きのう7月2日(土)の午前中に、BSのどこかのチャンネルで “青い体験” をやっていた。
何十年振りかで見たのだが、この程度の表現だったのかと拍子抜けした。
思春期の息子が、父親の留守中に、父親の後妻になるラウラ・アントネッリを全裸にして追いかけまわすのだが、彼女のヘアーのあたりを隠す楕円形のモザイクが蝶が舞うようについて回る。
この映画のなかで、若い男の子相手の娼婦が登場する。フェリーニの “アマルコルド” にもその手の女性が出てきたが、イタリアではそんな社会制度が黙認されているのだろうか。さすがベルルスコーニを首相に戴くだけあって、うらやましい(?)国である。
ところで、父親は彼女との結婚の許可を母親から得るために故郷に帰っているのだが、イタリアでは成人の結婚にも父母の同意が法律的に必要だったのか、たんに慣習上の同意なのか。
結婚式のシーンで、背景に旧型のフィアット500(チンクエチェント)が映っていたので、慌ててカメラを取りに行ったが間に合わなかった。
七月も何かと忙しいので、こんな記事でもアップしておかないと、投稿ゼロになってしまいそうなので・・・
* “青い体験”(1973 年、イタリア映画)。