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⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

iPS由来の細胞 種類別に正しく選別 京大が新手法

2015年05月22日 | 再生医療
iPS由来の細胞 種類別に正しく選別
京大が新手法
2015/5/22 3:30 日経朝刊
 京都大学iPS細胞研究所の斉藤博英教授らは、iPS細胞から作った心筋細胞や肝臓細胞などを種類別に正しく選別する手法を開発した。RNA(リボ核酸)と呼ぶ物質を作用させて、目的の細胞だけが生き残るようにした。必要な細胞だけを移植すれば腫瘍ができにくく、安全性が高まる。iPS細胞を使う再生医療の実現を後押しする。
 成果は米科学誌セルステムセル(電子版)に22日、掲載される。
 iPS細胞は心筋や肝臓、膵臓(すいぞう)など様々な細胞に育つが、異なる種類の細胞が混ざって塊になるのが一般的だ。治療に使うには、細胞の種類を絞り込む必要があった。専用装置があるが選別に費用と時間がかかった。
 研究チームは特定の細胞だけに作用して死滅させるように改良したRNAを開発した。このRNAを含む物質を選別前の細胞の塊に加えると、目的の細胞だけが生き残る。心筋細胞を作って試したところ、心筋細胞の割合が従来の60~80%より高い92~93%になった。肝臓や膵臓、血管の細胞も正しく選別できる見込みという。

ハイアールなど、シャープ退職者に照準

2015年05月22日 | 企業研究
ハイアールなど、シャープ退職者に照準
即戦力へ中途採用
2015/5/22 3:30 日経朝刊

 中国家電大手の海爾集団(ハイアール)や生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)がシャープが募集する3500人規模の希望退職者に狙いを定め、中途採用に動き出した。技術者を中心に即戦力となる人材を採り、商品開発のノウハウを海外展開などに生かす。
 ハイアール傘下のハイアールアジア(東京・千代田)は年内に中途採用を募る。人数は20~30人規模になる見通し。大阪市や今春に開設した埼玉県熊谷市の研究開発拠点で働いてもらい、「AQUA(アクア)」ブランド製品などの開発に活用する。
 同社は東南アジアの売上高を、早期に1000億円に倍増する計画を掲げている。シャープからは主にエアコンなどの開発に関わる技術者を獲得しようとしている。
 アイリスオーヤマは2016年12月までに最大70人の技術者を中途採用する。今年は45人を計画していたがシャープの希望退職者募集の発表後に引き上げた。同社としては過去最大の規模になる見通し。近く大阪市で採用説明会を開き、シャープが得意とする空気清浄機などの技術者を狙う。

三井住友銀、ロボット産業育成へ提携 米業界団体と

2015年05月22日 | ロボット
三井住友銀、ロボット産業育成へ提携
米業界団体と
2015/5/22 3:30 日経朝刊

 三井住友銀行は米シリコンバレーのロボット業界団体と提携する。日米企業を橋渡しして、ロボット関連の技術開発や製品化に向けた協力を促すほか、新規事業を立ち上げる際の資金調達を支援する。ロボット産業の活性化につなげ、新たな融資機会を掘り起こす。
 米ロボット関連企業の団体「シリコンバレー・ロボティクス(SVR)」と近く業務提携する。SVRは2010年設立で114社の会員企業を抱える。邦銀と組むのは初めて。同時に米研究機関のSRIインターナショナルとも連携する。
 高い技術力を持つ日本企業とそうした技術を求める米企業を引き合わせたり、逆に米国発の技術を日本企業に紹介したりする。
 資金面の支援では日米企業が共同で新事業を始める際に融資したり、グループ会社で出資したりする。特に多言語対応できるコミュニケーション型ロボットや農業、医療・介護、建設機械などの作業効率化につながるロボットで事業機会が大きいとみている。
 政府はサービス分野のロボット市場を20年に20倍の1.2兆円規模にする目標を掲げている。

純利益1000億円超、最多の61社 構造改革やM&A…稼ぐ力強まる 昨年度

2015年05月22日 | 企業研究
純利益1000億円超、最多の61社
構造改革やM&A…稼ぐ力強まる 昨年度
2015/5/22 3:30 日経朝刊

 企業の稼ぐ力が高まっている。2014年度は最終的なもうけである純利益が1000億円を超えた上場企業が61社と過去最多になった。トヨタ自動車は日本企業で初めて2兆円台に乗せ三菱UFJフィナンシャル・グループは1兆円を超えた。事業構造の改革やM&A(合併・買収)で収益力を高め、全体の純利益も過去最高だ。株主への利益還元も増加しており、企業の利益成長が景気回復を後押ししそうだ。

 純利益は税金などを支払って最終的に手元に残った利益だ。日本経済新聞社が新興企業などを除く主要な約2500社の14年度決算を集計したところ、純利益が1000億円を上回った企業は13年度より8社増えた。
 純利益額の首位はトヨタだ。好調な北米事業と円安の追い風で純利益は2兆1733億円と19%増えた。米調査会社ファクトセットによると、金融を除く世界の純利益ランキングで米マイクロソフトに次ぐ5位だ。コスト構造改革も実り、収益力を示す売上高営業利益率は2ケタになった。
 M&Aによる海外市場の開拓も成長の原動力になった。三菱UFJは邦銀として初めて1兆円を突破した。円安による海外利益の押し上げに加え、「タイで買収したアユタヤ銀行の業績拡大も影響した」(平野信行社長)。ソフトバンクは3割強を出資する中国の電子商取引大手、アリババ集団の上場に伴う株式評価益が膨らんだ。孫正義社長は「インターネット事業を中心に世界展開を加速する」と話す。
 新たに純利益が1000億円を上回ったのは15社だった。三井不動産はマンションの販売が好調だ。SMCは工場の省力化需要の高まりで空気圧機器が国内外で伸び、両社ともに純利益は過去最高になった。村田製作所はスマートフォン向けの電子部品がけん引し、14年ぶりに純利益が1000億円を超えた。
 全体の純利益は28兆1760億円と、13年度よりも8%増えた。2年連続で最高となり、リーマン・ショック前の07年度を19%上回った。みずほ投信投資顧問の柏原延行執行役員は「国際競争力が高まり、円安効果だけでなく数量増による利益の改善が進んでいる」と話す。15年度も純利益は1割増える見通しで、配当総額は初めて10兆円を超えそうだ。
 ただ、海外と比べると日本企業の収益向上は道半ばだ。株主から預かった資本をもとにどれだけ利益を稼いだかを示す自己資本利益率(ROE)をみると日本企業の平均は8%台だ。UBS証券によると米国は13%台、欧州は9%台でいずれも日本を上回っている。

【第4次産業革命】IoTであらゆるモノがインターネットに繋がる時代が到来

2015年05月22日 | 再生医療


IoTとは、Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」と言っていいだろう。

あらゆるモノがインターネットにつながることによる革新を指す。
現在のITが第3次産業革命だとするとIoTは、第4次産業革命に位置付けることが
できると考えている。別次元の奥行と時代を変えるに違いない。

例えば、建設機械、橋や建物などにセンサーを取り付け、使用時間や強度を常時
把握することで、適切なメンテナンスや交換時期を把握することができるようになる。
これは既に始まっている。

これを人体に応用したのが、バイオセンサー。当社が紹介してきた
Bit(バイオインフォーメーショントレーサー)もその一つである。
将来的には、人体に埋め込むタイプのものも出来てくるに違いない。

このIoTを基盤として様々な革新的技術が次々と加速度的に
生まれてくる。



脳にiPS神経を移植へ パーキンソン病治療めざす

2015年05月22日 | 再生医療

脳にiPS神経を移植へ パーキンソン病治療めざす 

朝日新聞デジタル  5月18日(月)17時48分配信

 

iPS細胞から作った神経細胞を人間の脳に初めて移植し、パーキンソン病の治療を目指す臨床研究を、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)

のグループが来年にも始める。京大が近く設置する審査委員会に、6月をめどに計画を申請する。根本的な治療につながる可能性もあるが、
未知のリスクもあり、審査で安全対策などを確認する。

 パーキンソン病は、脳内でドーパミンを作る神経細胞が減るために起き、薬での治療には限界がある。海外では死亡した胎児の神経細胞を
患者の脳に移植する研究が試みられたが、有効性は十分に確認されていない。移植する細胞の不足や様々な細胞の混入が理由とみられている。

 京大iPS研の高橋淳教授(脳神経外科)らの計画では、患者自身の細胞からiPS細胞を作り、ドーパミンを作る神経細胞に変えてから、
針を使って患者の脳の中央部に高い精度で注入する。今回の研究は、移植で有害なことが起きないか確かめるのが主な目的だが、
移植した細胞がうまく働けば、病気の進行を抑えられる可能性がある。