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自民・民主の対決軸はあるのか。党首討論未開催のわけ
国会のなかでの民主党の態度が自民党から注目されている。自民党は、国民投票法案の成立には、どうしても民主党を巻き込むことが必要だと考えているようです。マスメディアも、今朝もニュースで伝えていましたが、民主党とも共同修正にこぎつけたいと考えているようです。
一方の民主党はといえば、党内の事情は非常に複雑なようです。日経新聞が「ラストチャンス 小沢民主一年」という記事を組んでいました。2回の連載で同党の党内事情がより分かったような気がします。むろん日経新聞の立場も頭に入れておいたほうがよいでしょうが。
2回目の記事(4・3)は、つぎのように民主党の指導体制のもろさを伝えています。見出しは「ガラスの結束変化なく」と皮肉っています。小沢、菅、鳩山のトロイカ体制は万全なものかと思いがちですが、あにはからんやと伝えています(下記に引用)。
けれど、民主党のこうした各派入り乱れた議員政党ぶりはよく知られているところでしょう。また、議員一人ひとりが勝手気侭に意見をのべることはそれ自体、評価すべきという意見が出ないわけでもないような気がします。でも、国民の声を代表する国会議員の所属する政党が、玉虫色にみえる政策や態度をとることは、有権者への責任を果たしたといえるかどうか、きわめて疑わしい。本来、政党は国民への責任からいってもそれぞれの問題にたいする政策は明確でなくてはならないはずです。たとえば、下記の日経新聞は、消費税や国防問題にたいする民主党内の意見不一致にふれています。国民にとってはこの2つともたいへん重要な問題だと私は思うわけですが、この重要な問題で党内がまとまらないというのは、ほんとにありなのかと思うわけです。これが恒常化しているのが民主党ではないでしょうか。
このような結束状況をあることをおさえておくと、たとえば今回の知事選、議員選挙で同党がにわかに安倍内閣と対決姿勢を示していること、そして国会内での党首討論が実現しない問題もよくみえてきます。
選挙では、有権者に選んでもらうためには、それぞれの政党の主張が他党との比較で浮き彫りになっていなければなりません。そう考えるならば、突然の対決色の押し出しは、常日ごろの自民党と一緒にオール与党で地方政治をすすめる同党の姿を打ち消そうとする気持ちの反映だといえるでしょう。また、党首討論の未開催は、なによりも安倍首相に象徴される自民党と小沢一郎氏の民主党との間にほとんどちがいがないことの反映でもあります。
今国会で一度も実施していない党首討論について、安倍首相は記者団にたいしてこう語ったそうです。
私は首相ですから、当然いつでも申し出があればお受けしたい。
民主党もなめられたものです。
民主党を支持なさっている方はいま一度、同党の現実政治での対応をぜひふりかえってみていただければと思います。そこにみえるのは自民党とほとんどかわらない政党の本質だと私は思うのです。
下の記事の末尾に亀井静香氏が今後の政党再編の周辺部分についてふれています。亀井氏と私はまったく立場がちがうと考えていますが、亀井氏の推測はあながち的外れではないと私には思えます。ようするに政党再編の戦場に民主党がなるという予測です。
私は民主党にいささかの期待ももっていません。しかし、そうはいっても、同党には、国民投票法で自民党提案に最後まで反対する姿勢はもってほしいと強く思います。できるならば護憲派になってほしい。ムリか?
この問題での民主党の去就が国民の強い関心であることもまた事実だと思うのです。
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== 以下、引用 ==
小沢氏は自らにつきまとう「小沢アレルギー」を菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の両代表経験者で両脇を固める「トロイカ体制」で封じ込めようとした。表向き奏功しているが、タカ派色を強める安倍晋三政権との対立軸をアピールしようとすればするほど、民主内保守派などとあつれきが生じる図式はなかなか変わらない。剛腕といわれた小沢氏も手を焼いている。
「防衛省昇格法案への対応は何だ。役員をかえてくれ」。昨年末、民主は一部の「造反」を出しながらも臨時国会で同法案に賛成した。抗議する野党幹部に小沢氏は「それを言わないでくれ。おれもまさか賛成になるとは思わなかった」。だが、役員交代については「周辺のグループが騒ぎ出すから……」と話すだけだったという。
三月三十日。小沢氏は鳩山氏と会談し、国民投票法案で独自修正案をまとめる方針を了承した。
「このまま与党案に反対したらかなり造反が出ますよ」。与党と最後の調整余地を残した背景には、鳩山氏が数日前に小沢氏に伝えた一言があった。
国民新党の亀井静番代表代行が警告する。「留守宅が空き巣に入られることもある。参院選で野党が過半数をとっても、与党に引き抜かれたらどうしようもない」
== 引用終了 ==
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