美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




ブランドには興味があります。別に派手な服を着たいわけではない
のですが、やっぱり信頼できるブランドの洋服や小物を身に着ける
のがうれしかったりします。バブル崩壊前夜に学生時代を過ごした
せいでしょうか...

そこでファッションにも興味はあるわけです。あこがれと言っても
いいかもしれません。そんな理由から六本木ヒルズのアルマーニ展
を観てきました。

アルマーニというと村上龍を思い出す私は変なのでしょうか?その
時々の風俗を敏感に嗅ぎ取る村上龍が、バブリーな時代にバブリー
な主題のエッセイで、アルマーニを身に着ける自慢を盛んにしてい
たのを思い出します。

展覧会場にはマネキンが並んでいます。素材別、色彩別に並べられ
たその洋服たちのフォルムは美しい。カスタムメイドのマネキンは
どれもプロポーションが良く、洋服の優美な曲線を際立たせるよう
な作りになっているのですが、実際のファッションモデルさんもこ
ういった姿かたちをしているのでしょうか。こんなスタイルを維持
するのはとても大変なことでしょう。

照明にも凝っていて、紅い光や青い光で洋服を照らす一角がありま
す。各コーナーにかかっているイメージスケッチもとても美しく、
持ち帰りたい衝動にかられました。

中でも一番興味深かったコーナーは『アルマーニとハリウッド』で
す。有名人が着た服を、実際に着ている写真と共に展示しています。
女優ではジョディ・フォスターが好きなので、写真と服とを何度も
見比べてしまいました。中にはクラウディア・カルディナーレの服
などもあります(残念ながら写真はなかったように思います)。意外
なところではエリック・クラプトン。そして笑ったのがアーノルド・
シュワルツェネッガーです。

アルマーニの洋服はカスタムメイドのマネキンで展示されているこ
とは書きました。しかしカスタムされているのは女性の服だけの様
子。男物の服は決まったマネキンしかないようで、シュワちゃんの
服だけなぜかだぼだぼなのでした...(^^;

グッゲンハイム財団が主催しているだけあって、なかなか見応えの
ある展覧会だと思いました。

2005/6/5 まで...

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (Tak)
2005-05-05 20:39:50
こんばんは。



TBさせていただきました。



連休の初めのころ混雑覚悟で行ったのですが

意外と空いていました。

森美術館の他の展覧会も良かったですね。
 
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