土日、唐沢岳(からさわだけ)のこの岩を登ってきた。色々書きたいことがあるけどその前に岩登りの事を書くことにした。
ロッククライミングというと、谷川岳や穂高岳の絶壁を登るのが一般的なイメージだと思うし、それは間違ってない。でも岩の登り方には色々なスタイルがある。その中にアルパインと呼ばれているものがある。
アルパインで検索するとヒマラヤに登る時の方法について書かれてるが、国内の大きな岩場を登る時にもこの言葉は使われる。この言葉はアルペンと同じだと思うけどアルペンとは言う人はまだ見たことない。でも本チャンと呼ぶ人は沢山いる。
そんなこんなで自分がやっているフリークライミングとアルパインとの違いについて極めて大雑把居な対比表を作ってみた。
項目 | アルパイン | フリークライミング |
---|---|---|
岩の高さ | 数百メートル | 20メートル前後 |
岩場までのアプローチ | 数時間 | 15分 |
道具以外の荷物 | 普通の登山装備 | 昼ご飯やおやつ |
登ってる時の持ち物 | 非常食、雨具など | 手ぶら |
壁自体の難しさ | 易しい | 難しい |
景色 | 良い | 悪い |
天候が急変した時 | 壁の中でビバーク | 荷物をまとめて帰る |
登ってる途中で落ちた時 | 大怪我か死 | 一瞬の恐怖だけ(無傷) |
遭難時の救助方法 | ヘリコプター | 救急車 |
救助が来るまでの時間 | 数日 | 数時間以内 |
その岩場も今は禁止なんて話もあるそうですね。詳細はよく分らないけど、
ぞうきんで拭いたあと、ガスバーナーで乾かしてました。
今して考えると、岩がもろくなるのではいかと。
ま、その恩恵にあずかっていたので、私も同罪ですが。
そういえばそうですね。
> 雨が降っても全然濡れないしね。
濡れた所を雑巾掛けして登ってた大御所もいたそうですね。
座布団一枚。
元気な人は、そのあと人工壁で登りますねぇ。
人工壁がないころは、雨でも登ってましたが・・・。
奥多摩のどっかぶりの岩場は、雨が降っても全然濡れないしね。
フリーは20年くらい前から出て来たもんですが、純粋に登る部分だけをピックアップした感じです。
でも高い山へ登るための練習という意味もあります。街の中にある人工壁で練習することによって登る技術は飛躍的に伸びました。実際、初めてアルパインに連れてって貰った時、フリーやってて良かったぁと思いましたもの。
山スキーは何って言ってるんだろ。アルパインスキーって言ってるような気もするしそうでもないような。
> アルペンスキーのときのアルペン(アルプスAlpsのドイツ語)は、
同じ事を業界によって違う言い方だったり、色々な国の言葉だったりしますね。
カルタ、カルテ、カードとかハート、ハツ(焼き鳥)とか。
スポーツとして独立しているのですね。
アルペンスキーのときのアルペン(アルプスAlpsのドイツ語)は、ノルディック(Nordic北欧の)に対して使われていて、クライミングのアルパインは、「アルプス(山脈)の」という意味よりも「高山の」という意味で使われているのだと思う。
ちなみに、高山植物はアルパインプラント(Alpine plant)と言うそうだ。
新聞も表を多用して欲しいですね。
> 遭難時の救助方法が特にわかり易い
ちなみに滑落した時、県によって待遇が異なるそうです。
わかりやすいです。
遭難時の救助方法が特にわかり易い。