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オリンピック招致 -市長は責任を免れない
西日本新聞の面白い記事(1日付朝刊)がでています。
「落選の波紋・福岡五輪招致<中>攻防 責任ラインは超えた」という記事です。
「気持ちはカラッとしてる」。2016年夏季五輪招致の国内候補都市選考落選から一夜明けた31日朝。東京の日本オリンピック委員会(JOC)事務局を訪ねた福岡市の山崎広太郎市長は、久しぶりに屈託のない笑顔を見せた。
同紙はつぎのようにもいっています。
「五輪招致でいろんな人を巻き込んだ。結果はどうであれ投げ出せない」「惨敗すれば戦えるか考える」。強気と弱気に揺れる日々。政治生命を懸けた選考結果は、あと6票で逆転という「善戦」。政治的には、ぎりぎりの「辛勝」だった。
◆選考結果が市民にもたらすもの
『朝日新聞』が伝える仕切られた選考委員会。JOCが演出をしたというのです。管理人も同じように考えています。うがって考えると、選挙の途中、選考委員から投票方法について質問や意見がでましたが、それすらも怪しい。一部始終がまさにショーとして演出されていたとみれなくもありません。過去のさまざまな経過をみた場合、それくらいのことはやりかねないJOCだと管理人は思うのです。記事中にある山崎市長の姿は―それが本当であるとすれば―こんな裏側があったことをまるで匂わせているかのようです。
話を元にもどせば、この『西日本新聞』の記事に欠けているのは、市民の視点です。市民のみなさんの関心は、これ以上の借金はだめ、ほかにやることがたくさんあるということでした。だから、市民が望んだわけでもないのに市長が臆面もなく臨んだ選考委員会の選考の結果、つまり当選か否かは市民にとっては重大な問題でした。
この記事は、こんな市民の声などに関心はなく、国内候補地に落選した結果を単に市長の去就の面から報じているにすぎません。市民、とくに反対した人はこのように考えたでしょう。落選は、これ以上の税金を使わなくてもすむという点で大きな意味をもち、画期的なことです。市民の運動によってこれだけ鮮やかにその結果がみえる経験を管理人はあまり知りません。あとはすでに使われた税金に関する責任の所在をどうするかということでした。
落選の波紋が立つとすれば、市長の責任が問われ、そこで起こる波紋以外にはありえません。
◆順序だてれば市長の責任は明確
市長が招致立候補表明した以降の経過を、ごく簡単に要点にまとめて示してみましょう。
・市民の多くは招致反対
→6、7割の反対
・しかし、市民の意思は確認をせず準備をすすめた市民無視の市長の姿勢
→札幌市長とのちがい
・準備をすすめる口実は、議会の招致決議(昨年9月)
→「議会が招致を承認した」
・その招致決議がありながら、招致反対請願署名を議会は不採択にできず
→招致を貫けない議会
・そして招致に失敗した
このように順序だてて考えると、山崎市長は責任をとって辞任する以外にないと管理人は考えるのです。
だって、市民がOKをだしていないのに、勝手に税金を使い準備をしてきたわけですから。
なるほど議会は昨年決議をあげましたが、議会はその姿勢を貫けなかったではありませんか。市長の口実は8月11日をもってすでに崩れたのです。市長はその責任をのがれることはできません。
◆走狗と化した? マスコミ
それにしても、どうしようもないのがマスメディアの姿勢です。
「あと6票で逆転という『善戦』。政治的には、ぎりぎりの『辛勝』」と書く西日本新聞は情けない限りです。
善戦でも、辛勝でもなく、百歩譲っても11日の請願審査をふまえ、潔く戦わずして敗れるべきだったと思います。それを、わざわざ「勝ち」という言葉を使い記事をまとめるマスコミが管理人には理解できません。
判断をするのは市民でなければなりません。
提灯もちと管理人がよんできた西日本新聞の「本性」がいよいよ誰の目に明らかになるのではないでしょうか。別の言葉で、それを走狗と化した新聞とよぶこともできるでしょう。
山崎市長の引責問題は9月議会の重要な課題となってくるでしょう。
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おっしゃるとおり、山崎氏には辞めてもらうしかないと思いますが、22票の意味を考えないといけないのかもしれません。当地福岡でも降ろすか降ろさないか、裏でそれなりのかけひきがやられてるのではないでしょうか。
当面は、山崎引責の追及ですね。同時に与党会派も。民主、社民は決議に賛成した責任と態度変更の説明を求めないといけないと思っています。
また、吉田某には、市民投票をいまからでもやったらと求めましょうかな。ぶちあげたわけですから。
気がむいたらお立ち寄りください。