ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

アスリートは坂道のある街に住みたいらしい

2011年07月22日 08時34分45秒 | 思ったこと
 東京オリンピックが開かれるまで俺はオリンピックというものを知らなかった。直前のローマ大会が1960年だ。テレビが無かったというのもあるだろう。なんたって当時テレビに登場するスポーツは野球、相撲、プロレスだった。相撲なんてNHK以外の各民放でも実況してたくらい人気だった。

 1968年のメキシコ大会はテレビでもよく中継された。その時生まれた言葉が高地民族。標高2000mのメキシコシティーでの大会では高地が多い国の選手が活躍した。そして高地トレーニングが積極的に行われたのはこの頃からだ。

 中学校では年に1度マラソン大会があった。男子の上位者は運動部に所属してたけど女子は違った。運動部とは全く縁の無い人が上位に何人か居た。共通点は山の中腹のような場所に住んでることだった。日々の徒歩通学で鍛えられたようだ。当時は肥満体型の人は少なかったけど、その中でも皆細身体型だった。そして高地民族と呼ばれた。

 少し前に棡原(ゆずりはら)の話をした。その地域がある上野原市の別の場所で山の上に出来た新興住宅地がある。バブルの頃に開発された住宅地は中央線の四方津(しおつ)駅から標高差約100mの間をエスカレーターで行き来するようになっている。川崎に住んでる頃、デパートでもないのにエスカレーターってことでその様子をテレビを何度か見た。どんな人が住んでるのか知らないが、もしエスカレーターも車を使わなければ自然と足腰が強くなって細身体型になるだろう。





 甲府に走るのが大好き、と言っていいような知り合いがいる。高い山から下山して登山口から甲府の自宅までの数10kmの距離を走って帰ったとか、東京で知人の結婚式があるというので甲府から走って行ったとか。そんな作り話のような伝説を沢山持ってる人がこう言った。「 甲府は坂道が無いのでトレーニングに不便だ 」

 ヨメ友達の旦那は自転車が趣味だ。ある時新潟県の新発田(しばた)から自転車でたった1日で小諸まで帰ってきた。さすがに距離が長過ぎたので菅平超えは断念し奥さんが車で迎えに行った。その後奈良に転勤。坂道が無いのでトレーニングにならないとぼやいてた。

 甲府市の中心部は平らだが少し離れると坂がある。アスリートは坂のある場所に住みたいらしい。奈良に行った時、坂道はそれなりにあった。でもアスリートには平らに見えるようだ。アスリートは急坂のある場所に住みたいようだ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メメ完治 | トップ | 深山髪切(ミヤマカミキリ) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
re:文章の巧さ (F市在住のK さん) (ボッケニャンドリ)
2011-07-23 10:28:14
> ボッケ様の文章の巧さにはいつも感心させられます。
ちょっと近くの木に登ってきます。
(^^)


> 又、富士山の五合目まで自転車で上りました。
ここを登ってみようと思うだけでも並の人よりステージが1つ2つ上がってますよね。



> これらの快挙は手術の後のことです。
ふと死ぬ気でやればって不謹慎な言葉が浮かんでしまいますが、癌も転移さえしなければ、ですね。でも人生観変ったんでしょうね。
返信する
文章の巧さ (F市在住のK)
2011-07-22 22:01:56
ボッケ様の文章の巧さにはいつも感心させられます。
コモアの話は、コモアに一人知り合いがいるだけに他の人よりも面白く読ませて頂きました。
会社の人が自転車好きで藤沢から京都まで路上で仮眠しただけで行きました。(帰りは新幹線でしたが)
又、富士山の五合目まで自転車で上りました。
その人は、数年前に癌で胃を摘出しています。これらの快挙は手術の後のことです。
返信する

コメントを投稿

思ったこと」カテゴリの最新記事