2009年10月31日(土)
今年最後のグループコンサートは、大人のグループ。
大人の方はものすごく緊張されるので、
始める前に、気持ちをほぐすためのお話や、ゲームなどをしている。
今回は、子どもたちが“創作発表”をしたので、大人の方にも音楽を作る仕組みを体感してもらおうと、
“創作タイム”を設けた
C Dm Em F G Amを聞かせて、イメージをつかむ。
その中から、好きなコードを選ぶ。
じゃんけんで、そのコードを順番に並べる。
1小節に1つのコード。
3人だったので、私も加わって4小節分のコード進行ができた。
C C Em Am
4分の4拍子で、できたコード進行を聞かせ、メロディーをイメージする。
メロディーを鼻歌で歌ってもらい、私が採譜。
すんなり歌える方もいれば、1音の生みの苦しみを味わう方も。
出来上がったの曲は、穏やかで、少し前の洋楽、映画音楽といった感じ
“作曲家の気持ち”を感じていただけていたら、いいな。
大人の方は、曲に対しての憧れも強いし、自尊心も強い。
選曲にもそれが表れている。
弾きたい曲をたくさん書いてきてくださる。
どれもがステキな曲で、どれも思いが詰まっていて、どれも立派に弾きたいと思っている。
その気持ちを大切にしたい
でも、グループコンサートは「レッスンで弾けるようになった曲」を演奏することになっているのだが、
練習中の曲もあるし、以前に弾いた曲で思い出すのに時間がかかりそうな曲もある。
その狭間で、いつも悩む。
どのレベルで“よし”とするか、“よし”とできない場合どう伝えたらいいか…。
今回は“演奏のレベルを上げる”という私の目標があったので、
意思を強く持ち、ある段階で、大人の方たちに問うた。
「人前で弾ける状態ですか?」
みなさん、自分の状態は把握されていた。
それぞれに、曲を諦めたり、途中までにしたり、途中は片手のみにしたり、などの本番を見据えての決断をした。
そのことで、今までは演奏中に真っ白になってしまうことや、分からなくなって何度も繰り返すことも度々だったが、
今回は、みなさん落ち着いて演奏できていた。
“聞かせる”ことを意識した演奏に感じた
大人の方は、月1回程度のペースで、レパートリー曲を聞く「レパートリーレッスン」をしているが、
今までに弾いた曲をいつでも弾ける状態にしておく必要を、さらに強く感じた。
最後に感想をうかがったら、
ご家族、お仕事、ご自身の体のことなどで、練習に集中できないことも多く、
私への申し訳なさを感じていた。
そんな中でも、「ピアノを弾きたい」とレッスンに来てくださるだけで、私は十分うれしい
みなさんが帰られてしばらくしたら、大人の方からメール
「今日は、今までピアノを続けてきてよかったと、本当に思いました。
達成感、充実感、感動が渦巻いています。
これも先生のおかげです。」と。
この方は、人前で演奏する時に真っ白になってしまうことが多く、いつも悔やまれていた。
最近、耳が開いてきて、音色へのこだわりが出てきた。
欲しい音色を出すためには、体の力みを取る必要があったので、
姿勢を直し、指や腕、肩の力みをぬく体操をし、自然な演奏ができるようにレッスンした。
それによって、今回は、演奏中に体が硬くなることもなく、落ち着いて演奏できたとおっしゃっていた。
一皮むけた瞬間
この瞬間を目指してレッスンしてきた私も、とてもうれしい
今年最後のグループコンサートは、大人のグループ。
大人の方はものすごく緊張されるので、
始める前に、気持ちをほぐすためのお話や、ゲームなどをしている。
今回は、子どもたちが“創作発表”をしたので、大人の方にも音楽を作る仕組みを体感してもらおうと、
“創作タイム”を設けた
C Dm Em F G Amを聞かせて、イメージをつかむ。
その中から、好きなコードを選ぶ。
じゃんけんで、そのコードを順番に並べる。
1小節に1つのコード。
3人だったので、私も加わって4小節分のコード進行ができた。
C C Em Am
4分の4拍子で、できたコード進行を聞かせ、メロディーをイメージする。
メロディーを鼻歌で歌ってもらい、私が採譜。
すんなり歌える方もいれば、1音の生みの苦しみを味わう方も。
出来上がったの曲は、穏やかで、少し前の洋楽、映画音楽といった感じ
“作曲家の気持ち”を感じていただけていたら、いいな。
大人の方は、曲に対しての憧れも強いし、自尊心も強い。
選曲にもそれが表れている。
弾きたい曲をたくさん書いてきてくださる。
どれもがステキな曲で、どれも思いが詰まっていて、どれも立派に弾きたいと思っている。
その気持ちを大切にしたい
でも、グループコンサートは「レッスンで弾けるようになった曲」を演奏することになっているのだが、
練習中の曲もあるし、以前に弾いた曲で思い出すのに時間がかかりそうな曲もある。
その狭間で、いつも悩む。
どのレベルで“よし”とするか、“よし”とできない場合どう伝えたらいいか…。
今回は“演奏のレベルを上げる”という私の目標があったので、
意思を強く持ち、ある段階で、大人の方たちに問うた。
「人前で弾ける状態ですか?」
みなさん、自分の状態は把握されていた。
それぞれに、曲を諦めたり、途中までにしたり、途中は片手のみにしたり、などの本番を見据えての決断をした。
そのことで、今までは演奏中に真っ白になってしまうことや、分からなくなって何度も繰り返すことも度々だったが、
今回は、みなさん落ち着いて演奏できていた。
“聞かせる”ことを意識した演奏に感じた
大人の方は、月1回程度のペースで、レパートリー曲を聞く「レパートリーレッスン」をしているが、
今までに弾いた曲をいつでも弾ける状態にしておく必要を、さらに強く感じた。
最後に感想をうかがったら、
ご家族、お仕事、ご自身の体のことなどで、練習に集中できないことも多く、
私への申し訳なさを感じていた。
そんな中でも、「ピアノを弾きたい」とレッスンに来てくださるだけで、私は十分うれしい
みなさんが帰られてしばらくしたら、大人の方からメール
「今日は、今までピアノを続けてきてよかったと、本当に思いました。
達成感、充実感、感動が渦巻いています。
これも先生のおかげです。」と。
この方は、人前で演奏する時に真っ白になってしまうことが多く、いつも悔やまれていた。
最近、耳が開いてきて、音色へのこだわりが出てきた。
欲しい音色を出すためには、体の力みを取る必要があったので、
姿勢を直し、指や腕、肩の力みをぬく体操をし、自然な演奏ができるようにレッスンした。
それによって、今回は、演奏中に体が硬くなることもなく、落ち着いて演奏できたとおっしゃっていた。
一皮むけた瞬間
この瞬間を目指してレッスンしてきた私も、とてもうれしい
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