夜中、ひとりでリビングにいた私のそばに、
息子がやってきて、
「ハア~…。」
黙っています。
でも何か聴いてほしい空気を漂わせています。
そういう時って、母親ってすぐ鼻がきくものですよね。
「何かあったの?」
「いやー、ちょっと不安でさ…。」
ははん、明日は塾の講師のアルバイトの日。
さっそく壁にぶち当たったか?
何が不安なのか聴いてみると、
やはり、塾のことでした。
先週、授業の後に、塾長からいろいろとダメ出しをされたのだそうです。
息子よ、現実の厳しさをようやく知ったか…。
親は高いお金を払って塾に子どもを通わせてるんだし
バイト感覚でできる仕事じゃないんですから。
始める前に息子に話をしましたが、
やはりやってみて初めてわかるのですよね。
アルバイトをさせる第一の目的は、
社会のしくみを知り、
他人さまに成長させてもらうことだと思うのです。
ほらやっぱり、とは言わずに、
「たいへんね。でも、はじめはみんな
そうやって指導されるんじゃないの?」
と、優しい言葉をかけてやりましたが、
心の中では、
「よしよし、社会の厳しさに触れて、
思う存分 揉まれるがよい!」と
悩む息子をみて喜ぶ母親の私…♪
ちょうど「LOST」の中でも似たような場面がありました。
森の中でのロックの哲学的な比喩。
蛾が孵化するときに、なかなか出られなくてもがいている…。
殻を破るのを人間が手伝えば、
すぐに飛んで行ける、けれどすぐに死ぬ。
自分の力で、もがいてこそ強くなるのだと…。
「勉強なんて、楽しくなくちゃ頭に入らないもんね~。
まず教える立場の自分がテンション上げて楽しまなくっちゃ。」
そんな私のひとり言を聞いて、
黙って考え込んでいた息子は
気を取り直したのか、自分の部屋へ戻って行きました。
それにしても本業である大学の授業より
必死に準備してる息子って、
本末転倒じゃない?
ま、人生に無駄はない……か。
息子がやってきて、
「ハア~…。」
黙っています。
でも何か聴いてほしい空気を漂わせています。
そういう時って、母親ってすぐ鼻がきくものですよね。
「何かあったの?」
「いやー、ちょっと不安でさ…。」
ははん、明日は塾の講師のアルバイトの日。
さっそく壁にぶち当たったか?
何が不安なのか聴いてみると、
やはり、塾のことでした。
先週、授業の後に、塾長からいろいろとダメ出しをされたのだそうです。
息子よ、現実の厳しさをようやく知ったか…。
親は高いお金を払って塾に子どもを通わせてるんだし
バイト感覚でできる仕事じゃないんですから。
始める前に息子に話をしましたが、
やはりやってみて初めてわかるのですよね。
アルバイトをさせる第一の目的は、
社会のしくみを知り、
他人さまに成長させてもらうことだと思うのです。
ほらやっぱり、とは言わずに、
「たいへんね。でも、はじめはみんな
そうやって指導されるんじゃないの?」
と、優しい言葉をかけてやりましたが、
心の中では、
「よしよし、社会の厳しさに触れて、
思う存分 揉まれるがよい!」と
悩む息子をみて喜ぶ母親の私…♪
ちょうど「LOST」の中でも似たような場面がありました。
森の中でのロックの哲学的な比喩。
蛾が孵化するときに、なかなか出られなくてもがいている…。
殻を破るのを人間が手伝えば、
すぐに飛んで行ける、けれどすぐに死ぬ。
自分の力で、もがいてこそ強くなるのだと…。
「勉強なんて、楽しくなくちゃ頭に入らないもんね~。
まず教える立場の自分がテンション上げて楽しまなくっちゃ。」
そんな私のひとり言を聞いて、
黙って考え込んでいた息子は
気を取り直したのか、自分の部屋へ戻って行きました。
それにしても本業である大学の授業より
必死に準備してる息子って、
本末転倒じゃない?
ま、人生に無駄はない……か。