AdobeがAndroid向けAdobe Flash Player 11.1のメンテナンスを完全に終了することを発表しました。Android 4.1以降の端末には4.0用Flash Playerのインストールは可能で対応したブラウザ(Firefoxなど)を利用すればFlashを利用したページの鑑賞も可能でしたが、今後はセキュリティアップデートも行われないため、今後重要なセキュリティホールが出てきてもそのままの状態になります。
すでにOpera(旧Prestoエンジン版のClassicも含む)もFlashプラグインのサポートをやめており、Adobeがセキュリティアップデートを終了することで今後現在はサポートされているFirefoxもいずれはFlashプラグインのサポートをやめることになるかと思われます。
なおAndroid向けFlash Player 11.1の最終バージョンは4.0(~4.3でも一応インストールは可能)が11.1.115.69、Android 2.2~2.3、および3.x用が11.1.111.64となります。
すでにモバイル向けWEBサイトなどではHTML5に移行するサイトが多くなっており、これで完全にAndroid向けFlashサポートは終了することになります。前述のとおり今後はセキュリティホールが見つかってもFixされないため、今後のインストール・利用はおすすめできない状況になります。
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