森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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壊すのが好き-橋下・小沢会談
民主党の面子はみな小沢に近い人物ばかり。再編にかかわって意見交換があるかもしれないと考えていたが、記事ではその辺りはふれていない。記者が席を外してのちに話があったのかもしれない。以下の記事が扱っているのは、都構想への協力を橋下が要請したという一点のみ。
注目したのは、橋下が「古い仕組みを壊す」という表現をもちい、「古いものをぶっ壊さないといけない」と小沢が応じたところ。「壊す」とは何やら物騒な話だが、すでにボクらはこの言葉の洗礼を受けていたはずなのだけれど。しかし、大阪市長選、府知事選では、この主張は再び有権者を惹きつけたといえる。
小泉純一郎が自民党をぶっ壊すといって、総裁選に勝利したのを覚えている人は少なくないだろう。自民党の総裁選に立候補しながら、自民党をぶっ壊すというのは論理矛盾にほかならないのだけれど、こうした短い言葉で表現する彼の方法が新鮮なイメージを有権者に与えたといってよいと思う。この小泉の政治信条を橋下は引き継いでいるといわれており、その入れ込みぶりは、小泉の引退表明では感動ですなどといったくらい。
一方の小沢。小沢はずいぶん以前、1992年のことだが、日本改造計画をぶちあげている。彼は翌年、自民党を出て新生党を結成する。以後、新進党、自由党を経て民主党に参加した。政党が変質するのか、それとも彼の主義主張あるいは姿勢がころころと変わるのか。それは、これだけの政党の離合集散に直接、中心としてかかわっている経歴が端的に示していると思う。
小泉も、小沢も、橋下も外形的に古いものを攻撃する。また、意見が異なると、えてして相手にレッテルを張り批判し敵とみなす。小泉は、反対派を「抵抗勢力」とよんだ。「私の政策を批判する者はすべて抵抗勢力」のように。小沢も党内の閣僚争いで相手を守旧派と決めつけた。橋下はいわずもがな。政策的には新自由主義的な手法を共通して好む。ただ、手法が異なるのと思想・主義が異なるのとは同じことではない。他の自民党・民主党議員とくらべて小泉・小沢・橋下は手法が異なるのであって、思想・主義が必ずしも異なるわけではなく、けっこう古い体質であったりする。あれだけ吹いてる橋下の言葉の端々にも自民党の誰がいったとしてもおかしくはない考えが垣間見える。
さて、その古いもの。彼らが攻撃する古いものが有権者にとって不要なもの、役に立たないもの、利益とならないものかといえば、そうではない。有権者にとってどうなのか、そこをモノサシにしなくてはならないと思う。古いものといって、たとえば君が代歌わない教員は免職といって橋下が切り捨てようとしているものは思想・信条の自由なのだし、あるいは聖域をつくっておきながら「聖域なき構造改革」を小泉は訴えた。つまるところ、痛みを押しつけられたのは国民という結末になってしまった。この3人は有権者に迎合するための演説や手法には長けているが、その主張の視野に有権者がしっかり位置づけられているかといえばそうではない。
都構想の全容は今、明らかでない。しかし、これまでの主張を追ってみるかぎり、首長専横に橋下は強く拘っているように思える。その姿勢にこそ変わり身の早い小沢が飛びつき、新たな受け皿づくりも視野に入れた結果の今回の動きというのは深読みすぎるか。
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注目したのは、橋下が「古い仕組みを壊す」という表現をもちい、「古いものをぶっ壊さないといけない」と小沢が応じたところ。「壊す」とは何やら物騒な話だが、すでにボクらはこの言葉の洗礼を受けていたはずなのだけれど。しかし、大阪市長選、府知事選では、この主張は再び有権者を惹きつけたといえる。
橋下市長、小沢元代表と会談 都構想に「協力」引き出す 橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は20日午前、東京都内で小沢一郎元代表と原口一博元総務相、輿石東幹事長、平野博文国対委員長ら民主党幹部らと相次いで会談し、大阪都構想実現への協力を求めた。 橋下、松井両氏は小沢氏と30分余り会談。同席した原口氏によると、橋下氏は都構想を説明して「(ダブル選で)有権者は古い仕組みを壊すことを選択した。国会で私たちの法案を後押しすることに協力してほしい」と要請。小沢氏は「これだけの改革は大変なことだ。古いものをぶっ壊さないといけない。ついては基本となる法律が必要だろう。そこに自分たちも協力したい」と応じたという。 一方、平野氏は、橋下氏らに「もう少し具体的な説明が必要。私たちは良いものは良い、悪いものはアカンと申し上げていく」と語り、橋下氏は「しっかり説明していく」と答えたという。 |
小泉純一郎が自民党をぶっ壊すといって、総裁選に勝利したのを覚えている人は少なくないだろう。自民党の総裁選に立候補しながら、自民党をぶっ壊すというのは論理矛盾にほかならないのだけれど、こうした短い言葉で表現する彼の方法が新鮮なイメージを有権者に与えたといってよいと思う。この小泉の政治信条を橋下は引き継いでいるといわれており、その入れ込みぶりは、小泉の引退表明では感動ですなどといったくらい。
一方の小沢。小沢はずいぶん以前、1992年のことだが、日本改造計画をぶちあげている。彼は翌年、自民党を出て新生党を結成する。以後、新進党、自由党を経て民主党に参加した。政党が変質するのか、それとも彼の主義主張あるいは姿勢がころころと変わるのか。それは、これだけの政党の離合集散に直接、中心としてかかわっている経歴が端的に示していると思う。
小泉も、小沢も、橋下も外形的に古いものを攻撃する。また、意見が異なると、えてして相手にレッテルを張り批判し敵とみなす。小泉は、反対派を「抵抗勢力」とよんだ。「私の政策を批判する者はすべて抵抗勢力」のように。小沢も党内の閣僚争いで相手を守旧派と決めつけた。橋下はいわずもがな。政策的には新自由主義的な手法を共通して好む。ただ、手法が異なるのと思想・主義が異なるのとは同じことではない。他の自民党・民主党議員とくらべて小泉・小沢・橋下は手法が異なるのであって、思想・主義が必ずしも異なるわけではなく、けっこう古い体質であったりする。あれだけ吹いてる橋下の言葉の端々にも自民党の誰がいったとしてもおかしくはない考えが垣間見える。
さて、その古いもの。彼らが攻撃する古いものが有権者にとって不要なもの、役に立たないもの、利益とならないものかといえば、そうではない。有権者にとってどうなのか、そこをモノサシにしなくてはならないと思う。古いものといって、たとえば君が代歌わない教員は免職といって橋下が切り捨てようとしているものは思想・信条の自由なのだし、あるいは聖域をつくっておきながら「聖域なき構造改革」を小泉は訴えた。つまるところ、痛みを押しつけられたのは国民という結末になってしまった。この3人は有権者に迎合するための演説や手法には長けているが、その主張の視野に有権者がしっかり位置づけられているかといえばそうではない。
都構想の全容は今、明らかでない。しかし、これまでの主張を追ってみるかぎり、首長専横に橋下は強く拘っているように思える。その姿勢にこそ変わり身の早い小沢が飛びつき、新たな受け皿づくりも視野に入れた結果の今回の動きというのは深読みすぎるか。
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