M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

声かけたかったけど・・・。

2009-06-06 22:12:21 | 暮らし
友人と会った帰りの電車の中、
私が座ったシートの斜め向かいに座る男性に目がとまりました。

ヒザに週刊コミック誌を広げたまま、
上を向いて頭を後ろの窓にコクコク打ちつけ、
ぽっかりと口を開けてうたた寝していました。
口ひげが少し濡れているような…。

その鼻の穴の形を見て、
「ん?どこかで…?」

そうです、見覚えがあったんです。


以前も日記にかきましたが、
私は人の顔の識別能力だけは自信がありまして。

といっても名前は覚えが悪い失敬なヤツな私で、
「絶対しってる、あの日あの時の人だけど、お名前わかんない~(汗)」
というケースが非常に多く、もどかしい思いをします。

年を重ねるごとに出会う人の数も増えるので
最近は地元の外へ出かけるたびに2~3人は
「あなた、知り合いですよね~私と?」
と話しかけたくなる人とすれ違います。
TV番組のコメンテーターのように
私が一方的に知っている人もいますが。


電車の中の彼を見て、記憶の糸を手繰りました。
「あー、中学か高校時代の同級生に似てる。
 同じクラスだったけどほとんど話したことなかったなァ。」

スマップの草薙クン系の顔立ちをした彼が、
目をつぶったまま座る体勢を整えた時に、確信しました!
やっぱり!!

私は思わずたぬき寝入り。

高校時代の同窓生です、
あれから30年くらいたつのですから、
目が合ってもたぶんわからないと思うのですが、
(彼だってずいぶんオッサンになってるし!)

でも万が一、私と目が合って同窓生と気がつき、
あのうたた寝の様子を私が見ていたと知ったら
思いっきりバツが悪いことでしょうから…。

私と同じ駅で、
彼も目を覚まして降りました。

「同じ街に住んでるのかなあ。」

気になりながらも、彼の方を見ないようにして改札を出ました。

もしも同じ街の住人で、
またこの辺で出会う事があったら、

その時は、
「○○高校の時いっしょでしたよね? うわー、お久しぶり~!!」
みたいな感じでご挨拶することにしましょうと思いました。

名前を思い出すため、
これから卒業アルバムを引っぱり出そうと思います。

それにしても、
鼻の穴の形でわかる私って……どうよ…?