夫が嫌いなわけではない。
確かに大嫌いだと思っていた時期もあった。
その頃は、同じ空気を吸うのもいやだと思った。
その頃の私は、夫にものすごく腹を立てていたことがあって、
そのことを、心から許せる日はこないだろうと思っていた。
そして、そう思うことに罪悪感を感じたりもした。
でも、そのことを許したのか?
それはわからないけれど、とにかく忘れた。
自分でも驚くくらいに早く忘れた。
積極的に考え方を変えようとした経緯もあるけれど。
夫はいい人だと思う。
私とは違って家族思いで…。
あれこれやってくれるし、いなくては困る人である。
感謝もしている。
でも…。
でも、楽しくないのである。夫といても。
一日中同じ部屋にいなくてはならない時など、息が詰まりそうである。
時を経た夫婦なら、そんなに珍しいことでもないのだろうか?
最近、何度も思った。
結婚する前、夫とは水族館にも、遊園地にも行ったことがない。
デートと言えば、喫茶店で本を読んでいただけ。
そう思うと、「あ~あ!」と思うけれど、
その時の私は、それでいいと思っていたのだと思う。
夫と、水族館にも、遊園地にも、行きたいとは思わなかったのだと思う。
私が行きたいと言えば、夫は連れて行ってくれただろうと思う。
夫と恋愛関係にあった時のことなんて、もう思い出せない。
確かに、少しは好きだった。
でも、夫との結婚を決めた時、私は、自分に対して彼と結婚することの言い訳を探していた。
私にはできないことができる人だと思った。
だから尊敬できると思った。
何だか、夫にするにはとてもいい人なので、
守護霊さまが、なんとかこの人と結婚させようと、画策したのではないかと思ってしまう。
こんなことを思っていることが、夫には申し訳ないと思う。本当に。
夫の方はどうだったのだろう?
彼は、本当に私のことが好きだったのだろうか?
私は、夫に本音で話をしないけれど、あちらも私に本音の話をしないような気がする。
夫婦は本音でぶつかり合って、本当の夫婦になっていくものなのかもしれないが、
私たちは、お互い本音を言わないことで、なんとかうまくやってこられたような気がする。
夫は、私とは違って、思い立ったら何でもすぐ行動に移すタイプだ。
何年か前から、時々思いがけないことを始めるようになった。
段ボールを使って、突然庭で燻製を始めたり…。
そんな趣味があるなんて、思いもよらなかった。
田舎育ちで、畑仕事に興味があるのか、今年は、小さな庭にナスとキュウリの苗を1本ずつ植えた。
梅の木にに実がなったので、梅干しを作った。
時々、漬物も漬ける。
粕漬けを作っている。私は粕漬けはあまり好きじゃないので、どうせなら糠漬けに挑戦してほしい。
何だか好みも全然違う。
私はパスタが好きだったけれど、夫はあまり好きじゃない。
夫がいる日のお昼ごはんの選択肢が一つ減る。
夫は、スパゲティと言えば、イタリアン(ナポリタンとも言う)。
それもこの地方独特の鉄板にのったイタスパである。
私も、鉄板にのったスパゲティは好きだったけど、
イタリアンよりミートだったな。
夫は、喫茶店に行くのが好きで、子供が小さいころから休みの日には家族でよく行っていた。
私が喫茶店に行くのは、漫画を読むのが目的だったので、
子供が大きくなって、私の読みたい漫画を子供に取られるようになると、
もう私が喫茶店に行く意味がない。
それでも、子供が喜んで行っていたころは、家族で喫茶店に行っていた。
子供がついてこなくなってからも、時々夫にモーニングに誘われたが、私はあまり行かなかった。
夫婦のコミュニケーション不足は、私の責任も大きい。
夫には友達がいるのか?
結婚式にも来てくれた友達は、遠方に住んでいて、あまりつき合ってる様子もない。
昔から、会社の人は友達とは違うと言っていた。
最近は、会社の人の話をすることもちょくちょくある。
でも、友達と連れ立ってどこかに行くということはまずない。
近所の人とも、そこそこに親しくはしているが、一緒に遊びに行くほどの仲ではない。
完全に退職したら、ずっと家にいるのだろうか?
どこか遊びに行けばいいのに。
夫とは本音の話をしない。
以前に書いたことだが、夫が私の話をいい加減にしか聞いてくれないので、
私は、夫に直接関係のない話をしなくなった。
でも…、ふと思った。
IGUちゃんだったらどうだったろう?
うーん…、確かにIGUちゃんも私の話なんて真剣に聞いてはくれなかったかもしれない。
でも、IGUちゃんだったらそのことで怒っただろうか?
話すのをやめただろうか?
話を聞いてくれないことを哀しいとは思っただろうけど、怒りには繋がらなかったかもしれない。
…。
やっぱりそういうことなのかな?
確かに大嫌いだと思っていた時期もあった。
その頃は、同じ空気を吸うのもいやだと思った。
その頃の私は、夫にものすごく腹を立てていたことがあって、
そのことを、心から許せる日はこないだろうと思っていた。
そして、そう思うことに罪悪感を感じたりもした。
でも、そのことを許したのか?
それはわからないけれど、とにかく忘れた。
自分でも驚くくらいに早く忘れた。
積極的に考え方を変えようとした経緯もあるけれど。
夫はいい人だと思う。
私とは違って家族思いで…。
あれこれやってくれるし、いなくては困る人である。
感謝もしている。
でも…。
でも、楽しくないのである。夫といても。
一日中同じ部屋にいなくてはならない時など、息が詰まりそうである。
時を経た夫婦なら、そんなに珍しいことでもないのだろうか?
最近、何度も思った。
結婚する前、夫とは水族館にも、遊園地にも行ったことがない。
デートと言えば、喫茶店で本を読んでいただけ。
そう思うと、「あ~あ!」と思うけれど、
その時の私は、それでいいと思っていたのだと思う。
夫と、水族館にも、遊園地にも、行きたいとは思わなかったのだと思う。
私が行きたいと言えば、夫は連れて行ってくれただろうと思う。
夫と恋愛関係にあった時のことなんて、もう思い出せない。
確かに、少しは好きだった。
でも、夫との結婚を決めた時、私は、自分に対して彼と結婚することの言い訳を探していた。
私にはできないことができる人だと思った。
だから尊敬できると思った。
何だか、夫にするにはとてもいい人なので、
守護霊さまが、なんとかこの人と結婚させようと、画策したのではないかと思ってしまう。
こんなことを思っていることが、夫には申し訳ないと思う。本当に。
夫の方はどうだったのだろう?
彼は、本当に私のことが好きだったのだろうか?
私は、夫に本音で話をしないけれど、あちらも私に本音の話をしないような気がする。
夫婦は本音でぶつかり合って、本当の夫婦になっていくものなのかもしれないが、
私たちは、お互い本音を言わないことで、なんとかうまくやってこられたような気がする。
夫は、私とは違って、思い立ったら何でもすぐ行動に移すタイプだ。
何年か前から、時々思いがけないことを始めるようになった。
段ボールを使って、突然庭で燻製を始めたり…。
そんな趣味があるなんて、思いもよらなかった。
田舎育ちで、畑仕事に興味があるのか、今年は、小さな庭にナスとキュウリの苗を1本ずつ植えた。
梅の木にに実がなったので、梅干しを作った。
時々、漬物も漬ける。
粕漬けを作っている。私は粕漬けはあまり好きじゃないので、どうせなら糠漬けに挑戦してほしい。
何だか好みも全然違う。
私はパスタが好きだったけれど、夫はあまり好きじゃない。
夫がいる日のお昼ごはんの選択肢が一つ減る。
夫は、スパゲティと言えば、イタリアン(ナポリタンとも言う)。
それもこの地方独特の鉄板にのったイタスパである。
私も、鉄板にのったスパゲティは好きだったけど、
イタリアンよりミートだったな。
夫は、喫茶店に行くのが好きで、子供が小さいころから休みの日には家族でよく行っていた。
私が喫茶店に行くのは、漫画を読むのが目的だったので、
子供が大きくなって、私の読みたい漫画を子供に取られるようになると、
もう私が喫茶店に行く意味がない。
それでも、子供が喜んで行っていたころは、家族で喫茶店に行っていた。
子供がついてこなくなってからも、時々夫にモーニングに誘われたが、私はあまり行かなかった。
夫婦のコミュニケーション不足は、私の責任も大きい。
夫には友達がいるのか?
結婚式にも来てくれた友達は、遠方に住んでいて、あまりつき合ってる様子もない。
昔から、会社の人は友達とは違うと言っていた。
最近は、会社の人の話をすることもちょくちょくある。
でも、友達と連れ立ってどこかに行くということはまずない。
近所の人とも、そこそこに親しくはしているが、一緒に遊びに行くほどの仲ではない。
完全に退職したら、ずっと家にいるのだろうか?
どこか遊びに行けばいいのに。
夫とは本音の話をしない。
以前に書いたことだが、夫が私の話をいい加減にしか聞いてくれないので、
私は、夫に直接関係のない話をしなくなった。
でも…、ふと思った。
IGUちゃんだったらどうだったろう?
うーん…、確かにIGUちゃんも私の話なんて真剣に聞いてはくれなかったかもしれない。
でも、IGUちゃんだったらそのことで怒っただろうか?
話すのをやめただろうか?
話を聞いてくれないことを哀しいとは思っただろうけど、怒りには繋がらなかったかもしれない。
…。
やっぱりそういうことなのかな?
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