私のトウキョウオクトーバー...

美術 / 2009-11-03

というわけで11月になってしまいましたが、ひとつひとつ感想を書
いていたら、いつまでたっても終わらないので、私のトウキョウオ
クトーバーをまとめて...

＃これは 10/31の日記です。

まず、朝一番に行ったのが明治神宮...

参道の結界...

観たのは菱田春草展...

ひとあし早い七五三...

そこから場所を移して二つの柴田敏雄展。
・柴田敏雄展『a View』 (BLD Gallery) - 11/29
・柴田敏雄展『For Grey』 (ZEIT-FOTO SALON) -11/25

モノクロの旧作を観るなら前者、カラーの近作を観るなら後者...
＃私の好みでは後者...

ここからお目当てのクンストオクトーバーフェスト。

まずは交通会館の Young Artist Japan vol.2 から...ここは会場の
案内が悪くて、交通会館の中で迷子になってしまいました...(^^;

C-DEPOTのアーティストが同じフォーマットで作品を展示していまし
た。ランダムに並べた展示がとても面白かった。私は松枝悠希さん
の作品がツボでした。

紙粘土に細かく描き込んだ水野亮さんの石ころのような作品も面白
い。ブログを見つけたけれど、凄いネーミング...
・水野亮のドローイング地獄

絵画だと山中たろうさんの作品がよかったな。

あと、異彩を放っていたのが前田恭兵さんの『共存』。七宝焼の緑
のサイの迫力といったらもう...
・画像はこちら

ここからビール飲み飲みバスに乗ってゆるゆると移動。いくつかギ
ャラリーを周りました。

TARONASU の良知暁さんの写真というか、空間の展示はなかなか。

そこから徒歩で行ける gallery αM の袴田京太朗さんの展示。

人形の頭に連なっているオブジェは同型の人形のスライスを繋げた
もの。とても不思議な感じです...

途中、日本橋の高島屋に寄って村田朋泰の『ゆるゆる☆ズ』。今度
時間のある時にゆっくり行きたいな...

てなことをしながらスパイラルホールのエマージング・ディレクタ
ーズ・アートフェア『ULTRA002』に行ってきたのでした...

気になった作家さんが何人か...

レントゲンヴェルケはツートップ。中山真由美さんが展示していた
芳木麻里絵さんの作品はいいなぁ...シルクスクリーンプリントを何
層も重ねた作品は硬質なレースのようです。水野亮子さんがフィー
チャーしたのは今年の資生堂アートエッグで入賞した小野耕石さん。
視点を変えるといろんな色が見えてきます。同じような技法で全然
違った表現に見える二人の作品は好対照でした。

Gallery MoMo の杉田竜平さんが出してた大坂秩加さんの水彩と版画
はただならない雰囲気。ちょっと湿り気のある戯画的な作風は束芋
を彷彿とさせます。

展示でよかったのは YUKARI ART CONTEMPORARY のみつまゆかりさん
と MA2 Gallery の小林めい子さん。特に小林さんの白い作品を並べ
た壁面はギャラリーの雰囲気をよく出しているなぁ...と思いました。