埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ 講師のまっみ＊江黒真弓です。
「音楽は楽しい！」から「本物の音楽」へ つながるピアノレッスン
教室の生徒たちやお家の方向けに
「ピアノだより」を発行しています
主に連絡事項や
生徒たちの交流を目的にした
「みんなの輪」ですが、
ときどき、私の音楽への思いや
生徒たちへの思いも
書いています。
明日から配る「ピアノだより267号」には、
「いろんな子がいて、どの子の存在も素晴らしい」という
タイトルで、生徒たちへの思いを書きました。
障がいのある子もピアノを楽しめることを知り、
お母様の大変さや言葉に出せない思いなどを感じて、
「障がいのある子どもたちのために音楽が役に立てたら・・・」と、
書いてきたりしました。
それを見つけてくださって、
ピアノ教室Andanteに障がいのある子も通っています
個人レッスンで音楽を伝えていると、
障がいの有無にかかわらず、
子どもたちはみんな音楽が大好きで、
ピアノで音を鳴らせることを楽しんでいる！
それは、音楽が大好きな私にとって大きな喜びです
障がいの有無ではなくて、
みんなそれぞれがちょっとずつ違っていて、
得意なことや苦手なことがそれぞれにあって、
どの子も愛おしいなぁと思います
本を読んだり、
お話を聞いたりして、
障がいのある子どもたちのことを勉強していると、
障がいのある子や、
コミュニケーションの苦手な子と、
定型発達の子を
お互いに大変だからと、分けて育てていくのではなく、
同じ空間でお互いに学びながら育っていくことが
社会で共に生きていくために必要なことだと感じます。
でも、それを実践していくと
別の問題が出てくることも知りました。
私も、すべてを受け止めきれない・・・
と
ひるみました。
「ハンディキャップの子どもたちにレッスンします！」
と言って、良い先生を演じたかっただけじゃない？
机上の理想論を言っていただけで、
私が受け止めきれないって、
なんて浅はかだったのだろう・・・と。
ある方から、
「まっみさんの理想とする音楽を伝える教室にしたいの？
それとも、来てくれた生徒を生かしたいの？」と聞かれ、
そのどちらかが良いと思えなくて、
答えられませんでした・・・
それから何度考えても、
どっちかを選ぶことができなくて、
結局「どっちも！」
ピアノが上手に弾けるようになりたい！と
来ている子たちには、
もちろん、最大限、私にできることはレッスンしたい。
そのためには、限られた時間を無駄にはできない。
でも、いろんな子がいて、
共に同じ空間で、
グループレッスンをしたり、
コンサートをしたりする中で、
お互いを知って、
仲良くなっていく時間も大切にしたい
「どっちも！」は中途半端なのかもしれない。
これも理想論なのかもしれない。
私の経験不足や心の余裕がなくて、
生徒のみんなの気持ちを十分汲めないこともある。
でも、その中にいろんな学びがあって、
喜んだり悩んだり反省したりしながら、
新たな視点を探していきたいと思う。
生徒たちや、お家の方のお知恵や力も借りて
自分を大切にしながら、相手も思いやることのできる、
素晴らしい関係を築ける社会であったらいいなぁと願います
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２０１９年9月１6日(祝・月）１０～１１時
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