埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

綿密なテンポ30!

2015年12月09日 | レッスンの出来事
「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へ つながるピアノレッスン

ピアノ教室Andnate(アンダンテ)/埼玉県寄居町
講師のまっみです。



テンポ60は、

1分間に60回打つテンポということなので、

時計の秒針と一緒


では、テンポ30は?

1分間に30回なので、

2秒に1回打つテンポ。


眠くなりそうなくらい、
かな~りゆっくりです



12月初めは、
来年4月の発表会(ピアノコンサート)の演奏曲の
譜読み完了の審査があります


練習の中でいちばんの難関
「第1関門」



「ピアノコンサート2016という名の木」


「名の木」の第1関門については、
こちらをご覧くださいね。





私はこの譜読みの時期をとっても大切にしています


ここで培った力が、仕上げのクオリティーを左右するから。

そして、「譜読み」という、いちばん地味な練習期間は、
自分と向かい合う時間。

自分のダメな面ばかりが見えてくるかもしれない

それをどう乗り越えるのか




その譜読みの中で、

「メトロノームと練習をする」という課題があります。


小さい生徒は、
ミュージックデータに合わせて練習するのですが、

少し大きくなるとメトロノームとの練習になります。



譜読みの段階なので、これは速くなくていいのです。


どんなに遅くてもいいから、両手で最後まで!


が目標。



難しくてうまく弾けないところに合わせて
テンポを設定するので、

弾きやすいところは、
なんともかったるいテンポになります



その中で、
今回、いちばんゆっくりのテンポだったのが、

しょうくんのテンポ30




このテンポで弾くことは相当大変です



でも、しょうくんは、

前の週のレッスンでやっていたテンポより
少し遅くして、

自分が確実に弾けるテンポを
自分でテンポ30に設定して
練習してきたのです!



それだけの鋭い感覚を持ったしょうくんなので、

と~ってもゆっくりな、テンポ30に、
ピタッとはめてきました



もちろん、テンポを一定に保つことが音楽じゃ
ないのは分かっています。


でも、演奏者の「弾ける」「弾けない」という
勝手な都合で、

テンポが乱れる演奏は、
残念だけど、人の心に届きません



テンポを一定に保つことができる人が、
計算をして・・・

感覚的に心地よい揺れを探して・・・

音楽の揺らぎを表現できるのだと思います



しょうくんは、今、だんだんとテンポを上げているところ。


テンポ30で、あれだけ綿密な演奏ができていたので、
今から、仕上げが楽しみです




                

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