年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

神様以外の人間は皆・・・

2006-03-14 | Weblog
2006年3月14日(火)

「神様以外の人間は、皆障害者である。」と
イタリアの人は考えるのだそうだ。

『イタリア・トスカーナ地方の共同農園に、目標喪失の若者を預け、元気を取り戻そうというプロジェクトを手がけた』二神能基さんの講演で聞きました。(12日)

自分だけ落ちこぼれだと思うと辛い。
神様以外はみんなできそこないなんだ。

イタリアには、精神病院というものは無い  (知りませんでした。 )
日本だって、もう定員オーバーで、精神病院の入院患者を削減する必要に迫られていると聞いたことがあるけれど・・・日本にもそんな日がくるのだろうか?

イタリアには特殊学級(学校?)も無い。
だから、日本の特別養護老人ホームなんかは、イタリアの若者から見ると、犯罪だと思えるのだそうだ。浦安市御自慢の、立派な(お金をかけた)“特養”でさえも。

次は二神氏語録。おもしろかったので、メモ。
「幸せな老後は無い。不幸な老後をどう楽しむかという発想で、カオスの中に居たい。」
「老人ホームの理想的な環境は、退屈なだけ。」
「悪態ついて、みんなが持て余すような老人になりたい。スリルとサスペンスを味わう。」

団塊以降の世代も負けじと、より“物言う老人”になりそうです。 楽しみ 

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