森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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10月11日(木)のつぶやき
@THAWK007 綱領は(党員は)誰もが認めなければならないはず(以下)。こんな無原則な運営に橋下が甘んじていることからくる必然です。@coleo_ptera 八策が綱領ならば以下の論理は成り立たない。→”地方に関係することは100%賛同、(そうでない部分は)自由行動”
交付金は廃止しないでしょう。民主は党財政の85%近くが交付金ですからね。(共産党を除く)他党とて事情は同じ。政党活動の国家管理です。個人の思想信条に反する。今日の政治のていたらくは一面で交付金がもたらしたともいえる。@THAWK007 泥船に風穴を開ける様な事をして・・。
釈明に橋下が今後、汲々とするにちがいない。なにせ地方に関係ない部分は”政治家の自由行動”だといってしまったのだから。綱領がないに等しい似非政党といってさしつかえない。 htn.to/HVS5kJ
できあいの組織化で浮き彫りになってきた「政党」の矛盾。党内不一致は、まるで綱領をもたない現政権党ゆずりのようにもみえる。 htn.to/dWt3Hv
空費の典型。"民主党が野党だった当時にも同様のケース”というにいたっては、党利党略ならぬ子供の喧嘩にすぎない。 htn.to/sxUWgk
維新は政党といえるのか
現憲法を否定し帝国憲法が今でも生きているとする請願に賛成したのですから、その行動に驚いた人は少なくありません。
この(私からすれば)愚挙としかおもえない東京維新のふるまいを、党首の橋本大阪市長は、いったんは容認しました。
日本維新の会と連携する東京都議会の会派「東京維新の会」が9月定例会で「日本国憲法は無効で大日本帝国憲法が現存する」との請願に賛成した。日本維新の会を率いる橋下徹大阪市長は9日、記者団に「地方議会は維新八策のうち地方に関係することは100%賛同してもらわないといけないが、そうでない部分は政治家の自由行動だ」と述べ、連携に支障はないとの考えを示した。
「大日本帝国憲法が現存」請願に賛成 東京維新の会
請願は不採択となり安堵しましたが、東京維新が請願に賛成し、橋下市長が容認した事実は重いといわなければなりません。歴史を逆に戻そうとする動き、反憲法の姿勢に私は強く反対します。
その上で、この東京維新の言動に関して露わになった維新という「政党」の実態にふれておきたいと思います。
上記の橋下党首の発言は、この「政党」がいかにでたらめなのかをよく示して余りあります。
八策は到底、綱領とはいえない代物です。が、橋下氏はこれを(維新の)綱領だといってきました。八策が綱領だとすると、維新の党員はこの綱領と自らいう八策を認めていると考えるのが順当でしょう。ところが、記事にあるように「地方に関係することは100%賛同」しないといけないが、「そうでない部分は政治家の自由行動」だと氏はいい出す始末。氏の政党というもの、綱領というものの理解に疑問をもって当然でしょう。アイデンティティであるはずの綱領ですが、直接、かかわりがない文言、項目については自由でいいというのですから、「寛容な政党」ですね、維新という「政党」は。むしろ、でたらめな政党といってよいでしょう。もっとも、政権党・民主党は綱領するもっていない政党であることも記憶にとどめておかないといけません。
橋下氏の発言は、よほど政党というものを理解していないか、場当たり的な(東京維新をかばう)見解をのべたかのどちらかでしょう。いずれにせよ、あらためて橋下氏の無責任が明らかになったのではないでしょうか。
どこからみても、おかしな橋下氏の対応。
反発を恐れたのか、態度を変化させました。
新党「日本維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)との連携を目指す東京都議会の会派「東京維新の会」が、現行憲法を無効として戦前の大日本帝国憲法の復活を求める請願に、今月4日の都議会で賛成していたことが分かった。橋下代表は10日、「ありえない」と苦言を呈し、今後の連携を見直す考えを示した。
請願は京都市内の男性ら約5000人によるもので、「我が国の独立が奪われた時期に制定された」と現行憲法の無効を主張。皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜(ふそん)の極み」と批判し、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」するよう決議を求めた。
請願は、東京維新の野田数(かずさ)都議が紹介議員になり、東京維新の3人が賛成したが、反対多数で採択されなかった。
東京維新の会:帝国憲法復活に賛成 橋下市長「ありえぬ」
東京維新のふるまいを今度は「ありえぬ」として、連携を見直すそうです。
しかし、東京維新の言動を当初、容認したのはほかならぬ橋下氏でした。自由行動だとのべたのですから。
橋下氏はまず、この自らの発言について釈明し撤回する必要がある。東京維新が批判されるのはもちろんでしょうが、橋下氏の二枚舌的な、あるいはころころと発言を変えて恥じない態度こそ指弾されてよいと思えます。
無責任の極みではないでしょうか。
綱領とはいえない八策という「綱領」をかかげ、ばらばらな組織で、およそ政党の体をなしていない日本維新の現状。
下の根もかわかぬうちに態度をかえる橋下氏の無責任。
でたらめの限りです。
政党とは到底いえない維新。
反発が高まると、連携を見直し、こんどは斬って捨てようと代表が一言いって、決まりそうな「政党」。やっていることもでたらめだが、それを制御しようとする党首の発言もまた専横で、でたらめな「政党」に何を託すというのでしょうか。
維新は「賞味期限切れの腐った政党」だといよいよ宣告しなければならない時が迫っているように思えるのです。
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