M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

深夜の御迎え。

2011-10-08 23:22:22 | 暮らし
いや~今日は一日じゅう眠かった!

ちょっとした時差ぼけです。

きのう夫は飲み会でした。
そろそろ先に寝ちゃおうと洗顔などしていたのですが、
すでに午前1時をまわり、
終電であれば、もう15分もすれば
夫が帰宅するころ。

でも最近めっきりお酒に弱くなった夫、
ご本人は認識ないようですが…。

なんとなく嫌な予感がしたので
メールを入れました。

返信がありません…。

どう考えても帰宅できる時間になって、
これはやはり、と思って電話してみました。

果たして…。
ヘベレケの声が受話器の向こうから聞こえてきました。

案の定、終点まで乗り過ごしたのです。

まともな会話もままならないのですが、
要は、
どうやら今は駅前のコンビニにいて、
ホテルはない、
タクシーはお金がかかるからと、
適当になんとか始発で帰るから
大丈夫だというのです。

「適当になんとか」って。
コンビニだってきっと追い出されるでしょう。
夜風も冷たくなったこの季節…。
まったく、酔っ払いの思考にはついていけません。


「今から迎えに行くから動かないでね!」
と言って、自分の周りの景色も説明できない
泥酔夫を迎えにいくことにしました。

ちょうど寝巻に着替えようとしていた息子に
運転の練習しよう、と言って連れだしました。
私もよくわからない終着駅、
隣でナビをしてもらいたかったのです。

息子は「仕方ねえなあ」と苦笑して
はずしたばかりのコンタクトを入れました。

こんな時、気が優しい息子の存在は
頼もしくありがたいと思います。


午前2時ごろの国道はスイスイ。

駅前のコンビニを探しても夫はいなくて
確認したら反対側のロータリーにいたのです。

息子が車を降りて
夫を迎えに行ってやっと拾うことができました。

ふと見ると
横をフラフラ、ヨタヨタと
ひとりのサラリーマンのおじさんが歩いていて、
ロータリーの方によろめきながら出てきたので、
「あ~あ~、オジサン、大丈夫かしら…。」
思わず外に出て身体を支えてあげようかと
見守ったのですが、

その方は前の車のドアを
やっとの思いで開けて
老人のようなコントロールの効かない力ない動きで
助手席にようやく乗り込みました。

その間ずっと、
運転席の奥さんらしき女性は
身動き一つせず
彼に一瞥もあたえず、
それが彼女の
「まったくこんな時間に何なの!?
 いい加減にしてよね!!」
という抗議の気持ちを物語っていました(笑)


帰路は予定通り?息子の運転練習。
夜の3車線道路で、前に車がいないと、
意外と運転しにくいものだと
緊張してハンドルを握っていました。

3人が無事帰宅したのが午前3時前。


娘がぐっすりベッドで眠っていた間に、
こんな事があったなんて
知る由もありません。