森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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福岡オリンピック 請願審査後の新たな展開
国内候補地決定まであと5日を残すのみとなった。全国紙もこの五輪招致問題に関心を寄せ扱うようになった。招致をめぐっては国内候補地決定の問題は当然だが、須崎再開発をめぐっていくつかの重要な問題が表出していると考えている。
そこで、あらためて福岡市民にとって、招致をめぐってどんな展開があり、どんな問題が課せられているのか、管理人の知るところから考えてみたい。
◆請願審査の影響
管理人は11日の「福岡オリンピック招致に反対する会」の提出した請願署名の審査を契機にした変化に着目したい。結論を先にいえば、これは議会内外に大きな波紋を投げかけたということだ。
何よりも与党会派がこれを無視できなかった。それに民主党や社会党なども、その理由もなく態度をかえるなど、13万の署名のもたらした影響を無視することはだれもできないだろう。現に、招致に賛成する者の、「反対する会」で奮闘した人のwebサイトにたいするほとんど悪意をもった反応をあらわにしていることに端的に表れているように、とくに推進派に与えた「反対する会」の運動の力は大きかったと管理人は考える。
◆評価委員会報告にみる報道姿勢
こんななか、『朝日新聞』が25日、web版で次のように報道した。
16年夏季五輪の国内立候補都市選びで、日本オリンピック委員会(JOC)の評価委員会は25日、東京都の財政力を高く評価し、福岡市には主会場予定地の再開発について懸念を示すなど東京をより高く評価する内容の報告書を公表した。
林務・評価委員長(JOC副会長兼専務理事)は「開催概要計画書や現地調査の結果をそのまま報告した。課題、評価の比重、問題が大きいものなのか過小な問題ですむのか、選定委員が自覚してもらうことになる」と話した。
要約部分で東京都側にはない「懸念」の文言を入れた福岡市の再開発問題については「我々の範畴(はんちゅう)でない問題。疑問、課題と言うより深刻という受け止め」とした。 (東京都を高く評価 五輪候補地でJOCが報告書公表)
一連のエントリーで明らかなように、管理人はこの報道の認識に異論はない。
だが、一方で提灯持ち新聞・西日本新聞(24日付)はいまだにこんな報道をするていたらくだ。
福岡市と東京都が争う2016年夏季五輪招致の国内候補都市選考で、日本オリンピック委員会(JOC)は23日、それぞれの開催計画と能力を検証した評価報告書を両都市に示した。報告書は、両都市の計画を「高水準」と評価したうえで、福岡市については再開発に伴う用地取得の実現性を懸念、東京都に対しては、計画内容の不確定要素や国際大会運営実績の少なさを課題として指摘している。しかし、全体としては明確な優劣をつけていない。
(JOC、評価報告書提出 明確な優劣つけず 福岡「用地取得懸念」 東京「不確定な計画」)
ただし、こんな提灯持ち新聞もあえてこういわざるをえないのだ。
福岡市の課題として、メーン競技場を置く須崎埠(ふ)頭(とう)再開発に関し、すべての地権者の同意が取れていない点への「懸念」を要約に特記。第一種国際空港がないことから、空路によるアクセスの弱点も指摘された。
この違いは何か。ちがいは権力におもねる程度の差だ。むろん『朝日』にそんなところがないといっているのではない。
◆「反対派」を自認する勢力の姿勢
いま1つは、マスメディアのこれまでの報道姿勢に加えて、反対派を自認する「勢力」の精彩のなさだ。これは贔屓目にみた上でのことだが、とくに11日をへてそのように強く感じるようになった。
30日の候補地決定までわずかに5日を残すところとなり、いわゆる反対派といわれるもののうちだれが市民の立場にたって運動しているのか、明確になったいま、市民運動の発展に寄与しようと思うのであれば、あえて「反対派」を自認するもの、とくに、「反対するブログ」などと銘打って、そして自らもアクセスが増えているとのべ、一定の影響をもつブログならば、その位置と役割を自覚し、自分の言説に責任をもつのが当然だというのが管理人の考えるところだ。
ところが、以下のブログはどうか。
管理人の一連の指摘に敏感に反応した―と管理人は考えているが、弁解することしきりである。「偏向報道」を感じるようになったのは7月上旬だとか、民主党吉田氏の出馬の不可解さをのべてはいるが、「それはブログをみればわかる」旨を書くなどと、およそわけのわからないことをのべている。しかし、当のブログがどこで吉田氏出馬のいきさつに疑念を呈していたのか、記事上ではほとんど不明だ。
さらに、11日以降の市民の動向については、ふれることが不可能なのかどうかしらないが、その運動の評価はおろか、ほとんどふれられてはいない。これでは、当のブログが「批判」する提灯もちとどこが違うのか。率直に思わざるをえない。
要するに、管理人がいいたいのは、五輪招致の問題は市民の運動という大きな流れがあるのだから、それに寄り添うような視点がどうしても必要なのだ。それが決定的に欠けている。軸足をどこにおいているのか分からないのだ。私がマスメディアに組み込まれているといったのも、たとえばこんなところに表れているのではないかとの思いからだ。
広い意味でのこのようなメディアの役割には、もっと関心が寄せられても良い課題だといえる。
追記)管理人のブログ上で五輪招致問題をめぐる記事について一定の議論があった。その問題についても管理人は重要だと考えるので別に言及したい。
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管理人は、このエントリーの末尾に書いているとおり対応する予定です。
しばし、お待ちいただければ幸いです。
「九州・福岡オリンピック開催・招致に反対するブログ」を運営しているHN"ジェダイ"と申します。
管理人さんの運営するこのブログは鋭い視点と論述に目を見張るものがあり、よく読ませていただいております。
今回のこの記事中の「反対するブログ」とは、記事内容から察するに、間違いなく、私の運営するブログのことだと思います。
今回のこの記事内容について、私のブログへの悪意ある批判のように思えて残念でなりません。
記事中の私のブログへの指摘の数々について、改めて反論するつもりはありませんが、ひとつ私のほうから言わせていただくとすると、失礼な言い方ですが、今回の管理人さんのこの記事はいつもより多く自意識過剰が全面に出ているように思えます。
今後も「森羅万象、政治・経済・思想を童心にかえって観察」する鋭い記事を読ませて頂きたいと思います。
それでは失礼いたします。
追伸:
このコメント及び、今回のこの記事に書かれている内容が、「九州・福岡オリンピック開催・招致に反対するブログ」のどれを指しているか、このブログをご覧の皆様にわからないといけませんので、該当記事についてTBをさせていただきます。
御了承ねがいます。
加えて、管理人のいたらぬところをご指摘いただき、うれしい限りです。
ご指摘いただいている点については、このエントリーでのべていますように、後日まとめてふれるつもりでいます。その際に、ご面倒ですが、あらためて具体的に言及いただければ幸いです。
いよいよ30日に国内候補地が決定されます。結果は揺るがないと私は確信しますが、お互いに反対の論陣をこれまで以上に張っていこうじゃありませんか。
今後ともよろしくお願いします。