ブドウの種無し処理(ジベレリン処理)に初めて挑戦する。失敗することも考慮してピオーネ、藤稔、巨峰、安芸クイーン、ゴルビーの左右に伸びた主枝の一方に、ジベレリン処理することにした。失敗しても、もう一方の主枝は種有りブドウとして影響しないからである。
巨峰系4倍体ブドウのジベ処理には25PPMのジベレリン液に、1回目は満開時、2回目は10日~15日後に果房を漬ける。
花穂の整理には穂先3~4cmを残し、切り捨てます。
ジベ処理は一度に満開となればよいが、順次満開となることから、ジベ処理したものと、していないものの区別がつかなくなることから、ジベレリン液に食紅を加えることで、赤い色が付いているものは処理済と判断して重複処理の悪影響を防止している。
右上に見えるのはピオーネの花穂で開花までには4~5日かかる。