BlueStacksはWindows/Macintosh上でAndroid(x86/ARM)環境を構築するエミュレーター。実はだいぶ前に旧バージョンをインストールしたことはあったのですが、ベースOSがAndroid 4.0.4 “Ice Cream Sandwitch”と古かったので結局あまり使わずじまいで終わってしまっていました。
今月になってWindows版がメジャーアップデートされてAndroidソフトのマルチタスキングに対応したほか、ベースOSがAndroid 4.4”Kitkat”ベースに変わったとのことですので試してみました。
インストーラを公式サイトからダウンロードして起動します。
インストール時に必要なファイルの解凍が開始されます。

「BlueStacksへようこそ」の画面が表示されますので「次へ」をクリック

データの保存先を指定します。基本的にはデフォルトの「C:\Program Data」(Windowsアプリケーションのデータファイルの共用フォルダ)で大丈夫かと思われますが、容量的に不安であれば外付けHDDを保存先に指定することもできます。

BlueStacksでApp Storeへのアクセスとアプリケーション通信を許可するか選択する画面になります。これもデフォルトで問題ないかと思われますので「インストール」をクリック

必要なファイルのコピーが開始されますのでしばらく待ちます。

これでインストールが完了しました。

初期設定後位置情報を有効にするか聞かれるので「はい」を選択します。

これでBlueStacksが起動しました。あまり一般的なAndroidのランチャーとは異なりすぎる画面ですが、一応Android4.4.x KitKatベースのシステムになります。

アカウントを追加してAppStore、AppSyncの設定を有効にすればGoogle Play Store経由でソフトのダウンロードも可能になります。というわけでさっそく最新のSoCを要求されるAndroid版「Need For Speed No Limits」をダウンロード。



さすがに実機と比べるとグラフィックレベルは落とされているものの、これが動くこと自体が予想外だっただけにびっくり。BlueStacksのアプリの互換性はここまで高くなったんですね。

「パソコンでブラウズすればいいんじゃね?」と思うかもしれませんが一応Chrome For Androidも問題なく動作。


起動に時間がかかる感もありますがMortal Kombat X Mobileも起動してしまえば軽快に動作。PC版がおま国でいまでも買えない(はず)だったのでありがたいです。

デフォルトのGamepopランチャーから別のランチャーに切り替えることもできる(ただしGoogle純正のGoogle Nowランチャーは動作せず)のでNova Launcherなどに切り替えてあげれば標準的なAndroid 4.4と同じUIで使うことも可能です。

Antutuベンチの結果は上のとおり。ホスト環境はCorei7 4710MQ+GeForce 840M環境でのスコアですのでホスト環境によって異なると思いますし、あくまでエミュレーションなのでこれをそのまま参考にしていいのかどうかは不明ですが、スコア通りであれば現状のハイエンド機を上回るパフォーマンスであることが分かります。
昔のBlueStacksと比べるとベースOSのバージョンがAndroid 4.0.4から4.4ベースに変更されたこと、エミュレーター自体のパフォーマンスが向上したことにより、Google Play Storeで配布されているほとんどのアプリは起動できるようになった印象。NFS NLやMKX Mobileがあっさりと起動し、プレイ可能だったことには驚きを隠せません。BlueStacksもここまで進化したんですね。
「Androidスマホ/タブレット実機を持っていればそちらで動かせばいいんじゃね?」と思いますが、大画面でAndroidアプリを動かしたい!というニーズにしっかりこたえられる製品になったんじゃないかと思います。Androidエミュレーターの中では一番お勧めできるんじゃないかと。