町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

外出day

2018年10月18日 23時24分14秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。



積水ハウスの地面師の件、やっと逮捕されましたね。
積水ハウスの内部に協力者はいたんでしょうか。

というか、決済担当した司法書士どうなったの?
そこが個人的には1番気になる。


本事件、地面師グループは公証人の認証による本人確認で手続きを進めたようです。
これは権利証を紛失してる場合に登記手続きを進める一手法ですが、通常あまり利用されません。

地面師逮捕 公正証書を不正取得し提示 偽造旅券で地主装う



まぁ司法書士は見破れないですよ。

決済の現場で免許証の偽造や印鑑証明書の偽造されても司法書士は気付けません。

それに気付くには名探偵コナンのようなコンビニでタバコ一箱買う時に万札を出しただけで"あれれ〜"と事件性を感じれるような推理力がなければ無理です。


ましてや、本件のような大きな取引きで有名企業絡んでたら判断も鈍ることもあると思います。

しかも、本件は公証人の認証による本人確認でやってるので、書類的には問題なかったはず?です。
また、区役所も公証役場も偽造パスポート等を見抜けなかったわけで、そんな中で司法書士の責任はどこまで追及できるんでしょうか。

でも、司法書士がそこに気付けないで決済のGOサイン出すと、司法書士は懲戒やら損害賠償やらを食らう可能性が大いにあります。

ちなみに、本件のなりすまし犯は"干支"を間違えたとのことなので、そこで決済GOサイン出すのはちょっと危険な気もします。

が、今の時代、干支がどこまで重要視されるのかは別問題です。
別の確認事項を司法書士として持っとくのがいいのかもしれません。


司法書士の本人確認は士業の中でもダントツで厳しく取り扱われています。
それ故に罰則も厳しい。

なんとかしてほしいですよね。
司法書士は偽造を見抜くプロではありません。
たとえ見抜けなかったとしても、そこまでしっかり本人確認してたのなら偽造を見抜けなくてもまぁしょうがないよね、と認められるような本人確認方法をしなくてはいけません。

しかし、そのように認められる本人確認方法はおそらくほとんどの司法書士はしていない。

ん〜考えもんですね。









さて、



今日は朝イチに事務所で会社設立の新規のご相談一件。



調布へ移動し打ち合わせ。



お昼には表参道の知り合いの司法書士事務所訪問。



新宿のシャレオツなカフェで打ち合わせ。



四ツ谷の司法書士会館で相談当番。相続のご相談が一件のみでした。



新宿で同期とお好み焼き。同期っていいですよね。



帰り。
久しぶりの満員電車。
(今ココ)








久しぶりの満員電車ですが、相変わらずオジさん臭がスゴイ。笑

これでもか!!ってくらいオジさんが僕の体の中に入ってきます。
明日の朝起きたら完全なオジさんになってそうです。

まぁ周りの若い子から見たら僕もそのオジさん臭の一因と見られてるんでしょう。



ということで、いろいろ仕事溜まってるので、明日は他を寄せ付けないスピードで事務処理をします。










調布駅にこんなのあったっけ?










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独立前と独立後の違い⑧

2018年10月17日 22時43分44秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





千鳥オモシロすぎる!!!!



さて、第8弾!!



独立前と独立後の違い①
独立前と独立後の違い②
独立前と独立後の違い③
独立前と独立後の違い④
独立前と独立後の違い⑤
独立前と独立後の違い⑥
独立前と独立後の違い⑦





8つ目の独立前と独立後の違いは、



休日の夜の憂鬱



です。








2019年のGWは10連休とのことで、日本全国が活気に満ち溢れているようですね。


ふ、ふ~ん、そうなんだ(;・∀・)





なにかを決断した時には、同時に何かを失う。


独立開業という道を選んだ瞬間から、僕の人生に「〇連休」というものは消え去るだろうと覚悟していました。

また、それをどこかで期待している自分もいました。


連休がある”ということは”忙しくない””仕事がない”ということにもなりますから。

もちろん人を雇ってうまくやっている人もいますが、スタッフは休みにしてボスは休日出勤というのも僕の周りでは多いです。




固定給もなく、自分で仕事を取り自分で稼ぐしかないので、休んでなんていられないという思いもあります。

その思いは今も同じです。

休んでいると不安になるんですよね。
仕事関係のことをしていないと不安になる。

だから、独立してから休みが欲しいと思ったことはありません。
勤務時代はあんなにも休みたかったのに。笑






勤務時代に感じていた、日曜日の夜の憂鬱連休最終日の憂鬱がなくなりました。




明日月曜日だぁ~(;´Д`)

まだ火曜日かよ(;´Д`)





などと勤務時代はいつも思ってましたが、今は「早く月曜日来いー(゚Д゚)ノ」って感じです。

仕事がしたくてたまらない、笑
仕事があることがどれだけ幸せなのか体の芯から感じています。



でも、そんな平日・休日関係ない感じでも、金曜日は勤務時代と同じようにテンション上がるんですよね。笑

不思議です。
どうせ土曜も出勤するのになぜか金曜日は嬉しい。



まぁでも休むのも出勤するのも全て自由ですからねぇ。
自由と責任ですね。

なので平日も休もうと思えば休めますが、そんなことしたら不安で死にます。
死因は”不安死”です。




ただ2019年のGW10連休はさすがに羨ましいですね、笑










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年次研修

2018年10月14日 11時14分21秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





昨日は年次研修でNTT中央研修センターに行ってきました。
つつじが丘駅と成城学園前駅の中間くらいの何とも言えない場所にある研修所です。
同期と鉢合せたので、仲良く講義聞いてきました。

この研修は義務なんで必ず出ないといけません。
たしか5年に1回受けないといけないんですよね。




それにしても、13時~18時20分まで缶詰なので結構きついです。


講義ビデオを約2時間、グループディスカッションを約2時間行うのですが、基本的に司法書士として業務を行うにあたっての「倫理」について学びます。

まぁ司法書士としての自覚をもって業務にあたりなさいね、ということです。






グループディスカッションは、用意されたお題に沿って議論を交わしていきます。

でですよ、個人的にちょっとびっくりしたんですけど、いくつか用意されたお題の中に「預かり金の保管方法について」というものがあったんです。

日司連側の出題趣旨としては、司法書士が預り金の「横領」をすることがあるため、預り金について議論を交わしてほしいということらしいのですが、これどう思います?



確かに、後見人に就任した司法書士が被後見人の財産を横領したりしてニュースになったりします。

でも、これって司法書士どうこうではなくて、人としての問題じゃね?って思うんですけど、どうなんでしょう。



さらにびっくりしたんですが、「司法書士の預り金の取り扱いに関する規則」というものが存在していたらしく、その中で「預り金の管理方法はこうしなさい」ということが定められています。





いやいや、いるかこの規則!?

司法書士大丈夫かよ。

依頼者から預かったお金の管理なんて普通できるでしょ。






なぜ大の大人が揃いもそろって、こんなことを議論しないといけないんだ。

横領しちゃいけないのなんて当たり前だし、依頼者から預かったお金はしっかり保管するのも当たり前でしょ。

こんなの議論することじゃないし、倫理どうこうではなくその人の人間性の問題です。

なので、お題としてはかなりレベルの低いものだなという旨の意見を思いのままに述べました。笑






でも、横領する司法書士が少なからずいるからこういう時間を設けないといけないし、規則も作らないといけないんでしょうね。

たしかに、預り金も私的流用しようと思えばできますし、後見人として被後見人の財産を使いこもうと思えばできます。
でも、普通はしません。

生活に困っている状況で、目の前に自分が自由に動かせるお金があると、人は魔が差してしまうんでしょうか?




本当やめてほしいですよね。

クッソ迷惑です。

そういう人は預り金を預かっちゃいけないし、後見人に就任しちゃダメですよ。
というか司法書士やめた方がいい。



勉強ができるから人格的に素晴らしいかどうかは違うし、勉強ができるから頭がいいとは限らない。

勉強ばかりしていてはダメってことですよね。

こういう横領は相談できる仲間や友達がいればたぶん踏み止まれる気がするんですよねぇ。
1人で思い悩む人がしちゃう傾向があるような気がする。

もっと外に出て仲間を作らないといけません。

司法書士に必要なのは「コミュ障を解決しよう!」という研修かもしれません。











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家族信託と民事信託の違い

2018年10月13日 00時39分34秒 | 民事信託・家族信託
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




家族信託と民事信託の違いはなに?




前にブログで少し書きました(→『民事信託セミナーに参加して来ました!』)が、ここ最近2回くらい聞かれたのでもう一度言います。



違いはありません!




もう誤解を恐れずにいいますが、同じです。
言葉が違うだけと思ってください。


確かに、専門家もいけないですよね。
この2つを使ったり使わなかったりいろいろなので、一般の方は迷いますよね。

専門家の方でも知らない方はたくさんいると思います。


もちろん、本当は違います。
ただ、実務レベルで使い分けてる人はほとんどいないです。


もう「うん」と「うん」の違いと同じレベルと思ってください。

どっちも同じです。
突き詰めれば違いますが、同じです。




なお、このブログは最後のよくわからない例えによって司法書士倫理規定の品位保持義務に違反しているので、もしかしたら司法書士会から呼び出される可能性があります。

もうこの例えは奥の手です。
これしか思い付かなかった。笑
でも、これで腑に落ちて頂けたら本望です。










引き潮時です。
この爽やかな写真には、品位保持義務違反を少しでも緩和させたいという願いが込められています。










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優劣ではなく差異を楽しむ。

2018年10月11日 10時56分27秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。






ある本の中で、全盲の方が仰っていました。



健常者は我々障がいを持った者を、無意識の内に劣った存在として見ている





非常に心が痛む言葉ですが、おそらく的を得ている。

できる人」から見ると「できない人」に対する無意識の感情は自ずとそうなるような気がする。

ただ、近しい関係で障がいを持った方がいる人であれば、その無意識は持っていない方が多いと思います。



健常者からすると「そんなふうに見てない。」と否定するかもしれませんし、意識的なところでは劣った存在として見ているということはないかもしれません。
あくまで無意識の中でです。





では、みなさんは障がいを持った方(ここでは視覚障害)が”壁にぶつからず歩く”や”本棚から本を取る”などの行為をした時、「すごいなぁ」という感情をどこかで抱きませんか?

僕は抱きます。






さて、冒頭の全盲の方はこのように続けます。


我々障がい者が、例えば”道を歩く”とか”電車に乗る”とかをすると、健常者は『すごいですね!』と声を揃えて言う。しかし、我々障がい者からするとそれは日常であるし、健常者にとっても日常的なこと。別にすごいことでもない。でも、健常者は我々障がい者がその”当たり前”をできないとどこかで決めつけている。だからそのような反応が出てくる。これは健常者が無意識の中で我々障がい者を劣った存在と見ているんです。






僕は心に刺さりました。

障がいのある方が”健常者の当たり前”を難なくこなしたときに、拍手を送ることが実は障がいのある方を傷つけていたのかもしれない。


こんなんで拍手を送らないでよ。

こんなことですごいなんて言わないでよ。






障がい者は障がい者にあらず。

僕が”すごいなぁ”と感嘆の情を抱くことが、無意識的に障がいのある方を劣った存在に見ていることに繋がっていると気づいたとき、なんて自分は浅はかなんだと思い知らされました。

見える人・見えない人、そこに差異はあれど優劣はありません。

もちろん、だからと言って健常者と丸っきり同じ扱いをするのは違います。
それは飛躍しすぎです。しっかり協力してサポートしなければいけません。





すべての障がいのある方がこの全盲の方と同じように考えているかはわかりませんが、少なくともこの全盲の方が仰っていることは論理的に的を得ている気がします。

そして、仮にそうは考えていない障がいのある方がいたとしても、そう考えている障がいのある方の感情を優先することが必要な気がします。

前者の方(褒めてほしい、すごいと言ってほしいと思う方)の感情を優先してそれにレスポンスをすることで不快に思う障がいのある人よりも、後者の方(そんなことですごいなんて言わないでよと思う方)の感情を優先して対応したほうが、不快に思う障がいのある人の割合は少なく収まると思います。

これは、どちらがいいのかはわかりませんが、個人的にはそう感じます。

また、本の中では「すごいね」ではなく「面白いね」と言う場面が前向きな対応方法として紹介されています。





目の見える人には死角がありますが、全盲の方は視覚がないから死角がなく、視野を持たないゆえに視野は無限に広がる。

見えないからこそ見えるものがある。

”優劣ではなくお互いの差異を楽しむ”という感覚も大事なのだなと思いました。











ここで森山直太朗さんの"夏の終わり"を聞いたので、正式に2018年の夏が終わったことをお知らせします。











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