(写真:熊本県の産廃の最終処分場を視察)
バイオマス発電所施設見学
熊本県の山奥に「九州産廃㈱」は位置しています。ここは処理場に最先端の技術を搭載した「バイオガスプラント」が完成、稼働しています。バイオガスプラントは、食品廃棄物・生ごみ・家畜の糞尿などの生物由来の有機性資源を発酵処理して、電気・温水・堆肥を作り出すエネルギープラントです。九州産廃のバイオガスプラントは一日にして、約160トンの廃棄物を処理し、最大約2万キロワットアワーの発電を行います。バイオガスエネルギーの利用で、廃棄物中の有機物の削減や化石燃料の代替によるCO2の排出量削減により、地球温暖化防止に寄与してるとのことです。
九州産廃HP:http://www5.ocn.ne.jp/~kyusan/image/top_mainimage.jpg
サントリー熊本九州工場視察
この工場ではゴミゼロ継続への取り組みを積極的に実施しています。
工場からでる副産物・廃棄物はすべて様々な用途に再資源化されています。例えばビールやウイスキーから出る糖化粕は家畜の飼料に、排水をきれいにする工程でできる汚泥は有機肥料としてリサイクルしています。ビール瓶のラベルはトイレットペーパーに、繰り返し使用され役目を終えたビール瓶は工場の外壁タイルや歩道の敷石に加工されています。ペットボトルや缶などほぼ全て再生利用されている工場でした。