森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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多田さんの「2つのたたかい」
このブログで紹介した免疫学者・多田富雄さんのインタビュー記事が目にとまりました(『日経新聞』夕刊、06年5月25日)。
記事によれば、多田さんは「いま、2つの相手と闘っている」。1つは、脳梗塞で体が不自由になったため、リハビリとの格闘。週2回、東大病院に通い歩行訓練をしているそうです。さらに発声も訓練する。生死をさまよった多田さんはその後、身体機能の回復をはかる上で、諸々の事情で思うようにいかなかった、リハビリを継続する大切さを知りました。
もう1つは、多田さんが願う機能の回復なのですが、「回復の効果が期待できない」という理由でリハビリを改悪する医療制度改悪との闘い。リハビリは機能回復だけでなく、社会復帰と人間らしさを取り戻すのに欠かせないのです。
多田さんはいう。「弱者切り捨て以外の何ものでもない。これで日本の医療は成り立っていくのでしょうか。私は本当に怒っているのです」。
生と死の境界にたってきた多田さんだから、その怒りは激しい。
つけくわえれば、小泉首相はみずからの「構造改革」の「仕上げ」として医療制度改悪を位置づけています。多田さんの「日本の医療は成り立つ」のかという問いには、この路線ですすみ続けるならば残念ながらノーとこたえざるをえません。首相の「構造改革」では、医療を担うのは国ではないのです。国の守備範囲に医療はない、開放すべき市場として医療があるのだから。まさに、「構造改革」は弱肉強食、格差拡大に開かれた路線なのです。
このブログで紹介しました。自己と「非自己」の科学? http://blog.goo.ne.jp/longicorn/d/20060506
記事によれば、多田さんは「いま、2つの相手と闘っている」。1つは、脳梗塞で体が不自由になったため、リハビリとの格闘。週2回、東大病院に通い歩行訓練をしているそうです。さらに発声も訓練する。生死をさまよった多田さんはその後、身体機能の回復をはかる上で、諸々の事情で思うようにいかなかった、リハビリを継続する大切さを知りました。
もう1つは、多田さんが願う機能の回復なのですが、「回復の効果が期待できない」という理由でリハビリを改悪する医療制度改悪との闘い。リハビリは機能回復だけでなく、社会復帰と人間らしさを取り戻すのに欠かせないのです。
多田さんはいう。「弱者切り捨て以外の何ものでもない。これで日本の医療は成り立っていくのでしょうか。私は本当に怒っているのです」。
生と死の境界にたってきた多田さんだから、その怒りは激しい。
つけくわえれば、小泉首相はみずからの「構造改革」の「仕上げ」として医療制度改悪を位置づけています。多田さんの「日本の医療は成り立つ」のかという問いには、この路線ですすみ続けるならば残念ながらノーとこたえざるをえません。首相の「構造改革」では、医療を担うのは国ではないのです。国の守備範囲に医療はない、開放すべき市場として医療があるのだから。まさに、「構造改革」は弱肉強食、格差拡大に開かれた路線なのです。
このブログで紹介しました。自己と「非自己」の科学? http://blog.goo.ne.jp/longicorn/d/20060506
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