移民上陸記念碑
快晴のサンパウロ、昨日までの雨が嘘の様に晴れ上がりました。
今日はサンパウロから移民の皆さんが最初に上陸されたサントス港を訪問しました。途中、移民ロードという道路を1時間程度通ります。
1908年1月18日に日本からの移民を乗せた笠戸丸が初めてブラジルの港に到着しました。その時の記念碑がサントス港の倉庫街にひっそりと存在します。視察団で説明を聞き入っていた時に、小川知事はポケットから濡れティッシュを取り出すと、その記念のアルミプレートを心込めて拭き始めました。その行動に誰しもが感動を覚えました。
遠く海からこのサントス港を始めて見たとき移民の皆さんはどの様なお気持ちだったのか。現在に生きる我々は想像も付きませんが、日本から長い船旅と新しい土地への不安と期待が交錯した事でしょう。それらの事を思うと胸が熱くなりました。
(写真:自らレリーフを綺麗にされる小川知事)
ブラジル県人会との最後の交流会
飛行機でブラジルを出国するまでの本県主催の「交流会」を開催し南福岡県人会会長など30名程度の皆さんと最後の交流を行いました。約1週間前に初めてお会いしましたが、同じ福岡県にゆかりのあるという事で大変親しくなりました。ブラジル福岡県人会の皆様との別れが非常に寂しく感じました。サンパウロ空港まで南会長等がお見送りをして頂き、再開を固く約束し別れました。皆様のおもてなしと思いでは決して忘れる事はありません。本当に有り難うございました。
我々はこれから16時間以上をかけ、シカゴ経由でシアトルに向けて出発します。
(写真:ブラジル料理のシュラスコを頂きました)
(写真:ブラジル県人会南会長から御礼のお言葉を頂きました)
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