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SPECULA #7「都市と芸術をめぐる現実(リアリティ)」川俣正vs桂英史
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写真はものの見方をどのように変えてきたか 第一部『誕生』(東京都写真美術館)
美術
/
2005-05-22
土曜日は歌川広重を観たあと恵比寿に行きました。東京都写真美術
館で『
写真はものの見方をどのように変えてきたか
』の 第一部『誕生』
を観るためです。
思ったよりも大勢のお客さんがいました。学生さんを中心に若い人
が多かったのは、それだけ写真が身近だからでしょう。写真という
道具を持った当時の人たちは、いろいろな写真を残しています。フ
レームにおさまった風景写真は、素朴な感じがするものの、今みて
もあまり古びた感じがしませんでした。被写体は百数十年前のもの
ですが、構図に対する感覚は、あんまり変わらないのでしょうね。
それはその通りで古い絵画を構図で難じる事ってありませんもんね...
しかし、白黒の記録写真をつぶさに見ると、こういった写真は構図
が命だったのだろうと思います。被写体と写真家との関係や、心情、
時代の空気のようなものを写すには、もう少し使い勝手の良い道具
を待つ必要があったのでしょう。
多くの写真の中ではパリ・コミコミューン前後のパリ市庁舎(でした
か?)を撮った写真が印象に残りました。露光時間が長いせいで、動
くもののない写真空間に、静けさと恐ろしさを感じました。
写真を貼った雑誌なども展示されていました。先日観たゴッホ展で
驚いたのが、百年以上も前の雑誌の図版の美しさ。ああいった手間
のかかる(だけど美しい)絵が写真に取って代わられたのは、少し残
念に思いました...あと、着色された侍の写真も...(何だか蝋人形館
の展示物のように見えるのだな...^^;)
コメント (
1
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コメント
私も行きましたー
(
あきこ
)
2005-05-24 11:15:54
あまり期待しないで行ったのですが、
これが意外と面白く、
色々とじっくり見入ってしまいました。
写真を撮られると魂が抜かれる・・・て考えてる人がいた
時代がありますが、露光が長時間だったので
そんなふーに感じたのかもしれないなぁ・・・と、
あの写真たちを見て思いました。
TBさせていただきますねー。
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これが意外と面白く、
色々とじっくり見入ってしまいました。
写真を撮られると魂が抜かれる・・・て考えてる人がいた
時代がありますが、露光が長時間だったので
そんなふーに感じたのかもしれないなぁ・・・と、
あの写真たちを見て思いました。
TBさせていただきますねー。