣った上に、メンバーのほとんどの人が良型ヒラメの顔を見れ、よい仕立でした。

まるかつさん、ありがとうございました。



タチウオの酸辣湯

2014年11月11日 | 料理
しつこいですが、また辛い料理を作ってみました。といってもピリ辛ぐらいです。
今回は湖南の名物スープ酸辣湯です。

材料 
タチウオ2本、三枚に卸し3cmぐらいに切る。(白身魚ならなんでもいいです)
中華きくらげ5個ぐらい 戻して千切りにする
しいたけ 3個ぐらい 千切りにする
白菜:2枚 5ミリ幅に切る。
卵:3個
にんにく3かけ、生姜1かけ、長ネギ半分 全部みじん切り 

中華スープの元
豆板醤 小さじ1
塩・コショウ・紹興酒・片栗粉
豆鼓(あれば)
お酢 お玉いっぱいぐらい

まず、タチウオに塩、コショウ、紹興酒で下味を付け、片栗粉をまぶして、3分ほど茹でます。湯通しと言って魚の味を閉じ込める作用があるそうです。
スープを作ります。長ネギの青いところ、生姜、潰したニンニク(分量外)とタチウオの中骨で出汁を取り、中華スープの元を入れて塩気が薄く付く程度に煮出します。

別の鍋にサラダ油を熱し、ニンニク、生姜、長ネギをのみじんを炒め、更に豆板醤を炒め、あれば豆鼓を入れて弱火で炒めます。
香りがでたら、きくらげ、しいたけ、白菜を入れて軽く炒めてスープを注ぎ、野菜類がしんなりしたら、卵を溶き入れます。それからタチウオの身を入れて、最後にお酢をいれます。

<出来上がり>


タチの身がふんわりして辛酸っぱいスープに絡みとても美味しいです。
寒い季節にピッタリですね。
フグや真鯛でもよさ気です。

<タチウオの中華風マリネ>


下味を付けて素揚げしたタチウオに玉ねぎとニンジンを中華ドレッシングで和えました。ドレッシングはごま油でニンニクのみじんを炒め、塩と先ほどのスープを入れて合わせたもの。
美味しいですよ。

<シマガツオのチリソース>


これで8魚種目。定番料理ですが、絶対外れがないので迷ったらこれです。
今回は花椒入です。

タチ6本、シマガツオ2枚で2日分のおかずには充分でしたね。




2014年11月8日 タチウオ釣り  参った参った

2014年11月09日 | タチウオ釣り
十数年ぶりに東京湾のタチウオに行ってきました。

釣り物をいろいろ悩んだ末、汐留さんに「週末の釣り物はお決まりですか?」とメールするとタチウオの支度をしているというお返事で同船させていただくことになりました。


船宿は久里浜平作丸さんです。

朝5時前に着くと既にクーラー2個。先行の2人にはトモに入ったので汐留さんと並んで左の前から2人で釣り座確保。

<平作丸>



<汐留さん>




<道具立>
竿 アルファタックル アルバトロスフラフラ 180M →さくら 北海40 2.1m
リール DAIWA レオブリッツ270MM → 汐留さんからお借りしたリール
オモリ 80号 片テンビン1本針 ハリス6号 一ヒロ


場所は下浦沖の130mダチ。大潮で潮が早く道糸がトモ方向に流れるので上からではタナが取れず、下から10~30mをしゃくりながら探ります。
すると下から30mぐらいでガツンとアタリがあり細いながらタチウオが上がりました。
さらに連続でもう一匹食わせ、さあ、これからという時に・・・

シャクった竿がバキンと轟音を響かせて継ぎ目から折れました。

<furafuraお亡くなりの図>



仕方なく竿を予備で18年ものの北海40に換装。

再びシャクるとまた2匹連釣り。
これから数を伸ばすぞ・・・と意気込むと・・・

今度はリールが動作停止。
落としてしばらくは動きますが、巻き始めると表示が消えるの連続・・・


水深130mでは手巻きで出来ないので汐留さんに予備のリールをお借りして換装。


ようやく釣り再開で今度こそと気合を入れて1匹釣ったら針を外す時、タチウオに噛まれて激しく出血・・・


これだけ不運(というか不注意)が重なると海の女神様も愛想をつかすのでしょう。

アタリは遠うのきそのまま沖あがりとなりました。

<シマガツオ>


こんなのも出たよ。

<本日の釣果>
タチウオ 指2~3本 6匹
シマガツオ キロぐらい 1枚 (他に汐留さんから1枚いただきました)
ゴマサバ 40cm 1本

<船中釣果>
確認せず





汐留さん、リールお借りしたほかいろいろお世話になりました。ありがとうございました。

<シマガツオのフライ>



フライにすると美味いですよ。これ食べたら専門に釣りたくなりました。


オニカサゴの四川炒め

2014年11月04日 | 料理
また作っちゃった辛い料理です。

いわゆるエビチリというのは、料理人の陳建民氏が四川料理の乾焼蝦仁(ガンシャオシャーレン)を原形に日本人にも食べやすいようにケチャップと豆板醤で甘辛く仕立てた料理と言われていますが、原形料理のレシピをアレンジしてオニカサゴで作ってみました。
1.2キロのオニの身を全部使いました。釣り人だけしかできないですね。


<オニカサゴの四川炒め>

材料はニンニク3かけみじん切り、生姜1かけみじん切り、長ネギの青いところ1本、花椒大さじ山盛り1、豆板醤大さじ1、四川唐辛子15個ぐらい、中華スープカップ1。

オニの身を適当な大きさに切って、塩、コショウ、紹興酒で下味を付け、片栗粉を極薄くまぶし、脂通しします。炒めた時身が崩れないようにしっかりあげます。

鍋にサラダ油を熱し、ニンニク、生姜、豆板醤を炒め、香りが出たら花椒を入れて中華スープを注ぎ、煮立ったらオニの身を入れて炒め煮にします。
最後に長ネギを入れて軽く炒めれば出来上がり。




丸い唐辛子が四川唐辛子です。中華街に一袋300円で売ってました。通販でも買えます。辛味がマイルドで炒めると良い香りが出ます。
うまいですよ~。唐辛子の香りと花椒の刺激が最高。しつこいですが、見た目ほど辛くないです。

<オニカサゴの中華蒸し>
腹開きにしたオニカサゴに塩、紹興酒で下味を付け、オイスターソースと紹興酒ベースのタレをかけて強火で10分蒸します。
本来は熱した油をかけるのですが、今回は油っぽくなるので止めました。

オニの旨味が凝縮され、最高の一品でした。

どうやって料理しても美味しいオニカサゴ。また釣りたいですね。