「七草粥」

おせち料理やお雑煮を食べ過ぎて
疲れた胃を休めるために
春の七草を入れたあっさりお粥…。
家族で頂きました～♪

七草粥には「邪気を払う」という意味が
あるそうですね♪


「お正月の主食はお餅しか食べない」
夫はそのかたくななまでの主義を
毎年貫いてきました。

ご飯やパンや麺類はなし。
朝昼晩、お雑煮、あんころ餅、
クルミ餡餅、ずんだ餡餅、醤油海苔巻餅…。

クルミ餡は夫がミキサーで
クルミを粉砕して砂糖を混ぜて作ります。
すりこ木で擂れば滑らかになるのですが
面倒なので粒粒の食感を楽しむことに
しています（笑）

夫の風習？にずっと付き合ってきましたが、
今年は３日にレストランの個室をとって
毎年恒例の実家との昼食会をしたのを皮切りに
子供たちと私は普段の主食に戻りました。

その昼食会の時の話ですが

初めて予約をとった和食レストランに
ぞろぞろと入店すると
可愛らしい若い店員さんが
個室まで案内してくれて
メニューの説明などをしてくれました。

私はその愛くるしい表情になんだか
見覚えがありました。
私の唯一の特技であった
「他人の顔を記憶する能力」も、
どうやら年相応に衰えてきたようで
誰だか思い出せません。

どうも気持ちがおさまらず
その若い店員さんに聞きました。

「あの～お顔にとっても見覚えがあるんですけど…。」

先日辞めたホテルで働いていたことがあるのかな？
そんな気持ちで聞いたのですが、
その店員さんはすぐさまニッコリ！

「はい、△階の○○です。」

そういって腰のあたりにつけた名札を
指し示しました。

彼女とひとつしか違わない娘も私も
「あーーっ！」と叫び、
一同どっと笑いました。

なんと同じマンションに住む方の
お嬢さんだったのです。

ここ数年お会いしていなかったので
その成長した姿も知らず、
ましてやバイト先など
知る由もありませんでしたから。

そんなことがあり
あらためて子供の成長の早さに
驚いたわけです。

私のほうは
子供たちの大学が始まり
平日の落ち着いた自由な時間を
楽しんでおります♪

新年からマイペースに勉学に励もうと
心に決めていたのですが
やはり朝晩の家族バラバラなサイクルに
振り回されることから逃れることはできず…。

たぶん無意識に
「その部分は受け容れよう」と
自分に許しているのでしょう～。




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