森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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2つの党首選
民主党代表選につづいて自民党総裁選がはじまりました。
自民、民主の主張に関心などもともと私にはありませんが、あらためて両党の根本的な相違がテレビニュースで伝えられるわずかな時間をとおしてさえ、はっきり伝わってきます。
それは、おおげさにいえば政党としての成熟度のちがいだといえるかもしれません。結論をいえば自民党は政党の体をなすが、民主党はそれを欠くということです。つまり、民主党の成熟度ははるかに自民党に及ばない、こう私にはみえます。
具体的には、良し悪しは別にして、根幹をなす主張については自民党の5人はほとんど相違がなかった。一方の民主党。やはり唖然とします。私は、政権交代前から民主党が何かしら日本をかえるなどという期待は幻想にすぎないと考え、主張もしてきましたが、この政党にそんな期待すること自体がほとんど誤り、無意味だったといってよいと結果的にも思えました。代表選の候補者たちは4者4様、別の言葉でいえば好き勝手をのべているにすぎません。そもそも民主党という一つの政党の党首を選ぶ選挙に彼は臨んでいるはずなのに、その自覚の一かけらもないように私にはみえました。民主党を推してきた人たちの中には、この「民主性」がよいのだと数年前、いっていたようにも思いますが、それにしても(政党として)何も成長していません。だから、一方では、かじとりの方向すら定まらないこんな政権党の政治がうまくいくはずないともいえそうです。政党は、サロンではない。同好会ではない。
むしろ、民主党そのものが思想で集まるのではなく、あるいは信条を一つにする者が集まるのでもなく、少なくない部分が、ただただ選挙に勝つためのメームバリューのみが欲しかった、その限りで俗物である議員候補者の集まりにすぎなかったわけでしょう。その彼らが今、崖っぷちにたたされているのは結局、身から出た錆だといってもよいでしょう。
こうしてみると、風をよむことに敏な松野頼久などの維新への「転籍」の動きは、民主党議員の象徴だといえるかもしれません。
民主党は、そもそも綱領をもたない。綱領で一致するのが政党。だから、綱領がアイデンティティになるはずですが、民主党は、寄せ集めだから綱領を定めることができないという反転をしていても、何の苦痛も感じてこなかった。こうみてくると、どんな口実をいおうと、小沢の離反劇もさもありなんということが分かるでしょう。
2つの党首選はこうしたこの3年あまりの「激変」を私たちが振り返ることを可能にしました。
政権交代は、小選挙区制にもとづく二大政党制の名で、こうした政党とは到底いえない政権党を生み出したという皮肉です。
しかし、日本の政治は同じ平面を何度もくるくると回るようにも思えます。
民主党の姿が維新にダブってきませんか。
民主党議員らしく松野はいち早く維新に鞍替えしましたが、これこそ一つの分かりやすい一例で、3年前の民主党の役割をこんどは維新が担おうとしているということではないでしょうか。
率直にいえば、有権者は政権交代という言葉にあおられ、民主党の何たるかも後景におしやって、同党を政権につかせました。その結果が今日。
維新は、二大政党のこの危機を橋下のパフォーマンスに象徴される形だけで回収しようとする役割を果たそうとしているように私にはみえます。
しかも、維新もまた綱領とはとてもいえない「八策」を綱領とよんでいるという点で、民主党と同じでしょう。プログラムすら明確でない「政党」をまたぞろメディアがもちあげ、それに有権者があおられるのなら、先にのべたように、また同じ平面を繰り返す結果になってしまう。
外形にとらわれてしまうととんでもない、しっぺ返しを被るのは有権者なのです。
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自民、民主の主張に関心などもともと私にはありませんが、あらためて両党の根本的な相違がテレビニュースで伝えられるわずかな時間をとおしてさえ、はっきり伝わってきます。
それは、おおげさにいえば政党としての成熟度のちがいだといえるかもしれません。結論をいえば自民党は政党の体をなすが、民主党はそれを欠くということです。つまり、民主党の成熟度ははるかに自民党に及ばない、こう私にはみえます。
具体的には、良し悪しは別にして、根幹をなす主張については自民党の5人はほとんど相違がなかった。一方の民主党。やはり唖然とします。私は、政権交代前から民主党が何かしら日本をかえるなどという期待は幻想にすぎないと考え、主張もしてきましたが、この政党にそんな期待すること自体がほとんど誤り、無意味だったといってよいと結果的にも思えました。代表選の候補者たちは4者4様、別の言葉でいえば好き勝手をのべているにすぎません。そもそも民主党という一つの政党の党首を選ぶ選挙に彼は臨んでいるはずなのに、その自覚の一かけらもないように私にはみえました。民主党を推してきた人たちの中には、この「民主性」がよいのだと数年前、いっていたようにも思いますが、それにしても(政党として)何も成長していません。だから、一方では、かじとりの方向すら定まらないこんな政権党の政治がうまくいくはずないともいえそうです。政党は、サロンではない。同好会ではない。
むしろ、民主党そのものが思想で集まるのではなく、あるいは信条を一つにする者が集まるのでもなく、少なくない部分が、ただただ選挙に勝つためのメームバリューのみが欲しかった、その限りで俗物である議員候補者の集まりにすぎなかったわけでしょう。その彼らが今、崖っぷちにたたされているのは結局、身から出た錆だといってもよいでしょう。
こうしてみると、風をよむことに敏な松野頼久などの維新への「転籍」の動きは、民主党議員の象徴だといえるかもしれません。
民主党は、そもそも綱領をもたない。綱領で一致するのが政党。だから、綱領がアイデンティティになるはずですが、民主党は、寄せ集めだから綱領を定めることができないという反転をしていても、何の苦痛も感じてこなかった。こうみてくると、どんな口実をいおうと、小沢の離反劇もさもありなんということが分かるでしょう。
2つの党首選はこうしたこの3年あまりの「激変」を私たちが振り返ることを可能にしました。
政権交代は、小選挙区制にもとづく二大政党制の名で、こうした政党とは到底いえない政権党を生み出したという皮肉です。
しかし、日本の政治は同じ平面を何度もくるくると回るようにも思えます。
民主党の姿が維新にダブってきませんか。
民主党議員らしく松野はいち早く維新に鞍替えしましたが、これこそ一つの分かりやすい一例で、3年前の民主党の役割をこんどは維新が担おうとしているということではないでしょうか。
率直にいえば、有権者は政権交代という言葉にあおられ、民主党の何たるかも後景におしやって、同党を政権につかせました。その結果が今日。
維新は、二大政党のこの危機を橋下のパフォーマンスに象徴される形だけで回収しようとする役割を果たそうとしているように私にはみえます。
しかも、維新もまた綱領とはとてもいえない「八策」を綱領とよんでいるという点で、民主党と同じでしょう。プログラムすら明確でない「政党」をまたぞろメディアがもちあげ、それに有権者があおられるのなら、先にのべたように、また同じ平面を繰り返す結果になってしまう。
外形にとらわれてしまうととんでもない、しっぺ返しを被るのは有権者なのです。
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