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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

中国視察5日目

2007-09-11 | Weblog

 (写真:世界遺産 第二故宮にて)

 長春市から瀋陽までは貸切バスでの移動になりました。
中国の高速道路を走るのは今回が初めてでしたので、いろんな意味で期待しました。
と言うのは、郊外や田舎での高速道路がきちんと整備されてりるのか、運転のマナーはどうなのか、サービスエリアにはどんなものを売っているのかなどなどです。
バスの窓からの風景は列車と同じで丘陵地帯では主にトウモロコシで平地では稲作が行われていました。しかし、その広大さに感動します。でもどうやって苗を植え収穫するのでしょうか。アメリカだったら機械を使って一挙に行うのでしょうが、ここは13億の民の国、多分人海戦術つまり人手によって収穫するのでしょう。
高速道路は予想通りに酷いものでした。10分に1回程度バスが大きく弾みます。そして目が覚めます。二車線なのにいつの間にか車線がないところから追い越しをかけられます。クラクションは鳴らし放題、サービスエリアでは冷たい飲み物はなく、すべて常温のままおかれていました。
 瀋陽に到着後第二の故宮と言うべき世界遺産に算出された遺産を視察しました。瀋陽では北京オリンピックではサッカーが行われるとのことです。みなさんは瀋陽って地名を聞いたことありますか?数年前北朝鮮からの脱北者家族が日本領事館に亡命を求めるために突入して、結果的には中国政府に連れ戻された事がありましたがその舞台となったところであります。東北3省で最大の都市なのです。
 夕食後レストランの前に17,8歳の少女が3人地べたに座って話をしていました。勿論日本語は通じませんし、英語もほとんど通じませんが話しかけました。ぶどうやお菓子を道端で食べてそのまま道に捨てていました。少女の前は食べ残しでいっぱいでした。
手振りで「だめよ」って表現すると笑っていました。中国子供たちへの環境問題の教育はあまり効果がないようです。オリンピックや万博までになんとかマナーを持った行動を行ってもらいたいものです。今考えれば日本でも同じような光景がよくコンビニの前でおこなわれています。
 改めて言いますが、わが会派は当たり前ですが、本当にまじめです。勉強好きです。そしていろいろな経験を自分なりに咀嚼して自分のアイデアとして身に着けます。
明日はいよいよ中国最終日です
それにしても中国ではよくクラクションを聞きます。(つづく)

 安倍総理の所信表明演説が行われました。一国の総理大臣としてのリーダーシップの気持ちが段々薄れてきたと感じました。
小泉構造改革からの決別とも思われる発言が数箇所ありました。今後は小泉チルドレンの動向や郵政造反組みの対応が気になります。
それにしても議場での野次が目立ちました。テレビで聞いていると分かりませんがラジオで聞いているとその凄まじさが分かります。私は以前国会で働いていたので数度直接議会を聞いたことがありますがものすごいものです。そう言えば、以前日本新党の議員が演説をしているとき、一番前の席で誰よりも卑劣な野次をとばしていたのが他ならぬ安倍総理だったと言うことを聞いた事があります。

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