前日の記事にも書いたとおり、Windows Thin PCは英語版のみの提供で言語変更もできなくなっていますが、ベースになっているWindows Embedded Standard 7 SP1の日本語言語パックを使用すれば完全日本語化が可能です。Windows Embedded Standard 7 SP1の評価版はこちらからダウンロード可能です。(isoイメージを分割圧縮したexe+rarファイルが配布されています)
日本語言語ファイルはディスク内の\DS\Packages\languagepack\x86~microsoft-windows-embedded-languagepack-package~ja-jp~~~6.1.7601.17514~1.0フォルダに入っています。ここにあるlp.cabファイルをWinTPCが実行されているPCのCドライブに新規フォルダ\lp\ja-jpを作成しそこにコピーします。
次にアクセサリにあるコマンドプロンプトを管理者モードで起動し、以下のコマンドを入力します
DISM /ONLINE /Add-Package /PackagePath:C:\lp\ja-jp\lp.cab
実行すると日本語言語パックの展開作業が始まります。
終了したら次にbcdedit /set {default} locale ja-jpと入力。
つぎにREGEDITと入力し、レジストリエディタを開き、以下のキーを編集します
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\LanguageにあるInstallLanguage=409をInsutallLanguage=411に変更(ついでにDefualtも411に変更しておくといいかも)
後は再起動すれば日本語版Windows ThinPCになっているはずです。
ちなみにコンパネでシステムロケールを変更したらクドわふも普通に起動するようになっていました。参考までに…
参照したページ:hirojiのWindows 7の表示言語の変更の秘密
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