今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

15年越しの恋

2013-11-06 | レッスン日記

先週のレッスンでなんとなーくわかったような・・・というポジション。
確認すべく、Vanne, o rosa fortunataを歌ってみました。「ここ!」ということを意識して・・・

若干ターンとか相変わらず字余りになってしまったところもありましたが、感覚的にはちゃんと思ったところを意識できた。

そして、この日の担当M谷先生。
「声がいつもより安定してるように感じたけど自分ではどうでした?」
なので、先週気づいたことをお話しました。
「歌う姿勢もいい感じだった」ことも触れていただきました。

結局、「ポジション」が息の流れに影響を及ぼして歌い方に影響するんですね。
ポジションが崩れると上手く息が流れない。
息が上手く流れないから声帯も調整が効かない。
息が上手く流れないから発音もよくない。
正しく息が流れないから音程も悪くなる。などなど。
 

私の場合は高音が得意なので、よく「高音を出すときと同じポジションで歌えばいい」といわれるわけですが、その高音は意識しなくて出るので、どこがポジションなのかわからなかったのです。
でも、オリンピアを歌ったときにかなり動きをつけましたので、意識的に支えていた場所という感覚があったことは確かでした。
また歌曲に戻ったとき、なんだか心地がよくない。それで、もしかして・・・と、オリンピアのときの体の記憶をたぐり寄せた、というワケでした。

もちろん、ちょっと気を抜くと特に下降形ではヘロヘロしてしまうので、かなり意識をして声を前に出すようにしないといけないのですが、先生からは「もう中間音が出ないという心配はいらないのだから、これからは音楽的なことをもう少し考えていきましょう」といううれしい言葉をいただきました。 

「高音を歌うときと同じところで」。
声楽を始めた頃から言われ続けてたのですからかれこれ15年・・・ああ、長かった私の「恋」・・・じゃなくて「声」。
初心者なのに声を持っていて一発目からスコーンと出してしまう人もたくさんいましたから、やってもやってもできない自分が何度も情けなくなったものでしたが、諦めないでよかった、と心から思います。見つけた声、これからさらに磨きをかけます。

一時、中低音も響くようになったと思った時期があったのですが、それはポジション下げて歌ってただけだったんだなぁ、きっと。しばらく高音がない曲ばかりやっていたから高音出ないこともなかったし、気づかなかったんですね。
そういえば低音に響きがついて重くなって高音が出づらくなっているって言われたことがありましたが、それ違うし!
気づいてよかった~~!! 


やっと音楽表現へのチャレンジに特化できるに至るところにこぎつけ、選曲が楽しいJasmineでした。 

 

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