年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

任意の心付け (葬式)

2008-12-25 | Weblog
今日(2008/12/25)の朝日新聞朝刊の生活面
「備える 人生のエンディング ⑱ 」に、“任意の心付け”を断った方の体験談が載っていました。

「つけこまれているようで、お給料をもらっているはずと思い断ったところ、驚いたことに当日葬儀社が代わりに心付けを渡していた」そうです。「後に『渡さないのは生活保護を受けている方くらい』とも言われて二重にびっくり。」とありました。

私も知りませんでした。 “任意の心付け”を渡しておいて正解だったのかな。でも釈然としない思いもわかりますけどね。

投稿者は東京にお住まいの方で
「火葬場の作業員に8千円、事務所や控え室の配膳係りに5千円、霊柩車の運転手に8千円」だったとのこと。
私の場合は
「火夫さん(初めて聞いた言葉ですが)に5千円、お茶子(茶婦)さんに3千円、霊柩車の運転手さんに5千円、送迎のマイクロバスの運転手さんに5千円」でした。

これでも葬儀については、けっこう予習したんですよ。
病院提携の葬儀社に頼んだりせず、信頼できる葬儀社さんを、じっくり選んでおいたのです。(当初は母のためにではなく、自分自身のためにでしたが)もちろん、見積もりも明快でした。
でも火葬場関係の寸志は、葬儀社さんの努力の範疇ではないのだと思います。

霊柩車には初めて乗りました。
遺族にとっては「遺体」(remain) であっても、運転手さんにとっては赤の他人の「死体」(dead body) にすぎません。“任意の心付け”で、気持ちよく仕事していただけるなら、ありがたいものです。
心付けのせいかどうかはわかりませんが、霊柩車の運転手さん、とても感じのいい人でしたョ。

今日はクリスマス。
こんなパンを自分で焼けたら楽しいでしょうね。
JR戸田駅の駅ビルにあるパン屋さんで見つけた、
カスタードクリーム入りのパンでした。


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