豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

「消えゆく草軽電鉄」(東芝レコード)

2024年06月24日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 「消えゆく草軽電鉄」(浜本幸之=発行、企画=河野隆次、監修=加藤いずみ、東芝レコード4RS-374、非売品)というレコードが手元にある。
 そのジャケットには「軽井沢叢書 草軽電鉄五拾年誌・付録」と書いてある。このレコードの発行者は「軽井沢書林・浜本幸之」となっているが、レコード自体は非売品とある。この「草軽電鉄五拾年誌」という本には、レコードの他に実際に使用されていた切符も1枚付属していた。

 レコードのA面は「高原を往く」と題され、発車、上り坂のモーター音、レールのきしみ、ノッチをあげてノックする音、平坦路、ポイント通過、ブレーキ音、停車の音が収録されているらしい。久しく聞いていないが、やたらギーギーとうるさかった記憶がある。(6分33秒)。
 B面は「さみしい山の駅」と題され、ポイント切り替え、列車の到着、機関車の通過、列車交換、ポイント切り替えの音が収録されているらしい(6分25秒)。B面もその昔聞いたはずだが、まったく記憶にない。 
 録音は営業終了間近(昭和37年か)の3月に収録されたとジャケットの解説に書いてある。こんな文章をジャケットから転記していたら、レコードを聞きたくなってきた。

 以前平安堂書店の軽井沢店(国道沿いのマツヤの隣り)で、草軽電車のDVDを売っていたが、1万円近かったので買わなかった。草軽電車の動く姿は、木下恵介監督の「カルメン故郷に帰る」でふんだんに見ることができる。確か500円くらいのDVDだったはずである。
 ※ このレコードについては、昨日(2024年6月23日)の書き込み以前にも書いた。2006年3月3日付の「想い出の草軽電鉄」である。このレコードのジャケットは、一般的なドーナツ盤のジャケットのような正方形ではなく、実際はやや長方形である。 

 2024年6月24日 記

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