まほらま農園ブログ

まほらま農園で栽培してる作物の作業記録、畑と食卓を結ぶホットライン

桃の落下

2012-09-06 20:17:56 | 
毎年収穫するよりはるかに多い桃の落下
落下した桃の全てが何らかの原因で傷んでいる。

傷んでいる事象は3つ
① 虫に刺されている
② 虫が入っている
③ 核割れしている
それぞれの原因と考えられるもの
①は5mm目の網を桃の木全体に掛けているが、少しの穴から夜蛾やカメムシが入っている。
7月上旬に網をかけたが、その時すでに木や地上や地中にいたのではないか。
6月の台風の風雨で桃の掛け袋が破けたりしていたので害虫に刺されやすかった。
 収穫時期が遅くなった。桃は赤く色を着けるために、袋を外して2週間ほど日光に当てるが
色着きを待ってたために樹で桃が熟しだし、害虫を多く呼び虫刺されを招いた。
網を早い目に掛け除袋も早い目にし、熟しだす前に収穫するようにしよう。

②は開花後から芯くい虫等に刺されないように、消毒回数を増やし、袋掛け前の虫刺されを防ごう。
③はこれは一番難しい。核割れは幼果が急に肥大化するときに起りやすい、この対策は今後の課題。

いずれにしても、袋掛けした1割しか収穫できず、残りは地中に埋めていると言う、歩留まりの悪さを改善したいものである。
 

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