美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




ロバート・アルトマンを知っている人はどれくらいいるのだろうか。
私が一番、映画にハマッていた頃に、ハリウッドを舞台にした『ザ・
プレイヤー』、ファッション業界を舞台にした『プレタポルテ』、
レイモンド・カーヴァーの短編をモチーフにした『ショート・カッ
ツ』といった野心作を、がつんがつん製作していた。

ひとりひとりの登場人物を点描しながら、大きな流れに乗せて行く
手際がとても見事で、特に『ショート・カッツ』はどうして DVD に
ならないのか不思議な作品。個人的なベストテンには入れたい作品
なのにな...

『ロング・グッドバイ』は、そんなロバート・アルトマンの初期の
作品。久しぶりに観た。主人公のフィリップ・マーロウは私立探偵。
頼まれて友人を小さな空港に連れて行く。帰宅すると警察官が。そ
こから事件に巻き込まれ...

学生の頃に名画座で観た作品。とても渋かった。これは映画館の暗
闇が似合う作品だな。DVD での再見に新鮮さはなかったものの、ジ
ョン・ウィリアムズの主題曲『The Long Goodbye』を始め、随所に
ハードボイルドを感じさせる作品に仕上がっている。

原作はレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』。その筋ではと
ても有名な作品だけど、初めて読んでいる。映画とはテイストが違
うけれど、とても格好良い。感想はいずれ。

・DVD『ロング・グッドバイ
・小説『長いお別れ

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