森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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自民党は「死に体」?
翌日の5日には、今度は三大紙をはじめ主要紙に首相と夫人の写真の載った一面広告が掲載されました。環境省の広告ですから、まさに税金を使ったと自民党の宣伝といえるでしょう。その額1億円。異様なカネのかけようです。いずれも電通なのでしょうか。
過剰なこんな押し出しは、松岡氏の自殺に集中的に表現される「政治とカネ」問題につづく、やはり消えた年金問題で窮地に立っていると安倍氏と自民党が判断しているからなのでしょう。だが、心なしか、私には、年金問題が前面に出れば出るだけ、すでに「政治とカネ」問題は後景に押しやられた感じがする。もっとも、この問題は、傷をもつ自民、民主はともに正直なところふれたくない部分かもしれませんが。メディアはいまやこの問題を忘れたか。光陰矢のごとし。
端的にいえば、私たちはこのようにメディアに情報をコントロールされている。そして、参院選がらみの報道は、その多くが自民VS民主の観点で貫かれています。
自民、民主両党ともマニフェストを発表しました。
年金、政治とカネ、格差の是正、憲法「改正」などを自民党は柱としているようです。この2つの政党を比べてみて、細かい点を除けばその違いを見出すことは私にはなかなか困難です。改憲スケジュールを示し、消費税を今秋打ち出すことを明記している自民党は、その限りで正直なのかもしれません。どうなんでしょうか。
与党過半数維持は「至上命令」=自民・青木氏(時事通信社6・3)
自民党の青木幹雄参院議員会長は3日、島根県雲南市などで開かれた同党参院議員の会合であいさつし、夏の参院選について「本当に関が原の戦いだ。公明党としっかりスクラムを組んで何としても過半数を維持することが至上命令だ」と述べ、与党勝利に向けた全面支援を訴えた。
その上で青木氏は、「過半数を割ったら内閣も自民党も死に体になる。景気が良くなりつつある時に国自体がどうなるか、そういうことを懸けたのが今度の選挙だ」と強調した。
この青木氏の発言には、自民党の決意が現れているともいえるでしょう。自民過半数割れかといわれて久しい。ところが、自民ははたして「死に体」に近づきつつあるのか。必ずしもそうではないと思うのです。
業界別にタガをはめて、自民党はこれまで参院選をたたかってきました。これは今も生きている。先日、医師会と知人が懇談した際、医師会の部屋までの会館内の通路には同会推薦の自民予定候補(現議員)のポスターがたくさん貼られていたそうです。自民の出足は早い。票を集める指示は終っています。号令をかけ、集票機能はずっと高まっていると考えてよいのではないでしょうか。
果たして自民党は「死に体」なのか。とても私にはそう思えないのです。党内からの批判が強かったといわれる年金問題ビラーそれは菅氏を攻撃し、責任を転嫁するものでしたがー をつくったのが片山さつき議員だといわれていますが、ビラのタッチをみると、それだけではないような気がしてなりません。推測の域をでませんが、公明党とその周辺組織の関与はないのか、私はそれを疑うのです。
なす術もなく「死に体」を受け入れる自民党政府ではありません。広く民主党へのある種の共同幻想があるように思いますが、しかし、それを前提に、仮に過半数を割ったとしても政党再編の筋道をとうに考えているのが自民党ではないでしょうか。
自民党のもろさが浮き彫りになっているからこそ、逆にその反動も予想されることを、前提にしておかなくてはならないように思うのです。
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