埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

粘土

2009年10月07日 | レッスンの出来事
先日、ピアノランド勉強会でご一緒している先生から、
粘土を使って、タッチの感覚を生徒さんたちに教えているというお話をうかがった。


タッチは、ちょっとした角度や力のかけ方で音色が変わる。

でも、生徒にとっては見た目では分かりにくい。

前回の勉強会でも、「吸い付くようなタッチ」という言葉が印象に残った。


そこで、私も試してみた


100円ショップで、ちょっとずつ押して確かめて写真にある柔らかめの粘土を購入。

形や厚さを試した結果、写真のような形状にしてみた。

自分でやってみた感じでは、吸い付く感覚、引き寄せる感覚が分かりやすい気がした。

問題は、生徒にとってどうか。


早速、生徒たちに試してみた。


まず小さい生徒(小1)。
   山や指先もしっかりしてきたし、指の動きもよくなってきたところ。
   引き寄せる感覚は、「ゆびさきつぶし」でやったくらい。

   棒状の粘土を縦に置き、1本指で上から下へ、指先がつぶれないように、力み過ぎないように気をつけながら、引き寄せていく。

   簡単にできるようだったし、指に意識を集中できているようだった。

   2歳の甥っ子でもできた

   なかなか良さそう


そして大きい生徒(中1)
   アームタッチの感覚をつかんでもらうレッスンをしていて、腕の動きは良かったが、
  その重みを十分に指先で吸収できていなかった。

   そこで粘土

   今度は、ピアノのふたの上に横に置き、アームタッチで粘土に落とす。

   粘土があまり凹まない

   でも、押し込む感覚がつかめたら、ピアノのふたでも重みを吸収することができた。

   その感覚で鍵盤で弾いてもらったら、音が違う

   これはすごい



この粘土で、生徒たちみんなの音色がピカピカになったらいいな 

   


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4 コメント

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ああ~~いただきます! (ERIKO。)
2009-10-07 21:18:13
粘土をタッチの例えにしていたのですが、
実際にやってみるといいのですね!!
さっそく100均にいってみます
ありがとうございます
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どうぞどうぞ! (まっみ)
2009-10-08 08:32:22
ぜひ、やってみてください!

今、粘土が乾かないようにポリ袋に入れているのですが、
すべりが悪いので、何かいいアイデアがあったら教えてくださいね
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粘土 (ちょこりん)
2009-10-11 00:06:43
本当は、そのままがいいんです。
ウェットを置いておけばね。

あとは、ポリ袋よりも、ラップの方がいい気がします。密着度があって。

ほかにも、今考えている方法があるので、うまくいったらお知らせしますね。
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Unknown (まっみ)
2009-10-11 20:32:50
ちょこりんさん、粘土のことを教えてくださって、ありがとうございます

ラップのほうがいいですか!
あ、我が家の薄いラップじゃだめかな
でも、試してみます。

ぜひ、また教えてください。
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