M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

定例レスパイトセミナー開催します♪

2012-10-07 22:34:34 | こころ全般
このたび介護の勉強をしていて
ひとつ痛感したこと、
それは、

介護福祉の理念は
子育ての基本姿勢と同じだということです。

つまり、介護の第一目的とは

介護利用者の生きる意欲を引き出し、
その方の価値観と
意志を尊重し、
自立を促すことなのです。

利用者と援助者とは対等な関係であること。

それゆえ、援助者は共感的・理解的態度で
接すること…。

ですから、
利用者のためにと思って
すべてを代わりにやってあげることでは
ないわけです。


この「利用者」を「子ども」に、
「援助者」を「親」に
置き換えてみてください。

そのまま子育ての極意になります!

ライフステージで考えると
老人介護においてもうひとつ
察してあげなければならないこと

それは「できていたことができなくなる」という葛藤、
「死を意識せざるをえない」という恐怖の中で
日々をおくっている、という点でしょう。

それを受容し、
自分の人生を肯定して
生きていってもらうために
どう援助すればよいのか、
いつも心を配らなければならないのです。

なんて壮大なお仕事でしょう!
自分を試されるような気がしますね。


人の成長を助けるというのは

そのぶん自分が成長することにつながるわけです。


しかしながら
介護や子育てをしている
援助者のほうにも
それぞれ事情があり、生活があります。

思うように理想的な援助ができずに
心を痛めていたり
疲労困憊していたりします。


やはり援助者も
だれかの援助が必要になります。

できる人が、できる援助をして
助け合っていきたいものです…。


今月も第2火曜日が近づいてまいりました。

介護に携わっている方、
子育てに奮闘している方、
援助者のための
リフレッシュ・セミナーを開催いたします。

わいわいと楽しい時間を過ごしましょう♪


いつもの通り、
船橋市男女共同参画センターにて
10:00より開催いたします。

初めての方も歓迎ですよ~♪♪
(詳細は「メンタルプラザ」ホームページにて)