ベランダイルミネーション

毎年ベランダに気持ちばかりのクリスマス電飾をしています。

去年から新しく、
ブルーのＬＥＤライトのもので、
一本の長い横のラインから
すだれのように縦に何本も垂れ下がる形のものに変えたのですが、

去年それをベランダの天井から垂らすのに使っていた
「突っ張り棒」を今年は他で使っており、
飾るのに困ってしまいました。

夫は得意の「とりあえず」方式で、
ベランダの右端から中央まで位置する物干しざおの支柱の
両端にライトをひっかけ、
左端はタテに通っている雨水の排水管に結びつけました。

高さ的にも中途半端に上の方、見た目も、
幼稚園でお誕生会をするときに
折り紙で作った輪っかのチェーンを飾ったときのように
中央がタラン、タランと下がっていて
しかも全体的に斜め！！

どう見ても美的センスにかけています。

うっ…見ているだけで癒されるどころかストレスたまる…。


なんだか場末の飲み屋の暖簾みたいにも見え、
夜光れば外からも目立つわけだし、
恥ずかしさすら感じましたが、

夫にそのまま言うこともできず、

「あっちの手すりに巻きつける感じにできないかなあ…。
　でも、お花の鉢植えが並んでいるから、
　熱で焼けても困るからどけないといけないね。」

そんな会話を交わしてから、
私もいい加減なものでそのままにして数日が過ぎました。

今日、落合のサロンから家に帰ってくると、
夫が飾りなおしたイルミネーションが、
ブルーの無数の蛍のように
夜の暗いベランダで点滅しておりました。

やっと落ち着くべき所に落ち着いた感じで、
ほっとしました。

鉢植えはそのままなので、
花に影響はないのかと思いましたが、
ＬＥＤライトは熱を持たないから
大丈夫なんだとか…。

知らなんだ～。