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東京足立区で糖尿病の簡易検査を薬局で

2015年05月16日 | 健康診断
糖尿病を薬局で検査 指先で採血、早期発見
東京・足立区
2015/5/16 3:30 日経朝刊
 東京都足立区は15日、区内の薬局と協力し、糖尿病の疑いがある人を簡単な検査で見つける取り組みを本格的に始めた。指先から微量の血を採り、糖尿病の可能性が高いとわかれば、薬剤師が医療機関の受診を勧める。「国民病」とも呼ばれる糖尿病の早期発見・治療につなげる狙いだ。行政のこうした試みは全国でも初めてという。
 足立区は足立区薬剤師会と連携し、まず10カ所の薬局で検査を始めた。料金は区民なら500円、区外に住む人も1000円で受診できる。
 検査は薬局の店頭に置いた専用の装置で、血液中のヘモグロビンA1cの値を調べる。直近1~2カ月の平均的な血糖値を推定でき、糖尿病の疑いがあるかどうかわかる。
 薬剤師は、糖尿病の可能性の高い人が医療機関を受診するまで連絡を取り続ける。区民が医療機関を受診すれば、1件につき500円が区から薬剤師会に支払われる。
 日本の糖尿病患者は1000万人を超えたとされる。初期は自覚症状がなく、悪化すると心筋梗塞や脳梗塞、足の壊死(えし)など重い合併症を引き起こす。このため、早めに発見して治療することが重要だ。
 足立区では重症になる糖尿病患者が多く、検査を通じて早めに受診する人を増やして症状が悪化する人を減らす狙いがあるとしている。